2017年03月29日
書評『じぶん・この不思議な存在』
こんにちわ、小谷中広之です
「小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
「小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、鷲田清一様の「じぶん・この不思議な存在」です
このような方にお勧めです
「自分という存在に興味のある人 または探している人」
著者の方のプロフィール
「1949年生まれ 朝日新聞で折々の言葉を連載 著者 大谷大学文学部教授」
まとめ
自分探しの旅、その旅の終着点はいったいどこなのだろうか?
きっとそれは死ぬまでわからないのではないか
生きている間はずっと探し続けるのかもしれない
それは意識してもしていなくても
しかしこの本の冒頭らへんにも書いてある通り、自分の存在をふと意識するときは、自分という存在が衰弱しているときなのかもしれない
つまりは休息に入りなさい、と自分から自分へメッセージを送っているのだろう
そしてその休息は時に変態への一歩となるかもしれない、つまりイモムシは蝶へ、ヤゴはトンボへ、幼虫は成虫へとなるように
進化とは違う、なるべくしてなる。変態のように
現在の自分ではない自分、そうあり得たかもしれない自分という存在は、決して現れることはない
悔やむことをすればただ虚しく、辛くなる
そうあり得たかもしれない自分を捨てて生きていく。そして「そうありたい自分」に向かって今を生きていく
この繰り返しで生きていく
社会なければ、他者がいなければ自分の存在価値というものは示すことができない
互いに存在を示しあうことで自分というこの不思議な存在がその瞬間は明確に近いものになりうるのかもしれません
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
じぶん・この不思議な存在 [ 鷲田清一 ] |
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