2016年11月30日
書評『知の発見 「なぜ」を感じる力』
こんにちわ、小谷中広之です
「小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
「小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、中村桂子様の「知の発見 「なぜ」を感じる力」です
このような方にお勧めです
「生態系を自分の人生のヒントになるような発見や発想をしたい人 地球上の生物に興味のある人」
著者の方のプロフィール
「1936年東京生まれ 理学士 JT生命師研究館館長」
まとめ
この地球上で生息している生物に関する専門書や、もちろん植物に関する専門書をたくさん読んでいるため、まさにそれが自分の愛読書のジャンルの一つといっても過言ではありません
この「知の発見」は内容は全て生物に関するものばかりではありません。しかし、人間を地球上の生物として考えた場合は、やはり生物に関する本ということになると思いますが
水俣病の原因となる水銀がどのようにして人間に害を及ぼしたのか、その間には様々な生物たちが関わっていてその生物を食べることで人間が捨てた水銀がまた、人間の手によって戻ってくるのですが、その戻ってきた場所が人間の体内になったということ自体を考えさせられました
些細な思い込みが実は大きな、とても大きな甚大な被害の結果となってしまったことは世の中には数多くあげられると思います
人間の思い込みが招いた結果はとても悲惨であり、教訓として忘れてはならない出来事であります
例えば、ごみのポイ捨て、「乾電池」を捨てるとします。「きっと誰かが拾うだろう」と
その後、犬と散歩を楽しんでいる人がそこを通って、飼い主が気づかずにその犬が食べてしまうとします
すると、その犬には何かしらの体調の悪化が現れて死んでしまい、その飼い主の方はひどく落ち込んで生きる気力を無くして自殺をしてしまった場合。どのように考えても乾電池を捨てたときの「きっと誰かが拾うだろう」と考えて起こした行動にすべての原因が存在しているのです
もっと深く掘り下げたとして、そもそも乾電池をそのように作らなければよいと考えられますが、今の自分が生きている生活圏ではやはり現存の乾電池でなければ使えないものがたくさんあります
要するにこの場合は、「道具に罪はない。処分方法に罪がある」ということに尽きると思います…
ということを水俣病に関する文章を読んで思い、感じました
生物にか何しての驚きの一つは、人間の味覚感じる舌、その舌には未来という特別な細胞があり、ここで味を感じます。この味蕾は、実はチョウの前足の感覚毛と全く同じ構造をしているということです
これに関して、今後たくさんの書物を読む中できっと出会うであろう疑問が生まれました
それは、「人間の味蕾の発達とチョウの味蕾の発達」についてのもっと詳しい内容が書かれた本に出合うことです
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
知の発見 「なぜ」を感じる力 [ 中村桂子 ] |
⇓私の会社のホームページです。コラムも書いていますので覗いてみてください⇓
http://cycleair.jp/
タグ:中村桂子 様
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5650230
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック