2016年12月05日
書評『流れとよどみ』
こんにちわ、小谷中広之です
「小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
「小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、大森荘蔵様の「流れとよどみ」です
このような方にお勧めです
「哲学に興味のある方 幽霊への恐怖を克服したい人 まっすに物事を見つめてみたい人」
著者の方のプロフィール
「1921年岡山県生まれ 哲学者 著者」
まとめ
幽霊と私たち生きている人間との違いとなんだろうか?そんなことは今まで考えもしなかったがこの本に出会いそれを考え始めてしまい、なるほどと思う大森さんの違いに関する考え方に触れられました
私が最初に思ったのはやはり、生存者か死者か、でしたがなんだか個人的な意見ですが幽霊とは死んでいるモノという定義自体が疑問に感じています。その疑問に対しての意見は書いてありませんが、大森さんの幽霊のトレードマークといえるものは「さわれる」、「見えるが、さわれない」であるそうで、私は納得してしまいましたが皆さんはどうでしょうか?
大森さんも本の中で言っている通り、さわれないということをトレードマークにするのなら他にもたくさんの事柄が出てきます。例えば蜃気楼、鏡の中の世界、幻覚などそれもまた一つ幽霊的現象と呼べるのでしょうか
また、色の見方についても触れてあり、その内容も納得できてしまいます
その他に、「未来も過去もただ考えるということでしか現れない」などなど
私がこの本を読んで最も自分の心に残った言葉それは「今目の前にあることだけが真実」ということです
この言葉はすでに私の一部となっています、この言葉をもつことで散歩がとても楽しくなりました。同様にかといいますと、歩いていると一瞬人に見えたモノがよく見ると看板だったり、岩だったりということがありますが、その一瞬の人に見えた気持ちを大切にしていることでしょうか。「今の一瞬で見えた人はよく見れば岩だけれども、確かに一瞬のその時は人だった。ではその人とはどのような人だったのだろうか?」と考えながらの散歩はまた一つ思考力の向上につながるのではないでしょうか
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
流れとよどみ [ 大森荘蔵 ] |
⇓私の会社のホームページです。コラムも書いていますので覗いてみてください⇓
http://cycleair.jp/
コラムも書いていますでお気軽に観覧しに来てください
タグ:大森荘蔵 様
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