2017年08月15日
3人制バスケットボールがオリンピック正式種目へ〜地域振興とスポーツ
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先週末、私たちが入居している神戸ファッションマートで行われた3人制バスケットボールのCross Conference Cupが終了しました。3人制バスケットボールは今年の6月9日に2020東京オリンピックの正式種目として認められたことで俄然注目を集めています。今大会にはBリーグで活躍していたプロバスケットボール選手も何名かいたようです。
初めて観覧しましたが、ストリートバスケットボールが基になっているので、大音響のラップミュージックとサングラスをかけたDJがアナウンスしながら進行するという新しいスタイルです。ストリート感覚で今のところ、日本では観覧は無料で開催されているようです。試合開始前にはラップミュージシャンによるミニライブもあったようで、観覧者はスポーツと音楽エンタテインメントを同時に楽しめます。
2020東京オリンピックの正式種目に、3×3バスケットボールの追加採用が決定したことに対して公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA)三屋 裕子 会長は以下のようにコメントを述べています。
この度、3×3バスケットボールが、2020東京オリンピックの追加種目に決定したとの報を受けました。私たちバスケットボールファミリーにとって、この上なく名誉なことであり、また嬉しいことです。
国内ではまだまだ認知度が低い現実はありますが、3×3は5対5と比較しても洗練され、スピーディーで、さらに5対5以上にファッショナブルな性質のバスケットボール競技です。その息をつかせぬ展開はエンターテインメント性が高く、観客の皆さまにも必ず喜んでいただけるものだと思います。また、実際にプレイすることにおいても、比較的手軽に、誰もが楽しめる種目です。屋内外を問わず様々なシーンでバスケットボールを楽しむことができ、これからの地域活性化へも寄与していけるのではないかと考えています。
JBAではこれまでも「ストリートから世界へ」を合言葉に、3×3の普及に努めてきました。今回のオリンピック種目入りを機に、より一層、皆さまの身近にバスケットボールを楽しめる環境をつくっていきます。もしかすると、いま地域のクラブなどで3×3を楽しんでいる方の中から、オリンピアンが誕生するかもしれません。そういった新しい選手の登場も期待しています。
日本のFIBA 3×3ランキングは、2017年6月8日現在で、男子10位、女子15位(国別総合10位)で、オリンピックでのメダル獲得にも十分手が届く位置にいます。今後さらに強化体制も整え、メダル獲得を目指します。
私は英国滞在中にロンドン東部(2012オリンピックの会場になったエリア)やマンチェスター東部インナーシティのETIHAD STADIUM(コモンウェルス・ゲームの為に作られ、現在はマンチェスターシティFCの本拠)を中心としたスポーツを中心とした都市再開発の調査のお手伝いをしたことがあります。この時の経験も参考にしながら、今後はNBES社のスポーツ関連事業のサポートをしていく予定ですので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
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