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2024年03月20日

日本昔話 石の下の茶碗





昔々、ある村に貧しい老人が住んでいました。老人は一日中畑で働き、何とか食べるだけの食べ物を手に入れていましたが、豊かとは程遠い生活でした。

ある日、老人が畑で働いていると、大きな石を見つけました。石の下には古びた茶碗が埋まっていました。老人は興味深そうにその茶碗を取り出し、持ち帰りました。

その夜、茶碗を洗ってみると、中には何やら光るものが入っていることに気付きました。驚いた老人がその中身を取り出すと、そこには美しい宝石が入っていました。老人は大喜びしましたが、同時に驚きました。

次の日、老人は村の中心にある宝石商にその宝石を売りに行きました。商人は宝石を見て、驚きの表情を浮かべました。そして、宝石の価値を評価し、老人に驚くほどの金額を支払いました。

老人はその金で豊かな生活を送ることができるようになりました。そして、石の下に隠れていた財宝が彼の運命を変えたことを、いつまでも忘れませんでした。

ギャグ編


昔々、ある村にボケた老人が住んでいました。老人はいつも抜けたことばかりしていて、村人たちも彼のことを笑い者にしていました。

ある日、老人が畑でぼんやりとしていると、大きな石の下に茶碗が埋まっているのを見つけました。老人は興味本位でその茶碗を取り出し、中を覗いてみると、そこには何も入っていませんでした。老人はがっかりして「石の下に茶碗があっても何も入ってないじゃん!」とぼやきました。

すると、茶碗が突然動き出し、中から小さな声が聞こえてきました。「ぼくは魔法の茶碗だよ!欲しいものを一つだけ叶えてあげるよ!」と茶碗が言いました。

老人は驚いて「本当かい?じゃあ、俺の頭をすっきりさせてくれ!」と茶碗に頼みました。

すると、茶碗から出てきたのはバリカンでした。老人の頭はツルツルになり、村人たちが笑いましたが、老人は自分のボケた頭に満足そうでした。

その後、老人は茶碗から出てきた不思議な道具で村の人々を笑わせ続け、村に笑いが絶えなくなりました。そして、茶碗の下には笑いと幸せが隠れていたのでした。





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