2018年09月19日
洋画ホラー・サイレントヒル
洋画ホラー・サイレントヒル(2006年)
原作は日本のホラーゲーム「サイレントヒル(KONAMI)」シリーズ。複雑なストーリーを映画ならではの脚色・演出でスリム化に成功。要所要所に監督からの原作愛を感じられる、原作ファンにも見やすい作品。
【あらすじ】
ローズは養女のシャロンが夢遊病で歩き回っていることに悩んでいた。シャロンはサイレントヒルという単語を言い、そしてそれに悩まされていた。ローズは彼女の苦しみを取り除くため、サイレントヒルという街へ向かうことに。しかし道中、突然出てきた黒髪の美少女に驚き運転を誤り車が電柱に激突。やがて気が付くとシャロンはいなかったが、目的の街サイレントヒルへたどり着いた。しかしこの街は灰の降る廃墟だった。ローズはシャロンを探すため捜索をするが、見たこともないクリーチャーと出会う。
【ゲーム・サイレントヒルって?】
初出した時期は1999年、初代プレステ。サイレントヒルと呼ばれる視界の悪い街を舞台に、主人公が翻弄されるお話です。シリーズごとに主人公は変わりますがサイレントヒルという舞台、そしてそれにまつわる宗教などは一貫しています。部屋の謎を解いて次のステージへ進む脱出系ですので、敵と戦うのが苦手な人でもプレーしやすいです。(全く敵と戦わないわけではない)美麗なムービーシーンも用意されていますが、ストーリーは入手したアイテムなどから紐解いていくため、文字を読むのが好きな人向けです。
【重要キーワード】
サイレントヒルでは登場人物が「表世界」と「裏世界」を行き来する特徴があります。また「神の力」や「生まれ変わり」などオカルト的スピリチュアル的な要素が強く、物理的にどうこう出来る次元の話ではありません。そのため話が複雑です。とりあえず以下に記述するキーワードは覚えておくと、置いてけぼりを免れるかもしれません。※映画とゲームどちらにも共通しているキーワードのみ抜粋
◆裏世界
今いる世界(=表世界)を基準とした場合、裏世界は暗くて視界が悪く、邪悪な印象を受ける世界です。なぜこのような世界に行ってしまうのか?終盤に行くにつれて、その謎が解き明かされて行きます。
◆アレッサという謎の少女
黒髪の美少女。この少女はサイレントヒル内にある、とある宗教団体の信者の娘。なんと胎内に神を宿しているのです。それが故にこの少女は生き地獄を味わうハメになってしまいます。はっきりとした生死の確認は取れない(サイレントヒルが不可解な場所なため人物の存在も不確か)
◆ダリア・ギレスピー
アレッサの母親。娘が胎内に神を宿していた事を察知。当然、教団の一員。
◆アレッサとシェリル
この二人は容姿が似ているという特徴を持つ。それにはきちんと理由があるものの、その内容はやや複雑。分かりやすく言えばドッペルゲンガーとか分身とかそういった類でしょうか。
◆ヘザー
ゲームでは3の主人公。映画ではサイレントヒル・リベレーションの主人公。ヘザーという名は偽名。
◆宗教間の争い
作中に登場する宗教は内部で対立しています。
【ここが見どころ!】
ゲームでは2に初登場したクリーチャー・三角様こと三角頭(あるいはレッドピラミッドシングなど)。ゲームファンの間で屈指の人気を誇るクリーチャーのためか、映画では続編にも登場。原作と同様、まがまがしくもどこか威厳のある姿はそのまま再現されており、納得したファンも多いのではないでしょうか。
このクリーチャー以外の怪物たちも再現度が高く、ナースなども顕在。また原作をプレイした人にとって「あ、この演出は!」とハッとするシーンも随所に散りばめており、監督がいかに原作をリスペクトしているかが分かります。
よ〜く見ると後ろに”三角様”が!
監督・クリストフ・ガンズ
脚本・ロジャー・エイヴァリー
出演者・ラダ・ミッチェル/ショーン・ビーン/ローリー・ホールデン/デボラ・カーラ・アンガー/キム・コーツ/ターニャ・アレン/アリス・クリーグ/ジョデル・フェルランド
原作は日本のホラーゲーム「サイレントヒル(KONAMI)」シリーズ。複雑なストーリーを映画ならではの脚色・演出でスリム化に成功。要所要所に監督からの原作愛を感じられる、原作ファンにも見やすい作品。
【あらすじ】
ローズは養女のシャロンが夢遊病で歩き回っていることに悩んでいた。シャロンはサイレントヒルという単語を言い、そしてそれに悩まされていた。ローズは彼女の苦しみを取り除くため、サイレントヒルという街へ向かうことに。しかし道中、突然出てきた黒髪の美少女に驚き運転を誤り車が電柱に激突。やがて気が付くとシャロンはいなかったが、目的の街サイレントヒルへたどり着いた。しかしこの街は灰の降る廃墟だった。ローズはシャロンを探すため捜索をするが、見たこともないクリーチャーと出会う。
【ゲーム・サイレントヒルって?】
初出した時期は1999年、初代プレステ。サイレントヒルと呼ばれる視界の悪い街を舞台に、主人公が翻弄されるお話です。シリーズごとに主人公は変わりますがサイレントヒルという舞台、そしてそれにまつわる宗教などは一貫しています。部屋の謎を解いて次のステージへ進む脱出系ですので、敵と戦うのが苦手な人でもプレーしやすいです。(全く敵と戦わないわけではない)美麗なムービーシーンも用意されていますが、ストーリーは入手したアイテムなどから紐解いていくため、文字を読むのが好きな人向けです。
【重要キーワード】
サイレントヒルでは登場人物が「表世界」と「裏世界」を行き来する特徴があります。また「神の力」や「生まれ変わり」などオカルト的スピリチュアル的な要素が強く、物理的にどうこう出来る次元の話ではありません。そのため話が複雑です。とりあえず以下に記述するキーワードは覚えておくと、置いてけぼりを免れるかもしれません。※映画とゲームどちらにも共通しているキーワードのみ抜粋
◆裏世界
今いる世界(=表世界)を基準とした場合、裏世界は暗くて視界が悪く、邪悪な印象を受ける世界です。なぜこのような世界に行ってしまうのか?終盤に行くにつれて、その謎が解き明かされて行きます。
◆アレッサという謎の少女
黒髪の美少女。この少女はサイレントヒル内にある、とある宗教団体の信者の娘。なんと胎内に神を宿しているのです。それが故にこの少女は生き地獄を味わうハメになってしまいます。はっきりとした生死の確認は取れない(サイレントヒルが不可解な場所なため人物の存在も不確か)
◆ダリア・ギレスピー
アレッサの母親。娘が胎内に神を宿していた事を察知。当然、教団の一員。
◆アレッサとシェリル
この二人は容姿が似ているという特徴を持つ。それにはきちんと理由があるものの、その内容はやや複雑。分かりやすく言えばドッペルゲンガーとか分身とかそういった類でしょうか。
◆ヘザー
ゲームでは3の主人公。映画ではサイレントヒル・リベレーションの主人公。ヘザーという名は偽名。
◆宗教間の争い
作中に登場する宗教は内部で対立しています。
【ここが見どころ!】
ゲームでは2に初登場したクリーチャー・三角様こと三角頭(あるいはレッドピラミッドシングなど)。ゲームファンの間で屈指の人気を誇るクリーチャーのためか、映画では続編にも登場。原作と同様、まがまがしくもどこか威厳のある姿はそのまま再現されており、納得したファンも多いのではないでしょうか。
このクリーチャー以外の怪物たちも再現度が高く、ナースなども顕在。また原作をプレイした人にとって「あ、この演出は!」とハッとするシーンも随所に散りばめており、監督がいかに原作をリスペクトしているかが分かります。
よ〜く見ると後ろに”三角様”が!
監督・クリストフ・ガンズ
脚本・ロジャー・エイヴァリー
出演者・ラダ・ミッチェル/ショーン・ビーン/ローリー・ホールデン/デボラ・カーラ・アンガー/キム・コーツ/ターニャ・アレン/アリス・クリーグ/ジョデル・フェルランド
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