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2017年03月16日

菅原和孝『動物の境界』


記念すべき最初の書評は、菅原和孝氏!
今年発売されたばかりの最新作、その名も『動物の境界』

人間と動物、動物と動物、さらには人間と人間との境界を問う、超がつくほどの大作です。

彼の名前をまだ知らない人は、どの本でもいいので是非一度読んでみていただきたいです。
(入門編としては『感情の猿=人』もオススメです。)
明晰な論理展開とSF作家としての顔ももちあわせる著者ならではの軽快な言葉遣いに、きっと驚嘆することでしょう。

彼の基本的なスタンスは、「自然誌的態度」
簡単にいえば、科学の知識をカッコに入れるということ。科学という権威のもとで大多数の人が信じている事を無批判に受け入れることを拒否する態度です。源流には現象学の祖、フッサールの思想があります。

これは当ブログを書いている私自身の姿勢とも共鳴しています。

フィールドワークに徹し、自らの身体で直接経験できることだけをあてにした思考はどこまで到達できるのか?その長い戦記の最終巻ともいえる本書は一読の価値ありです!

著者の戦いの最も大きな敵こそまさに、進化。
人知を超えた圧倒的な時間の中にその論証的根拠をもつ進化という事実を、一人の人間はどう理解すればよいか。

この挑戦の結末が成功か失敗か、その答えは読者のご判断に任せたいと思います。

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posted by グサオ at 13:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 人類学
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グサオ
理学部生物科学科卒業。 大学の一般教養時代に哲学に目覚め、サラリーマンをしながら生物学と哲学の融合の道を日々模索しています。 特に進化論の考察を中心に進めています。 よろしくお願い致します。
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