アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2015年08月06日

全身のガンを調べる FDG-PET

FDG-PETとは

グルコース代謝の指標となる18F-FDGという放射性医薬品を用いてガンの有無、大きさなどを調べる検査をFDG-PET検査といいます。全身を一度に調べられ、予想外のがんを発見することもあります。全身のがんのスクリーニングを主な目的とするPET検診が注目され、人間ドックのオプション検査として受けられるところも増えてきています。

18F-FDG

18F-FDGは、PET検査に用いられる薬剤です。DG デオキシグルコースに、放射能のマーカーを付けた放射性医薬品です。DGはデオキシグルコースというグルコースに似た糖類です。その糖類にポジトロン (陽電子)である18F(フッ素18)を標識したものが18F-FDG (18F-フルオロデオキシグルコース)です。18F-FDGは、体内でのふるまいがグルコースとよく似ており、グルコースと同様にがん細胞に多く取り込まれます。取り込まれた18F-FDGは、がん細胞内に長く留まる性質があります。この性質を利用して、PET装置で全身のがん細胞を画像化して診断します。
※ がん細胞は正常細胞より3〜20倍多くグルコースを摂取します。

PET検査とは

PET検査とは、がんを検査する方法の一つです。PETは「ポジトロン・エミッション・トモグラフィー」の略で、陽電子放射断層撮影という言葉の頭文字をとった略語です。レントゲンやCTに使われるX線ではなく、ポジトロン(陽電子)と呼ばれる放射能を用いた検査になります。体内にポジトロン薬剤 18F-FDG を注射し、体内からの放射線をPET装置で検出、コンピューターで解析し画像化したものがPET画像です。

MRI 検査とは

MRI検査は、磁気共鳴を用いた画像検査をいいます。人間の体の水分や脂肪に多く含まれる水素原子核は、強い磁場の中に入ると一定の方向に揃う特徴があります。「磁気共鳴」という現象を利用して、人体の水素原子核から放出される電磁波を捉え、コンピューターで解析し、画像化したものがMRI画像です。

PET検査の限界

PET検査は多くのがんに有用で、早期のがんを見つけることに優れています。しかし、部位によっては、1cm以下の腫瘍は検出できないことがあります。

PET検査による被曝

PET検査に用いる18F-FDGからは、放射線が放出されますので、検査を受けることでわずかですが被ばくします。しかし、PET検査による被ばくは、人体にほとんど影響がないと見積もられています。PET検査の被ばく量は、地球上で普通に生活していて1年間に受ける放射線の量とほぼ同じだそうです。



この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/4025532
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
検索
タグクラウド
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
プロフィール
ぐぐぐっどさんの画像
ぐぐぐっど
素材や技術を調査することが趣味です。ネットにあふれる情報を、自分なりにまとめ、共有できるように提供していきたいと思います。
ブログ
プロフィール
お問い合わせ
リンク
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。