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2015年08月01日

雨が降ったら現れるプニプニの正体 ポリアクリルアミド

雨が降ったら現れるプニプニ

少し前、雨が降った後に現れる謎のプニプニした物体が、話題になっていました。理化学分析センターで分析した結果、その正体が判明したことが報道されました。ポリアクリルアミド系の樹脂(吸水性ポリマー)だったのです。身の回りでは、消臭剤、園芸用の土の代用品、紙おむつの中身などに使われている樹脂とのことです。

プニプニの発生メカニズム

ポリアクリルアミドは、乾燥すると小さな小粒になり、軽く風に飛ばされやすくなります。小さくて目立たないため、あっても気付きにくいそうです。しかし、水を吸って大きくなるとプニプニした物体になり、目につきやすくなるので、突然現れた、もしくは降ってきたように錯覚した可能性があるそうです。

ポリアクリルアミドとは

ポリアクリルアミドは、身の回りでは、消臭剤、園芸用の土の代用品、紙おむつの中身としてたくさん使われています。また、化粧品の保湿成分やコーティング成分として、ポリアクリルアミドは、110種類の化粧品に使われているそうです。

その他には、主に紙力増強剤、凝集剤の重合原料(主に産業排水の固液分離や汚泥の脱水に用いられる)として使用されています。他には繊維加工や接着剤の性能向上のための加工材とし、また、アクリル系熱硬化性塗料の合成原料、土壌改良材など様々な分野で用いられています。

ポリアクリルアミドの原料となるアクリルアミドモノマーは、1950年代から商業的な製造が行われています。日本は、工業用のアクリルアミドモノマーの世界有数の製造国(2003年の製造量73,000トン、輸出量15,500トン)だそうです。

100〜1000倍もの水を吸水する吸水性ポリマー

高吸水性ポリマー(Superabsorbent Polymer:以下SAP)とは、架橋構造を持つ親水性のポリマーで、自重の10倍以上の吸水力があり、圧力をかけても離水しにくいものをいいます。毛細管現象で吸水する綿・パルプ・スポンジなどや、吸水力の低いコンニャク・寒天などのハイドロゲルと区別するため、1996 年に JIS で定義づけされたそうです。

1980年代、当時は分厚かったパルプの吸水材中にSAPを混合させたことで、紙おむつは画期的に薄く、使いやすくなったそうです。漏れや逆戻りも改善、布に比べて洗う手間が要らず、頻繁に取り替える必要のない紙おむつは、大きく需要を伸ばしたそうです。

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