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2019年03月31日
“食”の選択とアニマルウェルヘア(Animal welfare)
何かを食べるということは、自分が何に価値を置くのかを選択することばかりだな...とつくづく思うのでした。
そしてその選択はおおげさですが、自分たちの将来を選択することでもあるのです。
様々な食材が陳列されていて、どれを選んでいいのかわからない。
でも選んだものは、それはつまり自分が価値があると認めたもの。
このような日々の活動が世界の将来に繋がっていくのでしょう。
いろいろな価格で卵が販売されている
卵だけを見ても、様々な商品が棚に並んでいます。 |
平飼い卵はなかなか高価ですね。 やはり50円/個くらいになります。 |
世界ではアニマルウェルフェア(AW)の観点が注目されている!
アニマルウェルフェアとは?
我が国も加盟しており、世界の動物衛生の向上を目的とする政府間機関である国際獣疫事務局(OIE)の勧告において、「アニマルウェルフェアとは、動物が生活及び死亡する環境と関連する動物の身体的及び心理的状態をいう。」と定義されています。
アニマルウェルフェアについては、家畜を快適な環境下で飼養することにより、家畜のストレスや疾病を減らすことが重要であり、結果として、生産性の向上や安全な畜産物の生産にもつながることから、農林水産省としては、アニマルウェルフェアの考え方を踏まえた家畜の飼養管理の普及に努めています。
農林水産省のサイトより引用
http://www.maff.go.jp/j/chikusan/sinko/animal_welfare.html
そのアニマルウェルフェアの観点から畜産動物の飼育方法(ケージフリー≒平飼い)に関心が高まっています。
とくに米国のミレニアル世代に意識が高まっており、様々な企業が対応に追われているようなのです。
日本ではあまり表立って話題になっていませんが、正直対応が後手に回っている印象ですね。
なぜなのかは正直私にもよくわかりませんが、おそらくリーマンショック以降の消費者マインドが変化しているからでしょう。
結論を言えば、経済成長よりも持続可能性を重視する姿勢に変化しているのだと思います。
戦後の経済成長とは、石油と米国のドルという基軸通貨体制によってもたらされたもので、それがもはや終焉を迎えようとしていることが見えてきたからかもしれませんね。
なんとマクドナルドもケージフリーがコミットメント!
生育環境に配慮した鶏卵のみを原材料として採用する方針が、表明されています。
マクドナルド、スターバックス、ネスレ等が次々にそのような方針を表明していることを考えると、これはやがて日本でも広がっていく動きになるだろうと予想 しています。
マクドナルドもウォルマートも、米食品業界がこぞって切り替え、平飼い卵が業界標準に
https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakamegumi/20160415-00056636/
平飼い卵でチーズケーキを作りました!
なんと我が家ではチーズケーキ作りました。 イチゴはだんだん安くなってきましたね。 卵は平飼いのものを使用しました。 |
有り難く頂きました。
原材料は1,000円ちょっとですが、外で食べれば1ピースコーヒー付きで800円〜1,000円かな?
8等分にしたので、市場価格6,400円以上ということになりますね。
合掌。
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値段も思ったほど高くないのです。
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