2017年11月01日
少年ニーア / ソーサラー
幼い頃に父を亡くし、10歳のときには母も他界した。素直で優しい性格だった16歳の少年は、両親が残した片田舎の家で、病弱な妹とともに慎ましく暮らしていた。
少年にとって、妹の存在は文字通り「すべて」だった。妹の薬代さえ稼げるならどんな辛い仕事も厭わない、と少年は思っていた。魔物退治だろうと、体を売ることだろうと。
罹患すると確実に死に至ると言われる病が、妹の体を蝕み始めた。着々と忍び寄る妹の死を前に、苦悶する少年。そんな中、少年は人語を話す不思議な書物と出会う。
妹の病を治せる唯一の手掛かり、それは不思議な書物が自身の記憶とともに失ってしまった「封印されし言葉」にあると知った。少年は妹を救うため、言葉を集める旅に出た。
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