フロイドをはじめとした精神分析学派は、遺伝子要素(先天的な素質)はあまり重視せず、親子関係や生まれてからの環境を重視し、人は環境にはたらきかけることによって、変わりうるという環境論に基づいています。
人は宿命から逃れられないのか?
人間、本来もって生まれた先天的なものと環境のもとで培った、後天的なものとの組み合わせだからです。
ソンディの「運命分析学」は、遺伝と環境を統合させた新しい学説といえます。
ソンディの運命分析理論の画期的なところは、運命を「人間の隠された生活プラン」と考えており、宿命としてあきらめてしまわず、人間は選択する意思をもつというところに存在意義をみとめている点です。
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