標高の上昇で紫外線の強さが増す
標高の高いところに上ると空気が薄くなるだけではなく、紫外線の強さが増します。紫外線の強さは標高が1000m上昇するごとに約10%増加します(約1%/100m)。そして、大気が澄んでいるときには更に紫外線が強くなります。
まだまだある紫外線の強さを左右する要因
■ 季節と紫外線
冬より夏のほうが強く、夏至(6/21頃)を挟んで5月〜9月頃がピークになる。ただし、梅雨の時期の紫外線は弱くなる。
■ 時間帯と紫外線
1日の中で太陽高度が最も高くなる12時前後(10時〜14時)にピークがやって来る。
■ 緯度と紫外線
低緯度の地域ほど紫外線は強い。つまり、沖縄は北海道より紫外線が強い。
■ 雲と紫外線
雲の厚さが紫外線の強さに影響を与える。仮に晴れの日の紫外線の強さを100とすると、およそ「薄曇り80〜90、曇り60、雨30」となる。
■ 反射率と紫外線
紫外線は直射だけでなく、反射によっても浴びる。場所(地面の状態)ごとの紫外線の反射率はおよそ「雪面80%、砂浜25~10%、水面20~10%、アスファルト10%、芝生10%以下」。ゴルフ場は反射による紫外線が弱いので、日傘を差したり、日陰に居れば結構安心(直射を避ける)。
*日陰の紫外線の強さは日向の半分ほど。
*紫外線は直射・反射以外に、空気中での散乱によっても浴びるので注意。
▼ 参考サイト
紫外線の性質|気象庁
▼ 各ゴルフ場の紫外線指数をチェックする
ゴルフ場天気予報|GDO
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