100周年の路面電車が数多くある。
鹿児島、広島、岡山、富山、札幌、函館など、路面電車の100年目の挑戦がWBSで取り上げられました。
広島駅前には車体に花と電飾の路面電車。
大正元年の開通時の花電車を復刻したもので、特別運行した。
広島駅の広電は原爆投下の3日後に運転を再開し、希望を与えたといいます。
広島の象徴であり市民の足でもある。
路面電車業界でもダントツの利用者を誇る広島電鉄、通称広電は、
厳島神社、原爆ドームなどを結ぶ路線があり、1日15万人利用者がいます。
市民の足となる路面電車の今後の活発化にLRTだが設備投資が多大
新型車両が導入されています。段差がない低底車両なのが特徴で、車椅子、ベビーカーの専用場所もあります。15年で40両追加したい、全車両の半分にする予定と。
路線を追加し、他の交通機関とのアクセスを良くすることで今後の生き残りを。
次世代の路面電車システム、LRT(ライトレールトランジット)を導入。
移行に課題、設備投資だけで170億かかる。
年間収入の2割を投入はありえない。
そこで上下分離方式、運営は路面電車企業、路面を公が税金でになうという手段を検討されている。
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外国ではLRTが導入されている例も
フランスでは国や自治体の協力で導入されている。
中国の上海でも導入。
上海LRTは外資系企業大学などが行う路線。
押しボタン式で低底車両で段差がない、運賃は一律2元。日本円26円。
フランスメーカーが製造した車両を利用している。
全長10キロ、15の駅を30分で結ぶ。
モロッコやトルコでも導入されている。
日本では全国路面電車サミット2012が行われ、次の100年を見据える。
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日本での上下分離方式の事例
札幌では札幌市電が100年になります。
上下分離方式の先進事例を進めている。
西4丁目停留所とすすきの停留所がモデルケースになる予定。
札幌駅までのループ化計画を市の補助で行う。
札幌駅前に活気を取られているため、街を活性化させるため、札幌市がお金を出すと決断した。
2024年までに札幌市71億円を税金でまかないます。
市電は運行に専念する、税金の投入には、市民の考えるという声が。
街づくりに貢献するという意味合いでの投資だと説明する。
運営費にも税金を投入することも多い。
税金を導入した結果、無駄遣いにならないようにが求められる。