TV中継もないという状況でしたが、管理人はインターネットのgorin.jpでのライブ中継を見ていました。
午前11時スタートでしたが、じつは午前中は仕事だったので、ちらちらとスマホを見ながらさっさと仕事を終わらせ、昼過ぎに自宅に帰ってからは大型TVをモニタにして、ずっと観戦していました。
このライブ中継、日本語の解説が一切ありません。たまに入るテロップも基本的に英語で、逃げグループと集団との時間差をちらほら表示するだけという、「玄人向け」の渋い中継でした。
レース自体はものすごく面白かったので、見逃した方はハイライトでもいいから見ると良いですよ。
今回のコースは東京都府中市の武蔵野の森公園をスタートして、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県内を通り、富士スピードウェイでゴールするものでした。その距離は234km。ワンデイレースとしては妥当な距離ですが、驚くのは獲得標高(どれだけ登るかという数字)です。このクソ暑い日本で、なんと4,865mという大盤振る舞い。富士山を1合目から登っても、全然足りない。今年(2021)の、モンヴァントゥーを2度登ったツール・ド・フランス第11ステージ(4,600m)を超えています。管理人的には死亡不可避です。
そういう過酷なレースですが、世界から集結した自転車野郎たちは面構えが違う。
今回の表彰台は以下のとおりです。
金メダル リチャル・カラパス(エクアドル)
銀メダル ワウト・ファンアールト(ベルギー)
銅メダル タデイ・ポガチャル(スロベニア)
この3人、じつは先週までツール・ド・フランスで1カ月近くもフランス内を走りまくっていた人たちです。
金のカラパスは総合3位、銅のポガチャルは総合1位、そして銀のファンアールトは、あのモンヴァントゥーを2度登る第11ステージを獲っています。今回の最後のスプリントでは写真判定での勝利ということで、ファンアールト君、もっちょるのう。
東京2020オリンピック男子ロードレース 銀メダルを賭けた最終スプリント 写真判定で決着 |
日本勢としては、ベテランの新城選手と初出場の増田選手も無事完走してお疲れさまでした。
新城選手にはもうちょっと目立ってほしかったのですが、世界の強豪は非常識な強さだということで。
今回のロードレースは、観戦できるのはゴールの富士スピードウェイのみ、ということでしたが、やはりというか、当然に、というか、沿道には多くの観客が集まりました。
中継で観ていて思ったのは、「なんて日本の観客はマナーがいいんだっ!」ということ。
管理人は昔、ツール・ド・フランスを観戦しにフランスまで行ったことがあります。
現地の山岳コースで観戦しましたが、それはもうスゴイ状況でした。祭りなんですよ、まじで。
ついでに言うと、あのモンヴァントゥーも自転車で登りました。1回だけですけど(笑)。
もう一度やれと言われたら、断固拒否する所存です。
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