先日の土曜日、宿直でヒマだったので、持ち込んだDVDに録画されていたこの映画をぼんやり見ていました。
米国ではいまいちヒットしなかった映画ですが、なぜか日本ではファンが多い。映画館でもたまにリバイバル上映されたりしています。
管理人も、昔見たような気がしていましたが、どうも初見でした。
監督は我らがウォルター・ヒル。出演しているのは、マイケル・パレとかダイアン・レインとかウィレム・デフォー(すっげえ口がでかいぞ)とか。そして我らがリック・モラニス。
60年代風80年代な世界観で(時代も場所も特定されていません)、人気ロックシンガーになったダイアン・レインが故郷の街に凱旋ライブをやりに帰ってきたら、ストリートギャングの連中(親玉がウィレム・デフォーね)に拉致されて、昔の恋人だったマイケル・パレが助けに行くお話。我らがリック・モラニスはダイアン・レインのマネージャ兼現在の恋人(笑)だよ。
ロックで青春でアクションでバイオレンスなイカした映画です。銃をぶっ放したりバイクが爆発したり、でっかいハンマー振り回してタイマン勝負したりしますが、誰も死なない。わりとハッピーで、デートに最適な映画なのです。
管理人が観たのは吹替版だったので、主役のマイケル・パレを池田秀一があてていて、なんかこう、若かりし頃のシャア・アズナブルがイキリ倒してる感じがしてすごく楽しかったですよ。
また、管理人が好きなリック・モラニス(ゴースト・バスターズやリトル・ショップ・オブホラーズに出ている冴えないちびの兄ちゃん)がいつもの雰囲気を出していて、こちらもたまりません。
80年代の映画なので、その当時のファッションや色使いが随所に炸裂していて、こちらも懐かしくてうれしい。現在では禁止されているような配色の服を平然と着こなしてるのがしびれる。
この映画は、80年代のアニメにもかなり影響を与えているので、アニメが好きな人は、教養のひとつとして見ておくと損はないです。
冒頭のダイアン・レインのステージ衣装なんか、どこかのアニメから抜け出してきたようなデザインです。もちろんこっちが先なんですけど。物語の構成から、悪役を含めたキャラの造形、小道具に至るまで、すごい既視感に襲われますのでご注意ください。
できれば大きな画面で、みんなで見るのが楽しいかな。最後は「今夜は青春」を熱唱して締めくくりです。
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