うそです。
管理人のゆうすけです。
何の話か分からないと思いますが、「夜のミステリー」という昔のラジオ番組の話です。
「夜のミステリー」は、1975年から開始されたラジオドラマですが、当初は10分ぐらいの番組だったようです。
管理人が聴いていた時期は、1977年の10月から日曜深夜の30分番組に変更になってからです。
毎回本編の前後にホスト役である推理作家の都筑道夫さんの解説が入ります。
1979年の3月まで全75話を放送していた、はずです。全部聴いた訳ではないのですが、かなり好きな番組だったことは事実です。
何故にこの番組の話をしているかというと、最近のニュースで「新型コロナウィルス」の封じ込めのために、中国の武漢が閉鎖されたというのを見たからです。
「夜のミステリー」で記憶に残っている回で、「閉ざされた町」というのがあります。
原作は、たしか田中光二さんのはずです。短編なので、タイトルで検索してみましたが確定できませんでした。
日本の地方都市で、ガーナ熱(架空の病気です)が発生し、町が封鎖されます。主人公はその状況を知らされないまま、町からの脱出を試みるのですが・・・というストーリーです。
未知の感染病によるパンデミックのサスペンスと、それに対する市民や政府の対応を、70年代にすでに作品として結実させていたのです。管理人は、当時まだ中学生だったはずですが、このドラマの印象が長く尾を引いて、いまだに「新型ウィルス!」というニュースを聞くたびにこの物語を思い出します。
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