管理人的には、新しい仕事に変わったり、年末に二度目(厳密には3度目)の鎖骨骨折をしたりと、いろいろ変化がある年でした。皆さんは如何でしたでしょうか。
そんな年末に、2019年の秋アニメの最終回をこっそり見ています。
以前書いた「2019秋アニメ」では、「けものみち」や「ハイスコアガールU」を見ていましたと書いていますが、じつはもうひとつ見ていたものがあります。内緒でこっそり見ていたアニメです。
それがタイトルの「星合の空(ほしあいのそら)」。
監督は、「エスカフローネ」や「鉄腕バーディ」の赤根和樹監督です。
「星合の空」は、SFではなく、現代劇です。
中学を舞台に、弱小ソフトテニス部が「公式戦で1勝できなければ廃部」というピンチに立ち向かう話ですが、単なるスポーツものや部活青春ものではなく、現代の子供たちを取り巻く閉塞した状況が山盛りに詰め込まれています。過剰なまでに。
年末に放送された最終回は、文字通り「衝撃の最終回」でした。
あまりに唐突な展開でもあったので、「なんか事情があるのでは」と思って調べてみたら、赤根監督が自らのツイッターで「本当は24話構成であったのだが、急遽12話になってしまい、すでに制作も進んでいたこともあり、そのまま12話まで作った。これに続く13話も存在する」旨の発言をされていました。
そうだよね、というのが素直な感想で、できれば24話まで製作されることを願ってやみません。
また、仮に12話で終了、ということになれば、それはそれで「伝説の誕生」と言えるでしょう。
昨今の予定調和的作品群に冷水を浴びせる問題作として。
余談ですが、管理人の赤根監督ベストは「ノエイン もうひとりの君へ」です。
第1話の脚本・絵コンテを赤根監督自らやっていて、冒頭の5分でハートを掴まれました。
この作品も全24話ですが、よく最後まで放送できたなあと思います。好みが分かれる作品です。
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