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posted by fanblog

2012年10月01日

キャッシュの考え方

VBScript というか、Classic ASP でのキャッシュの考え方についてです。

動的なページを作るときに、毎回データアクセスして、
計算して結果表示と行なっているようなページが、一番開発は楽です。

この場合、一番重い、データアクセスについてはデータベースシステムによって自動でキャッシュされます。

他の機能の場合は毎回実行されることになるので、Application 変数を有効に活用することになります。
なお、Application 変数に ADO.Conntetion オブジェクトを格納する方法は推奨されていません。

ほとんど変化が無いであろう動的ページ自体のキャッシュについては、考える余地がありそうです。

具体的には、キャッシュされる HTML を Application 変数に入れておき、要求があり次第 HTML を直接返します。

Response.Write Application("resource///localhost/test.asp")

Application の添え字はアプリケーション単位で任意なので、
今回の例では「resource:///」のように URI っぽくしてみました。
Application 変数に格納する値は、オブジェクトではないほうがいいと思いますので、
文字列が効果的だと思います。
もし XML を格納したい場合は、インデントなどを正規化した XML 文字列を格納すればいいわけです。インデントは人間の見た目を重視するだけなので、キャッシュとコンピュータ間では必要ないと思います。また、メモリ節約、DOM 構築が短縮されるため、微々ですが、高速化が期待できます。

キャッシュは、データベースが一時的に使えなくなったときに、とりあえずの情報として出すことができます。これも活用方法があるのではないでしょうか。

ということで、キャッシュ機能は、つけられるアプリケーションについてはつけましょう。


{a8.net http://books.livedoor.com/item/1729788}
posted by FJT at 06:50| VBScript
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