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2012年10月30日

this の使い方

{a8.net http://books.livedoor.com/item/3481813}


今回は、意外に便利な this キーワードについて紹介します。

this は関数内で、簡単にいうと、今の自分をあらわすときに使います。
基本的には作成されたインスタンスのことをあらわします。

従って、通常の関数の場合は window オブジェクトになることがほとんどです。
以下で確認することができます。

alert(this.toString())


これを、より汎用性のある方法で活用してみましょう。

まず、this で、今現在のオブジェクトを参照するようにします。

function test() {
 alert(this.toString());
}

test が属するインスタンスのソースコードを返す関数です。
これを呼出す際に、インスタンスを作成できるようにしましょう。

function instance() {
 this.test = function() {
  alert(this.toString());
 }
}
var ins = new instance();
ins.test();

さらに、呼出元を変更する際には、関数オブジェクトに対して、apply を使用します。
第一引数は this にするオブジェクトです。
ちなみに、第二引数は本来の関数の引数の配列です。

var ins = new instance();
ins.test.apply(document);

汎用性の高い関数、ライブラリなどを作成する際は、このようなテクニックがあれば、
比較的簡単に実装できるのではないでしょうか。


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posted by FJT at 01:28| javascript
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