草陰に隠れながら家の様子を伺う隊員達



犬鳴峠に来た数々の勇者達もここまで調査した者はそうは居ないだろう



この村まで旧犬鳴トンネルから徒歩約一時間



興味本位程度なら絶対妥協する




真実を見極めたいという執念と好奇心が彼らを動かしているのだ




ザキに至っては生理現象である尿意をも不朽の精神で凌駕している




全くすごい奴らだ




しかしそろそろ突撃も潮時



ザキがつんくに耳打ちする
『帰ろうか？』




つんく
『そうだね。他に建物とか何も無さそうだもんね』









これで今回の突撃は終了











…って、ええええええ！！？





何やってんのアンタ！？





傘を振り回しながらズカズカと歩いていくアッシー




ザキ・つんく
『ヽ(τωヽ)ノﾓｳﾀﾞﾒﾎﾟ』



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