格安海外旅行マニアの　トロントetc.滞在記

あけましておめでとうございます！！


トロントでは、昨年の12月28日に降った雪がまだ溶けないうちに、
昨日(New Year's Eve)の夜から今日のお昼にかけて、断続的に雪が降り、
2016年元旦は、ホワイト・クリスマスならぬ「White New Year's Day」になりました。



さて、昨日は、大晦日（New Year’s Eve )だったので、無料のTTCを利用してダウンタウンへ繰り出し、トロント市庁舎前の広場で行われた「NEW YEAR’S EVE BASH」に行って来ました。

BASHというのは、日本では聞き慣れない単語ですが、「パーティー」、それも大人数でワイワイとにぎやかに行われるパーティーのことです。

誕生日パーティーのことをBirthday Bashと言ったりもします。

昨日行った NEW YEAR’S EVE BASHは、BASHもBASH。
ものすごい人数の人が会場に集まって、にぎやかに新年を迎えました。

会場に到着したのは、21時過ぎだったのですが、既に人だかりができていました。

特設ステージでは、ライブが行われており、ステージの前では、音楽のリズムにのって踊っている人たちも多数。

会場となった広場には、ライトアップされたツリーもあり、記念撮影したり、ただ、会場を眺めたり。
みんな、その場のにぎやかな雰囲気を楽しんでいました。

そして、これまた面白いのが、広場にはスケートリンクがオープンしていて、ライブステージのすぐ隣で、スイスイとスケートしている人がいるということ。

音楽ライブを楽しみながら、スケートも楽しむことができます。
スケートを楽しみながら、美しくライトアップされた広場や高層ビルを眺めて楽しむこともできます。



広場内の自由でにぎやかな空間に身を置いていると、楽しいのですが、さすがに寒さには勝てません。

スケートでもすれば、まだ、身体を動かすので、温かくなるのですが、スケート靴など持っているわけもなく。
トロントでは、スケート靴屋さんが結構あり、自分のスケートシューズを持っている方も多いです。



広場で、新年のカウントダウンと花火大会が始まるまで、まだ2時間ほどあったので、
寒い中、このまま、屋外でスケートをするでもなく、踊るでもなく、じっと居続けるのは、さすがに凍えてしまいそうなので、しばらく、暖を取るために、広場のすぐ近くにあるイートンセンターに入ってみました。

イートンセンターの中に入ると、警察官が何人もいて、少し立ち止まっていると、
「Keep moving!!」と注意されるので、長時間居座ることはできませんでした。
イートンセンター内のお店はもちろん、すべて閉まっているし、ただ通り抜けのためだけに解放されていたようです。

仕方ないので、近くのフードコートで、しばらくプーティンをいただきながら、暖を取りました。
ここも、広場の近くなので、ものすごい人。
どのお店にも、順番待ちの行列ができていました。

コーヒーを飲みたかったのですが、同じ建物内のスタバも閉まっているし、他にコーヒーを売っているお店はなかったので、コーヒーを求めて、再び、屋外へ。

少し歩くと、コーヒーショップがあったので、入ってみると、すごい行列。
コーヒーを買うのに順番を待っている人の列だけでなく、トイレの順番を待っている人の長い列もできていました。

カウントダウンまでの時間を広場近くの温かいお店で過ごしたいと思うのは、みんな同じですね。
広場周辺のお店は、どこも大繁盛していました。

コーヒーショップで、コーヒーを買うため、長い列に並び、結局、20分くらいかかり、やっと念願のコーヒーを買うことができたかと思ったら、もう、23時50分。
カウントダウンが、もうすぐ始まるので、コーヒーを受け取るとすぐに店を出て、広場に向かいました。



広場に到着すると、ものすごい人だかり。思うように前へ進むこともできません。
東京の通勤ラッシュ時の電車の中のように、身動き一つ取るのも難しい状態。

何とか花火と市庁舎が見える位置まで、進むことができました。

そして、ついにカウントダウン。
みんなでカウントダウンした後、周囲にいる人と抱き合って新年を迎えました。
（この周囲にいる人と抱き合って祝うのは、クリスマスも同じです。）

新年を迎えたら、お待ちかねの花火大会。
10分ほどの間、次々と市庁舎付近に花火が打ち上がり、広場は、どよめきの渦に包まれました。

ライトアップされた高層ビルのすぐ側に打ち上がる花火を見たのは、初めてでしたが、
天神祭や祇園祭などの日本で見る風情のある花火とは違い、
にぎやかな大都会での、まさに「BASH」らしい趣があるものでした。


花火の前後は、群衆をかき分け、前に進まなければならず、足を踏まれまくりましたが、行って良かったです！！
さすがに群衆の熱気で、じっとしていても寒さは感じませんでしたしね。



2016年が、読者のみなさまにとって、素敵な1年になりますように。