2016年07月18日
霧島旅行記 A <旅行人山荘>
森の散歩道を歩いて適度に汗をかいたので、温泉へ!!
この宿の大浴場は、大隅の湯と錦江の湯の2種類があり、日ごとに男女入れ替えるので、翌日は入っていないもう一方の大浴場を楽しむことができます。
大浴場には、内風呂と露天風呂があり、露天風呂からの眺めが良いです。
お湯は硫黄泉。
私は、単純泉よりも硫黄泉の方が、お湯のにおい的にも肌ざわり的にも「温泉につかっている」という強い実感がわくので好きです。
17時過ぎだったのですが、私の他、2~3人しかいなかったので、貸し切り状態で露天風呂につかることもでき、満足しました。
軽く温泉につかった後は、いよいよ夕食。
他のお客が食事している間に温泉につかろうという魂胆で、一番早い18時からにしました。
夕食会場は、桜島が見えるレストラン「展望」。
窓際の席だと、お天気が良ければ、本当にきれいに桜島が見え、すばらしい展望がひらけます。
残念ながら、窓際の席はすべて、2名以上で来られている方が案内されていて、私は一人だったからか、窓際の1列内側の隅っこのテーブルでいただきました。
この日の夕食会場で見たところ、一人客は私のみ。
「かごしまお得旅」のクーポンを利用し、格安で宿泊できたので、夕食は奮発して一番高い「みやま御前」に。
食前酒の梅酒をごくり。
小鉢、前菜、お造りからいただきます。
お造りがとても美味しかったです。
小鉢は、もだま、長芋、ニガウリの味噌炒め、鰹、イカ、胡麻豆腐。 前菜は、手綱巻、さざえ旨煮、湯葉山菜和え、甘鯛木の芽焼き。 お造りは、白身魚、花エビ、マグロ。 |
続いて、煮物、地の物。
地の物「きびなごの天ぷら」が美味しかったです。
みやま御前にだけ付く、焼き物の「桜島溶岩プレート焼き」。 和牛ロース!! これが一番美味しかったです。 |
「大隅鍋」味噌仕立て。 黒豚ばら肉と赤鶏つみれ、地元の野菜がぐつぐつ。 |
最後にお吸い物とお茶ご飯、お漬け物にメロン&チェリー。
お茶ご飯は、初めていただきましたが、ほのかにお茶の香りがして美味しかったです。
夕食は、みやま御前にしたので、大食いの私には腹八部目くらいで、ちょうど良いボリュームでした。
和牛ロースの桜島溶岩プレート焼きは特別美味しかったですが、その他の料理は、まあ、それなりに美味しいといった感じでした。
夕食を終え、鹿がいないかと外に出てみましたが、この日は会えずじまい。
翌日に期待してギャラリーへ。
まだ明るいうちに撮った写真ですが、ギャラリーはこんな感じ。 ギャラリーには、バリの絵画が展示されていました。 海外旅行好きでバリにも行ったことがある私としては懐かしかったです。 |
そして、「旅行人」もちゃんとありました!! 私は「旅行人」、特に「旅行人ノート」の愛読者だったので、これは嬉しい。 |
旅行人山荘に宿泊したかったのも、温泉を楽しみたかったのはもちろんですが、旅行人の編集長、蔵前 仁一さんのご実家ということで、旅行人的な要素が宿にも見え隠れしていそうだったからです。
もっと時間があれば、ずっとギャラリーで旅行人を読みふけってしまったことでしょう。
宿の売店には、旅行人や海外の小物が売っていたり、廊下にインドの先住民族の絵が飾ってあったりして、面白かったです。
※「旅行人」は、マニアックな海外旅行雑誌で、「地球の歩き方」も出ていないようなかなりマニアックなところの情報を入手するには、インターネットがなかった時代は貴重な情報源でした。
残念ながら、旅行人は2011年12月発売号をもって休刊となっています。
旅行人の休刊については、蔵前さんのブログ『旅行人編集長のーと』で詳しく書かれています。
(ちなみに、このブログのトップの向かって左から2番目の青いねずみ?の絵が私は好きなのですが、この絵はインドの先住民族の絵で旅行人山荘の廊下でお目にかかることができました!!)
思わず、旅行人を読みふけってしまいそうになりましたが、夕食後、21時くらいから大浴場は混んでくるので、20時過ぎに急いで大浴場へ。
案の定、誰もいなかったので、ゆっくり露天風呂につかることができました。
ゆっくり露天風呂と内風呂につかり、そろそろ上がろうとした時に他のお客が入ってきました。
時計を見ると21時過ぎ。
やはり、大浴場でゆっくりしたいなら、一番に夕食をいただいて、21時までに行くにかぎります。
ゆっくりお湯につかっていたので、風呂上がりは、のどがカラカラ。
ロビーに冷水が置いてあり、セルフサービスで自由に飲めるので、助かりました。
しばらく、ギャラリーで旅行人を読んで、気づいたら22時過ぎ。
もっと旅行人を読みふけっていたかったのですが、翌朝、6時半に貸し切り風呂「赤松の湯」を予約していたので、いつもより早めに就寝。
今回の旅行で一番楽しみなのが、この貸し切り風呂、「赤松の湯」なのであります。
お部屋の広い洗面台で歯磨きをすませ、就寝。
ベッドは、柔らかすぎず、堅すぎず、おかげで、ぐっすり眠ることができました。
いよいよ次回、赤松の湯です。
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