2016年07月19日
霧島旅行記 B <旅行人山荘>
翌朝、小鳥のさえずりで6時前に目が覚めました。
目が覚めるほど、にぎやかなさえずりでしたが、心地よい声で清々しい朝を迎えることができました。
旅行人山荘の敷地内には、赤松、ブナ、クヌギ、山桜などの雑木林があり、たくさんの鳥たちが生息しています。
春や秋は、特に渡り鳥のコースになっているようで、たくさんの鳥たちが集まるようです。
早速、タオルを持って、フロントへ。
貸し切り風呂「赤松の湯」の鍵を受け取ります。
貸し出しは、毎朝6時半が最初。
一番風呂です。
赤松の湯は、貸し切り風呂の中では一番人気なので、早めに予約を入れておかないと、希望の時間に予約できなくなる可能性が高いです。
できるだけ早めに宿を予約して、部屋の予約と同時に貸し切り風呂の予約を入れておいた方がよいです。
フロントの方が、赤松の湯まで案内してくださりました。
屋外にあるので、準備されている屋外用雪駄もしくはスリッパにはきかえて赤松の湯へ。
一人には広すぎる脱衣場とシャワー付きの洗い場があります。 シャワーは1つしかないので、2人以上で入浴される場合は順番に。 脱衣場に、ちゃんと時計もありました。 貸し切り時間は、45分。 |
6時半から7時15分まで。
一番風呂だったので、6時20分くらいに脱衣場へ向かいました。
貸し切り予約時間の10分前くらいにフロントへ行って鍵をもらっておいた方が良いです。
洗い場でざっと体を洗い、いよいよお湯につかります。
貸し切りなので、カメラも持ち込めます。
こんな素敵な空間をひとりじめ!!
湯ノ花がすごい。
ゆるりとお湯につかっていると、林の中に鹿を発見。
こちらを見ています。
お湯につかりながら、鹿がもっと近くに来ないかとずっとカメラを持ってスタンバイしていたのですが、鹿は、ずっと私と一定の距離を保ち、すぐ近くに現れることはありませんでした。
そうこうしているうちに、7時10分になってしまいました。
浴衣を羽織って、フロントへ鍵を返しに行かねばなりません。
あっという間の贅沢な時間でした。
フロントへ鍵を返しに行くと、ちょうど次の順番の方々が来られました。
朝食まで時間があったので、7時半頃、大浴場へ。
ちょうど朝食時だから、大浴場は貸し切り状態。
またもや露天風呂をゆっくりひとりじめ。
お湯につかりながら、傘をかぶった桜島の姿を望むことができました。
温泉宿の場合、一番早い時間帯で夕食をいただき、とっとと温泉へ。
そして、翌朝は、朝食開始時間に温泉へ行き、湯上がり後、一番遅い時間帯に朝食をいただくのが、私の行動パターンです。
今回、大浴場に夕食前と夕食後・朝食前の3回、貸し切り風呂の「赤松の湯」に朝食前に1回入浴・・・と1泊2日で計4回の入浴。温泉三昧の旅でした。
赤松の湯と大浴場を満喫した後は、朝食会場へ。
夕食と同じく「天望」でいただきます。
前日の夕食時と同じ席に案内されました。
窓から天を望みながら、ゆっくり朝食をいただきました。
朝食はこんな感じ。 ミニトマトや卵焼き、ヨーグルト、黒酢ドリンク、納豆などは、ブッフェスタイルになっていて、自分で好きな物を好きなだけいただくことができます。 |
朝食は、お豆腐と薩摩揚げが美味しかったです。
しっかり朝食をいただいた後、足湯「龍石の湯」へ行ってみました。
足湯につかりながら、ぼーっと桜島を眺め、ついつい物思いにふけってしまいました。
せっかくなので、足湯のすぐそばにある飲泉所で、少しだけ飲泉。
そんなに美味しいものではありませんね・・・
最後に大浴場前のロビーにあるマッサージチェアで一休み。
ここにいると、また温泉につかりたくなりますが、そろそろ出発の時間です。
部屋に戻って身支度を整え、チェックアウト。
チェックアウト時、なんと、お花のプレゼントがありました!! ずらっと並んでいる花束の中から、好きなものを選ぶことができました。 私はこの花束をチョイス。 |
丸尾9:53発のバスに間に合うように、宿を9:45に出発。
行きと同じく、宿の車で丸尾のバス停まで送っていただきました。
バスは遅れることが多いらしく、案の定、5分ほど到着が遅れました。
バスで霧島神宮駅まで移動後、JRで鹿児島中央駅へ向かうのですが、接続が悪く、40分ほど、足湯につかって列車が到着するのを待ちます。
足湯には、私の他、何人かバスを待っている観光客がいました。
オーストラリアから来られたというカップルや4月に新社会人になったばかりの若い男性。
自然と話がはずみます。
オーストラリア人のお二人は、えびのに向かうらしく、バスを待っていたのですが、バスを丸尾かどこかで乗り換えなければならず、乗り継ぎ時間もかなり長くなるので、仕方なく、タクシーでえびのに向かわれました。
霧島神宮駅からえびのまで、タクシーだと6,000円くらいかかるそうです。
列車やバスの接続が悪いのは、都会暮らしの方からするとかなり不便に感じることでしょう。
でも、田舎は車社会だから、都会のようにバスの需要がないので仕方ないのかもしれませんね。
旅人同士でおしゃべりを楽しんでいると、そろそろ列車が到着する時間になりました。
切符を買って、ホームへ向かいます。
バスと同じく、列車も予定よりも少し遅れて到着。 鹿児島中央駅へ向かいます。 車窓からは、桜島がきれいに見えました。 |
1泊2日の短い旅でしたが、温泉を満喫できたし、人との交流も適度にあり、久々に一人旅の良さを味わえました。
誰かと一緒だと、一人の時のようにいろんな方に話しかけられることはないですからね。
旅行人山荘、、今度は紅葉の時期に行ってみたいです。
夕暮れ時に赤松の湯につかりたいですね。
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