2010年09月30日
尖閣諸島について考える
尖閣諸島の件でかつてないほど自分の中の愛国心を感じた人は私だけではないと思う。
私が小学生、中学生の頃、学校では左翼的な教育がなされていた。
小学校低学年の頃の先生達は、戦争経験世代も多く、
壇上に日の丸があり、先生達は一礼して壇上に上がっていたと記憶しているが、
高学年になった頃には、日の丸はなくなり、国家斉唱もなかった。
社会の時間には、「君が代」は誇れる国歌ではないのだと教わった。
その頃から宇宙戦艦ヤマトに夢中だった私だが、
学校では見てはいけないアニメと言われていたし、挙句の果ては、
「戦艦大和などというのは敗戦国日本がつくった妄想です」と担任に言われ、
「坊ヶ崎に沈んでるんだもん」と言い張ったのを覚えている。
アホだった私は、ヤマト(大和)についてはやたらと反論したものだが、
国旗・国歌を尊ばない教育には疑問など感じることもなく受け入れていた。
中学三年のとき、大喪の礼があり、当日は半旗を引きづり下ろすべく、
校内で若い先生達が暴動を起こしていた。
授業では、南京大虐殺の写真を見せられ、日本の軍国主義は憎むべきもの、
自衛隊さえ持つべきではないと教わっていた。
資本主義は不平等で、アメリカの貧困層は凄まじい苦痛に耐えている、
その点、北朝鮮という国は貧富の差がない平等な国らしいと教わっていた。
私立高校に入ると、環境は一変し、壇上には日の丸があり、生徒であっても、
壇上に上がるときは国旗に一礼すべきものとされていた。
音楽の授業で最初にみっちり覚えさせられたのは「君が代」だった。
小学校中学校の教育の成果か、なんとなく押しつけがましく感じられ、
私はここでもよく理解できておらず、どちらが正しいのかは大人になってから
考えよう♪と、気楽に思っていたものだ。
ところが、社会に出てからといもの、自分の今日明日のことで精一杯で、
何がいいとか悪いとか、考えることもないままに過ごしてきた。
しかし、海外に行ったり、外国人と交流したりという中で、世界の中の日本を
意識する回数も増え、そして、何より昨今のこの危機に瀕した日本の状況そのものが、
アホな私にも政治やら国家やらというものを考えさせた。
私は日本人が好きである。日本が好きだ。
日本らしさを失いたくはない。遺すべきものは遺していきたい。
今回の件で、私が腹立たしく思うのは中国ではない。日本政府だ。
なにより情けなく思うのは、日本が知恵負けした事実と、
さらにその始末を国は検察のせいにしたことである。
戦後、日本が知恵だけで主権を守ってこれたことは
誇らしいことと思っていたが、現状は知恵を働かす気もないように思える。
思っていた以上に、日本は今、危ないのだ。
私が小学生、中学生の頃、学校では左翼的な教育がなされていた。
小学校低学年の頃の先生達は、戦争経験世代も多く、
壇上に日の丸があり、先生達は一礼して壇上に上がっていたと記憶しているが、
高学年になった頃には、日の丸はなくなり、国家斉唱もなかった。
社会の時間には、「君が代」は誇れる国歌ではないのだと教わった。
その頃から宇宙戦艦ヤマトに夢中だった私だが、
学校では見てはいけないアニメと言われていたし、挙句の果ては、
「戦艦大和などというのは敗戦国日本がつくった妄想です」と担任に言われ、
「坊ヶ崎に沈んでるんだもん」と言い張ったのを覚えている。
アホだった私は、ヤマト(大和)についてはやたらと反論したものだが、
国旗・国歌を尊ばない教育には疑問など感じることもなく受け入れていた。
中学三年のとき、大喪の礼があり、当日は半旗を引きづり下ろすべく、
校内で若い先生達が暴動を起こしていた。
授業では、南京大虐殺の写真を見せられ、日本の軍国主義は憎むべきもの、
自衛隊さえ持つべきではないと教わっていた。
資本主義は不平等で、アメリカの貧困層は凄まじい苦痛に耐えている、
その点、北朝鮮という国は貧富の差がない平等な国らしいと教わっていた。
私立高校に入ると、環境は一変し、壇上には日の丸があり、生徒であっても、
壇上に上がるときは国旗に一礼すべきものとされていた。
音楽の授業で最初にみっちり覚えさせられたのは「君が代」だった。
小学校中学校の教育の成果か、なんとなく押しつけがましく感じられ、
私はここでもよく理解できておらず、どちらが正しいのかは大人になってから
考えよう♪と、気楽に思っていたものだ。
ところが、社会に出てからといもの、自分の今日明日のことで精一杯で、
何がいいとか悪いとか、考えることもないままに過ごしてきた。
しかし、海外に行ったり、外国人と交流したりという中で、世界の中の日本を
意識する回数も増え、そして、何より昨今のこの危機に瀕した日本の状況そのものが、
アホな私にも政治やら国家やらというものを考えさせた。
私は日本人が好きである。日本が好きだ。
日本らしさを失いたくはない。遺すべきものは遺していきたい。
今回の件で、私が腹立たしく思うのは中国ではない。日本政府だ。
なにより情けなく思うのは、日本が知恵負けした事実と、
さらにその始末を国は検察のせいにしたことである。
戦後、日本が知恵だけで主権を守ってこれたことは
誇らしいことと思っていたが、現状は知恵を働かす気もないように思える。
思っていた以上に、日本は今、危ないのだ。
両親が文化大革命で弾圧を受け極貧生活を送っていた著者が、
IBMで大出世し、マイクロソフトにヘッドハントされるも、
愛国心から国営企業に転職するという結末…
これを読んで中国がわかるようになった気がします
気骨 マイクロソフトを悩ませたチャイニーズ・ウーマン 1,785 円
IBMで大出世し、マイクロソフトにヘッドハントされるも、
愛国心から国営企業に転職するという結末…
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投稿者:inazuma oryu|00:08|others
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