アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2022年09月13日

昔昔の国語の教科書から「米国の一面」というタイトルの内容

昔の家人の国語の教科書に「米国の一面」(厨川 白村)というのが載っています。
明治から大正にかけての英文学者で京都帝国大学教授だった人、当時のアメリカでの印象記の一部です。

抜粋して紹介します。

”海のかなたに新しい理想郷を建てようとしてニューイングランドにわたってきた清教徒は、ただ夢幻の国に果敢ない理想の影を追うような浪漫主義者ではなかった。彼らには浪漫的な半面に、実行の世界、現実の生活における絶えざる努力があった・・・・・・・と続きます。

(中略)

殊に17世紀頃の英国からの移住者には門地高く、教養もあり学問もある人が多かった。・・・・

シカゴやニューヨークやワシントンはただ僅かに米国の一面を語るに過ぎない。
ボストン郊外のケンブリッジ・コンコード、さてはまた清教徒に最も縁の深いセーレムの町などを訪うて、はじめて米国文明の奥に潜む理想主義の面影を見ることができるのだと私は、その時しみじみ感じた。

と書いています。
















この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11587145
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
【オフィシャルサイト】Maison de Sabre
カテゴリーアーカイブ
写真ギャラリー
やよいの青色申告オンライン
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。