野田財務相 為替介入示唆で円高一服
野田財務大臣の25日の発言、
「必要なときには適切な対応をとらなければならない」
を市場は日本政府が為替介入も辞さないスタンス、
と受け止めて円高が一服しました。
しかしながら昨晩NY時間での発表の米耐久受注額、
新築住宅販売件数がそれぞれ事前の市場予想を
下回り、依然としてドルが売られやすい環境。
米国の景気先行き不透明感、また欧州の財政不安は
根強く、安全通貨というよりは消去法的に円が買われて
円高が進んでいます。
もっと言えばここ数日は日本政府、日銀の為替に対する
無策を付いた投機的な円買いと見た方がよいのかも
しれません。
白川日銀総裁は米国訪問、野田財務大臣は中国訪問、
為替市場が緊迫したこの状況下で外遊ですか...
また投機筋が安心して円を買ってくるかも...
本日の注目指標
21:30 米週間新規失業保険申請件数
この記事へのコメント▼