中国は人民元切り上げに消極的姿勢
中国の温家宝首相が海外からの人民元切り上げ
圧力に対して消極的発言をしたようです。
諸外国は貿易不均衡を不満に思い、切り上げを
迫っているのですが、中国は為替介入により、
対米ドルでの為替レートを固定しています。
ある意味米ドルを買い支えてくれているし、
また米国債の最大の保有国でもあります。
リーマンショック後の経済回復のけん引役でも
あるのであまり強いことは言えないでしょう。
そんなに遠くない将来、中国国内のインフレ懸念
から人民元は切り上げざるを得ない時期が
来るかと思われますがどうでしょうか?
本日の為替相場ですが、ドル円は方向感の乏しい
展開となっています。ポンド円はそんなに下がらなくて
いいだろう、と言いたくなる位下落。このあとの
自律反発を待ちたいところです。
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