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2015年05月13日

最近天変地異が多いのは…

久方ぶりのブログ更新になる。

前回は皆既月食がこの2年の間に4回も起こる珍しい現象について書いた。また、そこでは人が神に対する畏れを忘れたために、古の先人らが身を戒めるシグナルとなったそのような現象すら、「ショー」と呼ばれるぐらい軽いものになってしまったということも書いてきた。さらに、このようなかたくなな姿勢を人や国が続ける限り、そのような現象はさらに過酷な現象になっていくであろうということも書いてきた。実はこれらのことは聖書のあちこちに書かれていることでもある。

「地震・雷・火事・親父」とは、もうすでに久しく聞かなくなった言葉である。
要するに「恐ろしいもの」の代名詞の列挙であり、これらは「恐れるべきもの」と先人たちは考えていたことである。
しかし、もはやこれは死語であり、今でも恐ろしいと思うものは最初の3つぐらいだろう。なぜか。多くの家庭で親父が失権してしまっているからだろう。まあ、世の男性が神を恐れず、与えられた権威を自分勝手に振り回せば自ずとそのような権威を失っていくのは事の道理ではある。しかし、人ではない天におられる創造主は、決して彼の権威を失うことはない。だから世の父親が恐れの対象でなくなっても、天の父である創造主は依然として恐れるべきものであり続けるのである。それは、「地震・雷・火事・親父」の中で失墜した権威が人に属する「親父」のみであり、神の所業である「地震・雷・火事」についてはいまだに脅威である事からもうかがい知れるのではなかろうか。

イザヤ諸64章1〜4節にこうある。
ああ、あなたが天を裂いて降りてこられると、
山々は御前で揺れ動くでしょう。
火が柴に燃えつき、
火が水を湧き立たせるように、
あなたの御名はあなたの敵に知られ、
国々は御前で震えるでしょう。
私たちが予想もしなかった恐ろしい事を
あなたが行われるとき、
あなたが降りてこられると、
山々は御前で揺れ動くでしょう。
神を待ち望む者のために、
このようにしてくださる神は、
あなた以外にとこしえから聞いたこともなく、
耳にしたこともなく、目で見たこともありません。


主が天から降りてこられるときは、凄まじい状況になると書いてある。
このような現象は人の目からすると災害が起こったと映るが、古の先人はこれを「天罰が下った」と言って畏れ、身を慎み、自らの不徳を恥じ、我々の穢れを祓うべく反省をして禊をしてきた。
しかし、神への畏れを失った現代人はそのように身を戒めることを決して行わず、逆に「これが神の仕業なら、神様なんていない方がいい」と神を罵ることを口にするのだ。

実はそのような情景も聖書には書かれている。

黙示録16章10〜11節
第5の御使いが鉢を獣の座にぶちまけた。すると、獣の国は暗くなり、人々は苦しみのあまり舌をかんだ。
そして、その苦しみと、腫物との故に、天の神に対して穢し事を言い、自分の行いを悔い改めようとしなかった。


では、そのようは災害に直面した時、我々はそれをどう受けとめ、何をするべきなのだろうか。
答えはヨブ記に書いてある。
次回はそのヨブについて書き綴ってみようと思う。
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