ダニー・トレホが魅せる男のバイオレンスアクション。 グラインドハウスで流れた予告編の内の1本を映画化したものです。
監督はロバート・ロドリゲス、出演はダニー・トレホ、ロバート・デ・ニーロ、スティーヴン・セガール、ジェシカ・アルバ、ミシェル・ロドリゲス、ドン・ジョンソン、ジェフ・フェイヒー、リンジー・ローハンと豪華です。
毎度お騒せな子リンジー・ローハンはキレイなおっぱいを全開にしてます。 ダニー・トレホは顔のインパクトが尋常ではないので大概、"ああ、この人見たことある"という人が多いと思います。 しかもかなりの数の映画に出てまが、ほとんど悪役キャラです(当然ですが)。 そしてロバート・ロドリゲス監督の作品には欠かせないキャストの一人であり、とうとうメインです。 (ちなみにダニー・トレホはロバート・ロドリゲスの従兄弟です)

本作も当たり前ですがロバート・ロドリゲス映画丸出し、 テンポでゴリ押し展開全開です。 しかし惹きつけられてしまう。 特にキャラ設定が抜群です。キャスティングがいいのか？ どの人物でもワンカット見るだけで期待させられます。 今回特に気になったのがビリー・ブレア演じる"ヴォンの手下"です。 お馬鹿な手下って感じで、殺しを見ると必ず"吐く"という設定がいいです。 最後の最後の重要なシーンでも出てきます。

映画の内容もところどころ遊び心というか、ん〜と思うようなシーンが沢山あって楽しいです。 敵の腹を裂き腸を引っ張り出し、それをロープ代わりにして窓から飛び降りるとか、撃ち合いの中のど真ん中に救急車で飛び込んできたナースが銃を拾って打ちまくったり、フライパン持った男がうろちょろしてたり、あと今回のお色気はいいですね････
ロバート・ロドリゲスのお色気って結構フェチ系だと思うです。 不法移民の仲間の病院のナースはみんなミニスカ(羨ましい病院です････)。 そういうふざけた感がある中でも麻薬と不法移民の問題を根底においてあるので、締まったものになってるような気がします。 最後、エンドロール冒頭で続編があるようなタイトルが出てますがどうなんでしょうね････

続編あります！
『Machete Kills』2013年全米公開予定です！今回も豪華キャストです！日本公開は未定です。

value ： ★★★★★★★★☆☆ [ 8 / 10 ]