2011年10月22日
【速報】『東京オアシス』完成披露試写会レポート
『かもめ食堂』『めがね』『プール』『マザーウォーター』のプロジェクトチーム最新作『東京オアシス』が、10月22日(土)よりいよいよ公開されます。映画公開に先立ち、主演の小林聡美さんをはじめ、加瀬亮さん、黒木華さん、原田知世さんによる舞台挨拶付き完成披露試写会を本日実施いたしました。
【実施概要】
●日時:10月17日(月)18:30開演
●場所:スペースFS汐留ホール
●登壇者:小林聡美、加瀬亮、黒木華、原田知世
Q:みなさんの役どころ、どんな人を演じたのかをそれぞれ教えてください。
小林:トウコという女優の女性を演じました。いままでのさわやかな役とは違って(笑)、これまで続けてきた仕事や人生に思い悩んで、立ち止まってしまった人、そんな役柄です。物語が進むにつれて彼女がどう変化していくのか、というところを見ていただければと思います。
加瀬:ナガノというレタスを運ぶ男を演じました。このナガノという男は、これまで一人でがんばって世の中を渡ってきたけれど、気付いたらいろいろなことがつまらなくなっていて、美味しいものの味も分からなくなっている、そんなときにトウコと出会うところから物語が始まります。
原田:私が演じたのはキクチという女性で、もともと脚本家で順調な人生のはずだったのですが、自分の中で疑問が生まれてふと立ち止まってしまって、いまは映画館で働いているという役柄です。昔トウコさんとは、女優と脚本家という関係で一緒にお仕事をしていて、いま自分が働いている映画館でトウコさんと偶然にも再会を果たします。
黒木:美大に5浪している女の子の役を演じました。面接を受けに行った動物園でトウコさんと出会います。
Q:スクリーンの中では、みなさんが一緒になるシーンは実はないんですよね。
それぞれ個別に小林さんと一緒のシーンを撮影されましたが、小林さんの印象はいかがでしたか?
今回はじめて共演した黒木:とても素敵な方でした。映画に出演するのは今回がはじめてで、分からないことがあったり、緊張してしまったときに、小林さんにいつも話かけていただきました。そのおかげで、撮影現場では安心して落ち着いて演じることができました。
一番共演の回数が多い加瀬:今回で4回目の共演をやらせていただきまして、どんなときでも前を向く人なんだとよく分かりました。撮影が深夜に及ぶこともあったのですが、いつもと変わらず前向きで明るい姿勢で取り組んでいらして、あらためてすごい先輩だなと思いました。
初共演となった原田:今回がはじめてとは思えなかったです。私たちのシーンでは、台本9ページを1カットで撮影したのですが、聡美さんはとても自然体な方なので、変に緊張しないで、大変なシーンを一緒に乗り越えることができました。撮影自体は短い時間でしたが、すごく濃密な時間を過ごせた気がします。
Q:では、小林さん、原田さんと黒木さんは今回はじめての共演となりましたがそれぞれの印象は?
小林:黒木さんの舞台は何本か拝見していて、力強いお芝居をなさる女優さんだなと思っていました。柔軟性があって、素敵な女優さんだと思います。
原田さんとは今回やっと共演できてうれしかったです。同じ頃にお互いデビューしていると思うのですが、その頃の印象とかわらず、透明感のある、小鳥のように可憐な大人のひとです。
加瀬さんとは今回で4回目ですが、夫婦漫才ができそうかなって思いました。
Q:今回の舞台は、'東京'。現在、みなさんが住んでいらして、一番身近な場所が舞台となりました。スクリーンに映った今回の'東京'はいかがでしたか?
加瀬:自分が東京に移り住んで13年くらいになりますが、撮影中の車の中からの景色を見ながら、自分がこの街で暮らしてきた時間をあらためて思い出しました。
黒木:この12月で東京での暮らしがやっと1年になります。映画の中に出てくる場所が、東京に住んでいる皆さんにとってはお馴染みの場所でも、私には新鮮で、行きたいなと思える場所もたくさんありました。自分の地元と似てるなと思える場所もあって、見ていてすごく面白かったです。
原田:東京はいろいろな表情を持つ街だと思います。私の出演シーンを撮影した映画館は、偶然にも私が高校時代に通っていた通学路にあり、自分にとってはすごく身近な場所で、撮影中も感慨深かったです。
小林:東京は私が生まれ育った街で、これまであらためて考えたり、見つめたりしてこなかったことに、この映画に関ることによって気付かされました。それからは、私が住んでいる街はここなんだと実感しながら過ごす時間が多くなりました。
本日は、どうもありがとうございました。
【作品概要】
『かもめ食堂』『めがね』『プール』『マザーウォーター』と、人と場所との関係をシンプルに見つめてきたプロジェクトが次に選んだ舞台は、私たちが日々の暮しを営む街、東京と、そこに生きる自身の姿。小さな出会いから生まれる、ふとしたふれ合いをめぐるこの物語は、二人の監督、三人の脚本家によるアンソロジー。
出演は小林聡美、加瀬亮、そしてプロジェクト初参加の原田知世、映画初出演の黒木華。小林聡美と原田知世の初共演に注目が集まる。
監督は、『マザーウォーター』の松本佳奈と、これまでCMやプロモーションビデオで活躍してきた中村佳代。そして、『めがね』『マザーウォーター』で主題歌を手掛けた大貫妙子が、本作では主題歌と劇中音楽を担当。
【クレジット】
出演:小林聡美、加瀬亮、黒木華、原田知世
監督・脚本:松本佳奈『マザーウォーター』、中村佳代
脚本:白木朋子『マザーウォーター』、音楽:大貫妙子、フードスタイリスト:飯島奈美
製作:オアシス計画 (バップ、シャシャ・コーポレイション、パラダイス・カフェ、スールキートス)
配給・宣伝:スールキートス、宣伝協力:アルシネテラン
2011年/日本/カラー/アメリカンビスタ/(C)2011オアシス計画
www.tokyo-oasis-movie.com
10/22(土)、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町他にて全国順次公開
【実施概要】
●日時:10月17日(月)18:30開演
●場所:スペースFS汐留ホール
●登壇者:小林聡美、加瀬亮、黒木華、原田知世
Q:みなさんの役どころ、どんな人を演じたのかをそれぞれ教えてください。
小林:トウコという女優の女性を演じました。いままでのさわやかな役とは違って(笑)、これまで続けてきた仕事や人生に思い悩んで、立ち止まってしまった人、そんな役柄です。物語が進むにつれて彼女がどう変化していくのか、というところを見ていただければと思います。
加瀬:ナガノというレタスを運ぶ男を演じました。このナガノという男は、これまで一人でがんばって世の中を渡ってきたけれど、気付いたらいろいろなことがつまらなくなっていて、美味しいものの味も分からなくなっている、そんなときにトウコと出会うところから物語が始まります。
原田:私が演じたのはキクチという女性で、もともと脚本家で順調な人生のはずだったのですが、自分の中で疑問が生まれてふと立ち止まってしまって、いまは映画館で働いているという役柄です。昔トウコさんとは、女優と脚本家という関係で一緒にお仕事をしていて、いま自分が働いている映画館でトウコさんと偶然にも再会を果たします。
黒木:美大に5浪している女の子の役を演じました。面接を受けに行った動物園でトウコさんと出会います。
Q:スクリーンの中では、みなさんが一緒になるシーンは実はないんですよね。
それぞれ個別に小林さんと一緒のシーンを撮影されましたが、小林さんの印象はいかがでしたか?
今回はじめて共演した黒木:とても素敵な方でした。映画に出演するのは今回がはじめてで、分からないことがあったり、緊張してしまったときに、小林さんにいつも話かけていただきました。そのおかげで、撮影現場では安心して落ち着いて演じることができました。
一番共演の回数が多い加瀬:今回で4回目の共演をやらせていただきまして、どんなときでも前を向く人なんだとよく分かりました。撮影が深夜に及ぶこともあったのですが、いつもと変わらず前向きで明るい姿勢で取り組んでいらして、あらためてすごい先輩だなと思いました。
初共演となった原田:今回がはじめてとは思えなかったです。私たちのシーンでは、台本9ページを1カットで撮影したのですが、聡美さんはとても自然体な方なので、変に緊張しないで、大変なシーンを一緒に乗り越えることができました。撮影自体は短い時間でしたが、すごく濃密な時間を過ごせた気がします。
Q:では、小林さん、原田さんと黒木さんは今回はじめての共演となりましたがそれぞれの印象は?
小林:黒木さんの舞台は何本か拝見していて、力強いお芝居をなさる女優さんだなと思っていました。柔軟性があって、素敵な女優さんだと思います。
原田さんとは今回やっと共演できてうれしかったです。同じ頃にお互いデビューしていると思うのですが、その頃の印象とかわらず、透明感のある、小鳥のように可憐な大人のひとです。
加瀬さんとは今回で4回目ですが、夫婦漫才ができそうかなって思いました。
Q:今回の舞台は、'東京'。現在、みなさんが住んでいらして、一番身近な場所が舞台となりました。スクリーンに映った今回の'東京'はいかがでしたか?
加瀬:自分が東京に移り住んで13年くらいになりますが、撮影中の車の中からの景色を見ながら、自分がこの街で暮らしてきた時間をあらためて思い出しました。
黒木:この12月で東京での暮らしがやっと1年になります。映画の中に出てくる場所が、東京に住んでいる皆さんにとってはお馴染みの場所でも、私には新鮮で、行きたいなと思える場所もたくさんありました。自分の地元と似てるなと思える場所もあって、見ていてすごく面白かったです。
原田:東京はいろいろな表情を持つ街だと思います。私の出演シーンを撮影した映画館は、偶然にも私が高校時代に通っていた通学路にあり、自分にとってはすごく身近な場所で、撮影中も感慨深かったです。
小林:東京は私が生まれ育った街で、これまであらためて考えたり、見つめたりしてこなかったことに、この映画に関ることによって気付かされました。それからは、私が住んでいる街はここなんだと実感しながら過ごす時間が多くなりました。
本日は、どうもありがとうございました。
【作品概要】
『かもめ食堂』『めがね』『プール』『マザーウォーター』と、人と場所との関係をシンプルに見つめてきたプロジェクトが次に選んだ舞台は、私たちが日々の暮しを営む街、東京と、そこに生きる自身の姿。小さな出会いから生まれる、ふとしたふれ合いをめぐるこの物語は、二人の監督、三人の脚本家によるアンソロジー。
出演は小林聡美、加瀬亮、そしてプロジェクト初参加の原田知世、映画初出演の黒木華。小林聡美と原田知世の初共演に注目が集まる。
監督は、『マザーウォーター』の松本佳奈と、これまでCMやプロモーションビデオで活躍してきた中村佳代。そして、『めがね』『マザーウォーター』で主題歌を手掛けた大貫妙子が、本作では主題歌と劇中音楽を担当。
【クレジット】
出演:小林聡美、加瀬亮、黒木華、原田知世
監督・脚本:松本佳奈『マザーウォーター』、中村佳代
脚本:白木朋子『マザーウォーター』、音楽:大貫妙子、フードスタイリスト:飯島奈美
製作:オアシス計画 (バップ、シャシャ・コーポレイション、パラダイス・カフェ、スールキートス)
配給・宣伝:スールキートス、宣伝協力:アルシネテラン
2011年/日本/カラー/アメリカンビスタ/(C)2011オアシス計画
www.tokyo-oasis-movie.com
10/22(土)、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町他にて全国順次公開
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