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2014年07月10日

第36回モスクワ国際映画祭W授賞の快挙!!『私の男』

6月14日より全国72館で公開し、中規模公開 ながら好成績
で絶賛公開中の熊切和嘉監督、浅野忠信・二階堂ふみ主演『私の男』(日活配給)が、6月19日〜
6月28日(モスクワ現地日時)に開催された【第36回モスクワ国際映画祭コンペティション部門】
へ正式出品され、【最優秀作品賞】と【最優秀男優賞】のW受賞の快挙となりました。

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◇受賞内容/第36回モスクワ国際映画祭コンペティション部門【最優秀作品賞】【最優秀男優賞】
◇授賞式日程/モスクワ6月28日(土)18:00-19:30(日本:6月28日(土)23:00-24:30)
◇授賞式会場/Theatre "Rossiya" (1500人収容)

★浅野忠信/最優秀男優賞("Silver George"for the best actor)
  1983年(第13回)の『ふるさと』(神山征二郎監督) の加藤嘉、以来31年ぶりの快挙!
最優秀男優賞の発表:19時5分(日本24時5分)
授与の理由:控えめさと力強さ、一人の男が堕ちていく様子を 非常にうまく表現していた。

★『私の男』熊切和嘉/最優秀作品賞(グランプリ) (Golden George)
1999年(第21回)の『生きたい』新藤兼人監督、以来15年ぶりの快挙!
最優秀作品賞:19時15分(日本24時15分)
授与の理由:複雑で解決できない問題を抱える男と女の愛について、挑発的に、
   かつ素晴らしい才能を発揮し描ききった監督を評価した。 難しい主題を扱っているが、
監督は俳優たちと素晴らしい作品を作り上げた。(審査員長のグレブ・パンフィロフ監督)

■在ロシア日本大使館参事官・日下部陽介氏のコメント(映画関係者の代理として授賞式にご登壇)
  モスクワ国際映画祭という栄誉ある映画祭で
   日本の作品が2つも賞を受賞したのは大変誇らしく嬉しい。

■監督:熊切和嘉監督(39)コメント
『私の男』は企画段階から完成に至るまで、様々なトラブルに見舞われた映画でした。
それが、モスクワ国際映画祭でグランプリ&主演男優賞だなんて、神様もいたんだなあと!
最高です!映画監督になって15年になりますが、 結果的に『私の男』が今までで一番、
「やりたい放題」やらせていただいた映画でした。映画を志していた少年時代に
抱いていた想いが、確信に変わりました。これからは、より気合いを込めて「やりたい放題」
やっていこうと思います。スタッフ、キャストはじめ、この映画に関わった全ての人に感謝
致します!本当にありがとうございました。

■主演:浅野忠信(40)コメント
とても嬉しいです!この作品に対しての意気込みや思い入れは、誰にも負けないものでしたし、
役作りに関しても、与えられた時間を活かし見えてくるものが大きかったため、力が入ってました。
正直思い入れが強すぎて、焦ってしまったり、熱くなりすぎてしまうことがありました。
まさかこんな形で報われるとは思っていなかったので、今は素直に皆さんに感謝しております。
自分はまともでない時もありますが、自分の好きなことに対しての情熱を強く信じております。
ですからどうかこれからも見続けていただけると嬉しいです。

■主演:二階堂ふみ(19)コメント
熊切監督おめでとうございます。浅野さんおめでとうございます。映画『私の男』おめでとう
ございます。モスクワの地でこの作品が評価された事を幸せに思います。
この作品に関われたことを誇りに思います。

★第36回モスクワ国際映画祭 2014年6月19日〜6月28日(モスクワ現地日程) 
 モスクワ国際映画祭はロシアの首都モスクワで開催。カンヌ、ベネチア、ベルリン映画祭
と並び世界四大映画祭といわれ権威のある映画祭。国際映画製作者連盟の公認であり、国際
 映画祭の中でも注目度が高い。1959年に第1回が開催され、1999年まで隔年開催、現在では
毎年開催されている。これまでに、黒澤明監督、新藤兼人監督など日本を代表する監督の作品
が上映された。黒澤明監督は、モスクワ国際映画祭でグランプリを受賞した『デルス・ウザーラ』
で、米アカデミー賞外国語映画賞を受賞。2013年度には、世界50ヶ国から集まった約200作品が
上映され、7,500人以上の関係者が参加。日本からは、昨年5作品が正式出品され、大森立嗣監督、
真木よう子主演の「さよなら渓谷」が、日本では48年ぶりに審査委員特別賞を受賞し、日本国内
でも大きな話題となった。
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posted by mamia at 20:42| イベント
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