2010年11月06日
映画『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』
第23回 東京国際映画祭
10月25日(月)舞台挨拶のご報告
http://usodakedo.net
2011年1月22日
角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋ほか全国ロードショー
10月23日に華々しく開幕した第23回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門に、角川映画配給 『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』(1/22より角川シネマ新宿にて公開)が出品されております。
『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』は、"みーまー"の略称で知られ、累計100万部を突破した入間人間(いるまひとま)さんの原作を、インディーズ時代から、そのユニークな映像表現で注目されていた瀬田なつき監督が大胆にキュート、愛らしくポップ、シニカルで残酷に映画化した作品となります。
そして、10月25日(月)にプレミア上映が行われ、キャスト・監督による舞台挨拶を行いました。
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日時:10月25日(月)
開催場所:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
登壇者:大政絢、染谷将太、田畑智子、瀬田なつき監督
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【舞台挨拶内容】
MC:では、ご挨拶をお願い致します。
●大政絢さん
皆さん、こんにちは。
今回、東京国際映画祭で上映されるということでとても嬉しいです。
ピュアでまっすぐな映画になっていて、過去の残酷な部分もあったり、
色々な感情がある映画になっています。
最初から最後まで飽きない映画となっておりますので、楽しんで帰って下さい。
●染谷将太さん
本日はご来場ありがとうございます。
可愛くて残酷な映画ですが・・・その両面性を楽しんで下さい。
●田畑智子さん
映像から風が吹いているような、新しい映画です。
内容は残酷なのはずなのに、それをさらっと見られるところが面白いと
思いました。是非、楽しんで下さい。
●瀬田なつき監督
今日、皆さんがこの作品の初めてのお客さんとなるので、
どう感じていただけるのか緊張しています。
必死で作った映画ですので、全力で楽しんで頂ければと思います。
MC:みーくんとまーちゃんは、非常に密接な関係ですよね。
大政さんは、みーくんみたいな男性ってどうですか?
●大政絢さん
みーくんは、まーちゃんに対してとっても一途に恋愛しているので
傍から見ると、まーちゃんは幸せ者だなぁと思います。
まーちゃんが愛されていて羨ましいですし、まーちゃんもみーくんも
お互い思い合っていて、そういう関係が素敵だなと思います。
MC:田畑さんはいかがですか?
●田畑智子さん
凄く痛々しいほどに頑張っている姿や、対人に対する態度
が素敵だと感じました。
一途ですし、相手をそこまで思えるというのは素晴らしいですね。
MC:そして、染谷さん、タイトルどおり、まーちゃんは
壊れているわけなのですが、まーちゃんみたいな女性はどうですか?
●染谷将太さん
難しい質問ですね。いや〜きっと守ってあげたくなるのではないでしょうか。
まーちゃんの"何か"を信じるしかないですよね。
MC:そして、演じられているみーくんは"嘘つき"ですが、
この作品を通して、"嘘"に関して何か考えたことはありますか?
●染谷将太さん
改めて思ったのですが、嘘って良い面も悪い面もありますよね。
みーくんはまーちゃんを思って嘘をついているので、
素敵な嘘というのを、より深く感じました。
MC:この映画の中にはある決め台詞がありますが
どんな風に演じられましたか?
●染谷将太さん
最初、監督とスタッフとキャストで、どうやったらあの決め台詞が
実写で伝わるのかと話し合ったのですが、結局あるルールを決めまして、
そのルールにそって、みんなでアイデアを持ち寄りました。
MC:では今"嘘"というキーワードが出ましたが
大政さん、嘘つきの男性ってどうですか?
●大政絢さん
さっき、みーくん(染谷さん)も言われていたんですけど、
相手を思う良い嘘があったり、本当にダメな嘘もあったり、
色々な嘘があると思うんです。
ですので、確信を持って嘘つきが嫌だとは言えないですけど、
良い嘘ならついてもいいんじゃないかなって。
相手を思う気持ちがあってついている嘘ならいいんじゃないかと
思います。いやな嘘は嫌ですけどね(笑)
MC:田畑さん、先ほども"新しい映画"とおっしゃっていましたが
今回瀬田監督と一緒に撮影して、どういうところが新しかったですか?
●田畑智子さん
まず、現場での撮り方が、今まで経験したことがないことが
多かったんです。観ていただければ、分かって頂けるかと思うのですが。
撮っている映像がどうなるのかわからなくて、
観てやっとわかりました。なので、凄く楽しい現場でしたね。
MC:監督、必死になって撮られたと先ほどおっしゃっていましたが
どのあたりが一番しんどかったですか?
●瀬田なつき監督
初めての商業映画だったので、もう全てが大変でした。
でも凄く楽しかったです。
キャストやスタッフの方にも、"頑張って"と言われ、
皆さんに見守られて、全力を出し切る現場を作っていきました。
MC:非常に原作がパンチが効いていますので、その映像化に際しては
プレッシャーもあったのではないですか?
●瀬田なつき監督
原作が非常に大胆な世界観だったので、それを映像するにあたり、
どこを一番メインにするかを悩みました。
結果、2人のラブストーリーをメインに再構築していった感じです。
是非、原作ファンの方も、映画と原作の差を探して、
楽しんでいただければと思います。
MC:最後に監督からひと言どうぞ
●瀬田なつき監督
色々冒険したので、「これが映画だ」、という概念を壊し......
はしないまでも、色々と考えて、発見して、柔らか頭で
観ていただければと思います。
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【ストーリー】
僕はキミを守る。
だって、世界で一番キミを××してるから・・・。嘘だけど。
僕(みーくん)の幼なじみ、まーちゃん。
とっても可愛いけど、乱暴でワガママで壊れた女の子。
僕とまーちゃんは、10年前の誘拐監禁事件の被害者同士。
不穏な連続殺人事件が起きている街で10年ぶりに僕らは再会した。
ある日、まーちゃんを主治医の精神科医に連れて行った僕のところに、
事件を捜査する刑事が接触してきた。
僕らは容疑者と疑われているらしい......。
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出演:大政絢 染谷将太 三浦誠己 山田キヌヲ
鈴木卓爾 田畑智子 鈴木京香
監督:瀬田なつき
原作:入間人間(アスキー・メディアワークス/電撃文庫刊)
脚本:田中幸子 瀬田なつき
主題歌:柴咲コウ「サヨナラブ」(UNIVERSAL MUSIC/chimera energy)
製作:「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」製作委員会
制作プロダクション:デジタル・フロンティア
配給:角川映画
(C)2010 「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」製作委員会
映画公式サイト:http://usodakedo.net
2011年1月22日、角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋他
全国ロードショー
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