2009年09月19日
『南極料理人』満員御礼企画! 阿部義晴さん(ユニコーン)×沖田修一監督 爆笑トークイベントのご報告
テアトル新宿ほか、全国公開中の『南極料理人』。大ヒットを記念して、9/13(日)テアトル新宿にて、本作で音楽を担当したユニコーンの阿部義晴さんと沖田修一監督のスペシャルトークイベントを開催致しました。
今回、初の映画音楽を手がけた阿部さんの制作秘話を直接聞ける、ということで前売りチケットは販売と同時に完売。遠くは博多からファンが駆けつけました。
また、特別に阿部さんのサイン入り「南極料理人」サウンドトラック、99枚を発売。このことを阿部さん本人から告知された瞬間、会場からは大歓声と拍手が沸き起こり、イベント終了と同時に長蛇の列が出来るなど、大盛況のトークイベントとなりました。
以下、トークイベント内容になります。
また、『南極料理人』オフィシャルチャンネル(http://ch.yahoo.co.jp/nankyoku-ryori/index.php)
にて動画「南極料理人のテーマができるまで」を配信中。
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――今回、阿部さんに音楽をお願いした経緯を教えて下さい。
■沖田修一監督(以下、監督)
まずはユニコーンの再結成が一番大きかったです。大ファンなのでびっくりしました。 男8人の男臭い映画なので、ユニコーンにお願いできたら最高だな、と。更に、阿部さんに音楽をやって頂けたら...と、どんどん夢が膨らんでいきました。
――今回のオファーを受けてどのように思われましたか? また、初対面の印象は?
■阿部義晴さん(以下、阿部)
映画音楽に興味がありました。原作本があると聞いて、ヤフオクで落として読んだら、面白そうだな、と(笑)。それで、お引き受けしました。
■監督
網走ロケの前日に初めて阿部さんにお会いしたのですが、心の中がぐちゃぐちゃのままだったので、つい「一緒に網走に行きませんか?」と言ってしまい、大笑いされました。移動の車中で何度も、「ユニコーンの阿部さんに会うんだよね」とプロデューサーに確認していました。
■阿部
監督はロケ前でまだ悩んでいる感じでしたよね。あの頃に比べるとだいぶマスコミ慣れしてきて、いい感じにギラギラしてますよ、今は(笑)。
――映画音楽を作っていく過程で苦労した点、思いで話などを教えて下さい。
■阿部
メインテーマと、家族への想い・郷愁感のある曲、という2つのテーマを頂いて、あとは任せて頂きました。ツアーの合間にデモテープを作りました。「南極」という寒いところのお話なので、反対に南国風が良いかな、と。あと、ブルース・リーの映画を観た後は、みんな強そうになっているじゃないですか! あんな感じで、『南極料理人』を観た後、口笛を吹いて帰って欲しいな、と思って作りました。
それから「隊員」という言葉から「行進」もイメージしました。
■監督
頂いたデモテープがすごくドンピシャで びっくりしました。あっけにとられたまま進んでしまった(笑)。ひとつずつ音が重なる度に、隊員がどんどん増えていく感じがしました。
■阿部
うまいこと言いますね(笑)。
映画というと「物語」があるじゃないですか。でも『南極料理人』はとにかく"淡々"と進んでいく。そこが面白い!...んだよね?
■監督
僕の中では色々と起きていたんですけど...(笑)。
■阿部
ツアー合間の作業だったので、思いついたことをその場でどんどんやりました。
■監督
そのシーンにその音が付くのが、始めから決まっていたかのようなハマり方でした。
■阿部
僕は音楽を作る時に、絵や風景が影響することが多いので、それが良かったのかもしれませんね。
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■スタッフ・キャスト■
出演:堺雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、西田尚美、豊原功補 ほか
監督・脚本:沖田修一(『鍋と友達』『このすばらしきせかい』)
原作:西村淳(「面白南極料理人」(新潮文庫・春風社刊)「面白南極料理人 笑う 食卓」(新潮文庫刊))音楽:阿部義晴 主題歌:ユニコーン 「サラウンド」 (キューンレコード)
フードスタイリスト:飯島奈美/榑谷孝子
製作:『南極料理人』製作委員会 企画・制作プロダクション:パレード
2009/日本/35mm/125分/アメリカンヴィスタ/カラー/DTSステレオ
公式HP: http://nankyoku-ryori.com
(C)2009「南極料理人」製作委員会PR
今回、初の映画音楽を手がけた阿部さんの制作秘話を直接聞ける、ということで前売りチケットは販売と同時に完売。遠くは博多からファンが駆けつけました。
また、特別に阿部さんのサイン入り「南極料理人」サウンドトラック、99枚を発売。このことを阿部さん本人から告知された瞬間、会場からは大歓声と拍手が沸き起こり、イベント終了と同時に長蛇の列が出来るなど、大盛況のトークイベントとなりました。
以下、トークイベント内容になります。
また、『南極料理人』オフィシャルチャンネル(http://ch.yahoo.co.jp/nankyoku-ryori/index.php)
にて動画「南極料理人のテーマができるまで」を配信中。
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――今回、阿部さんに音楽をお願いした経緯を教えて下さい。
■沖田修一監督(以下、監督)
まずはユニコーンの再結成が一番大きかったです。大ファンなのでびっくりしました。 男8人の男臭い映画なので、ユニコーンにお願いできたら最高だな、と。更に、阿部さんに音楽をやって頂けたら...と、どんどん夢が膨らんでいきました。
――今回のオファーを受けてどのように思われましたか? また、初対面の印象は?
■阿部義晴さん(以下、阿部)
映画音楽に興味がありました。原作本があると聞いて、ヤフオクで落として読んだら、面白そうだな、と(笑)。それで、お引き受けしました。
■監督
網走ロケの前日に初めて阿部さんにお会いしたのですが、心の中がぐちゃぐちゃのままだったので、つい「一緒に網走に行きませんか?」と言ってしまい、大笑いされました。移動の車中で何度も、「ユニコーンの阿部さんに会うんだよね」とプロデューサーに確認していました。
■阿部
監督はロケ前でまだ悩んでいる感じでしたよね。あの頃に比べるとだいぶマスコミ慣れしてきて、いい感じにギラギラしてますよ、今は(笑)。
――映画音楽を作っていく過程で苦労した点、思いで話などを教えて下さい。
■阿部
メインテーマと、家族への想い・郷愁感のある曲、という2つのテーマを頂いて、あとは任せて頂きました。ツアーの合間にデモテープを作りました。「南極」という寒いところのお話なので、反対に南国風が良いかな、と。あと、ブルース・リーの映画を観た後は、みんな強そうになっているじゃないですか! あんな感じで、『南極料理人』を観た後、口笛を吹いて帰って欲しいな、と思って作りました。
それから「隊員」という言葉から「行進」もイメージしました。
■監督
頂いたデモテープがすごくドンピシャで びっくりしました。あっけにとられたまま進んでしまった(笑)。ひとつずつ音が重なる度に、隊員がどんどん増えていく感じがしました。
■阿部
うまいこと言いますね(笑)。
映画というと「物語」があるじゃないですか。でも『南極料理人』はとにかく"淡々"と進んでいく。そこが面白い!...んだよね?
■監督
僕の中では色々と起きていたんですけど...(笑)。
■阿部
ツアー合間の作業だったので、思いついたことをその場でどんどんやりました。
■監督
そのシーンにその音が付くのが、始めから決まっていたかのようなハマり方でした。
■阿部
僕は音楽を作る時に、絵や風景が影響することが多いので、それが良かったのかもしれませんね。
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■スタッフ・キャスト■
出演:堺雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、西田尚美、豊原功補 ほか
監督・脚本:沖田修一(『鍋と友達』『このすばらしきせかい』)
原作:西村淳(「面白南極料理人」(新潮文庫・春風社刊)「面白南極料理人 笑う 食卓」(新潮文庫刊))音楽:阿部義晴 主題歌:ユニコーン 「サラウンド」 (キューンレコード)
フードスタイリスト:飯島奈美/榑谷孝子
製作:『南極料理人』製作委員会 企画・制作プロダクション:パレード
2009/日本/35mm/125分/アメリカンヴィスタ/カラー/DTSステレオ
公式HP: http://nankyoku-ryori.com
(C)2009「南極料理人」製作委員会PR
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