映画とテレビ視聴感想

仮面ライダー鎧武 1話感想　「変身！空からオレンジ！？」

2013年10月から放送された平成仮面ライダー第15作

計画都市沢芽市を舞台に地球の存亡を賭けた戦いが繰り広げられる。


ユグドラシルという企業が沢芽市の都市計画を担い、市民の多くが
もユグドラシルの関連会社で働いています。

市内では、若者のグループによるダンスチーム（通称ビートライダ
ーズ）が多数存在しており、チームはネット配信でダンスを見た市民
が投票するランキングで優劣を競っていた。

いつの頃からか、ロックシードという錠前がダンスチームに流通
し始めた。それは、異空間から、インベスという小型のモンスター
を呼び出し、操れるというものであった。

ダンスチームは、ダンススペースの取り合いなどのいざこざになった
時、ダンスで優劣を着けるのではなく、インベス同士を戦わせて
勝負するようになってしまっていた。（このインベスゲームもネット
配信され、ランキング投票される。）

ある時、チームバロンにインベスゲームで負けてランキングが急降下
してしまったチーム鎧武のリーダー裕也は、ロックシードの売人から
ベルトのバックル（戦極ドライバー）を手に入れる。

バックルを見せようと裕也が呼んだ元チームの紘汰（主人公）と舞は
不思議な空間に迷い込み、人間大のインベスと、通常とは違うビャッコ
インベスに襲われる。二人は通常空間まで逃げ延、紘汰は囮になり舞
を逃がそうとする。異空間の植物からもいだ果実が錠前に代わり、
バックルにセットすることで紘汰は仮面ライダー鎧武となりインベスを
倒す。途中、舞に似た金髪の少女に助けられたが、その少女はすぐに
消えてしまっていた。



最初に鎧武を見た時、ダンスチームならダンスで決着を着けろよ！
と話の展開に違和感を覚えたのですが、何かで脚本家のインタビュー
記事を読んだとき、「前作の仮面ライダーウィザードが５３話となり、
鎧武が１０月開始となった。１２月のクリスマス商戦までに玩具と
なる仮面ライダーをすべて登場させなければらないため、ストーリー
をかなり端折った。」ということを書いていました。


主人公の紘汰は第1話の段階では、既にダンスチームを抜け、両親が
いないため若いころから家計を支えてくれていた姉に楽をさせたい
と複数のバイトをして家賃や食費を稼いでいます。（どこかの企業に
就職していない理由は不明です。）舞を助けるために偶然変身してし
まった紘汰は今後どう戦いに巻き込まれていくのでしょうか。



インベスがまだバトルゲームの道具としての認識しかなく、ストーリー
の最初のころは、各ダンスチームのリーダーが仮面ライダーに変身でき
るようになっての抗争が続くので、正義のヒーローという感じが
しません。鎧武は途中で見なくなってしまったので、これからゆっくり
と見直してみようと思います。


15作目の区切りのオマージュなのか、冒頭の三つの陣に分かれたライ
ダー同士の合戦は仮面ライダーディケイドの冒頭のライダー大戦を、
迷子の子供に話しかける紘汰は、仮面ライダークウガで迷子の子供
に話しかける五代雄介を想起しました。

仮面ライダー鎧武/ガイム 特写写真集 鎧旋 (DETAIL OF HEROES) 新品価格 ￥3,456から (2015/6/3 23:39時点)