２０世紀少年－第一章－終わりの始まり　感想: 映画とテレビ視聴感想

2016年05月25日

２０世紀少年－第一章－終わりの始まり　感想

（制作2008：東宝)　2008年8月30日公開

日本テレビ開局55周年記念作品
本格科学冒険映画
２０世紀少年
Twentieth Century Boys

監督：堤幸彦
原作：浦沢直樹
主題歌：「20th Century Boy」T.REX
挿入歌：「Bob Lennon」kenji
　　　　「愛・ＲＯＣＫ・友」
　　　　「Brothers」Otcho in Shibuya
　　　　「”PENELOPE”／エーゲ海の真珠」PAUL MAURIAT GRAND ORCHESTRA
　　　　「LIKE A ROLLING STONE」Bob Dylan
　　　　「恋の季節」

ストーリー

ロックバンドのボーカル＆ギタリストだったケンジは、音楽活動を辞めて今は実家の酒屋を改築
したコンビニエンスストアを経営していた。ある日、刑事が訪ねて来て酒を配達している大学教
授の敷島とその家族が失踪した件について尋ねられたがケンジには全く心当たりがなかった。教
授宅へ空き瓶を取りに行った際、家の壁に記憶に引っかかるマークが書かれていた。

小学校の同窓会でケンジはトモダチと呼ばれる教祖がいる新興宗教団体について元同級生にケン
ジが関わっているのではと質問される。子供のころケンジが作ったマークがその宗教団体で使わ
れていた。その夜、同窓会に欠席したドンキーが死んだ。

さらにケンジが子どもの頃に書いた「よげんの書」の通りの事件が起こり始め、ケンジは否応な
しに事件に巻き込まれていく。かつての仲間も集まり、２０００年１２月３１日に人類を滅亡さ
せようとするトモダチの計画を阻止しようとする。

原作未読で観ました。日常が次第に非日常に移っていくストーリーの流れが面白かったです。世
界を救う９人のあと二人とは誰なんでしょう。

冒頭、主人公が中学生の１９７３年から始まり２０１５年へ、そして本編が２０００年をベース
に小学生時代の１９６９年の夏の回想が入って進みます。登場人物は自分より５年くらい上の世
代でした。なので当時のアポロの月面着陸はあまりよくわからなかったです。当時に発売された
明治アポロチョコは、まだ現役で発売されています。今では形や名前の由来を知らない人も多い
のではないでしょうか。

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登場人物の双子ヤン坊、マー坊はヤンマーがスポンサーの「ヤン防、マー坊　天気予報」のキャ
ラクターから名前を取ったんでしょうね。１９５９年からつい最近の２０１４年３月３１日まで
放送されていたので、劇場公開当時はみんな元ネタがわかっていたことでしょう。

小学校時代の友達の中の誰が「トモダチ」なのか期待を次回に引っ張って終了しました。３部作
なので、次作ではまだわからないとは思いますが。

昨年の２０１５年は「バック・トゥ・ザ・フューチャー　Part２」で主人公のマーティがタイム
トラベルした未来だと話題になっていましたが、この作品も冒頭とラストが２０１５年でした。
第二章はカンナが成長した２０１５年がメインになりますが、全然話題にはならなかったようです。