2016年02月01日
宇宙戦士バルディオス 未放映回 感想
ニコ生で放送していた「宇宙戦士バルディオス」の一挙放送を観ました。
全話制覇する時間的余裕がなかったので、今回は打ち切り短縮放映のため
に未見だった31、(32)、33、34話を観ました。
「宇宙戦士バルディオス」は、放射能に汚染されたS1星で、放射能を除去
する装置がやっと完成したのに、軍部の指導者ガットラーが主導権を握って
開発者を殺害、装置を破壊し移民団を率いて居住可能な星を探しにS1星を
捨てて旅立つというところから始まります。
開発者の息子マリン・レイガンが復讐のためにガットラーを追って戦闘中に
亜空間突入に巻き込まれ気が付くとそこは太陽系の地球でした。
その後マリンは、地球の組織に捕らえられますが次第に信頼を得て防衛組織ブ
ルーフィクサーの一員となり、マリンが乗っていた戦闘機とブルーフィクサー
の戦闘機2機を合体させたロボット、バルディオスで同胞のS1星人の侵略か
ら地球を守ることとなりました。
3クール全39話を予定していましたが、スポンサーの経営悪化により打ち切り、
34話まで完成していたフィルムのうち、31、33、34話を未放映として32話が
放送31回目の最終回となりました。
最終回は世界が津波に飲み込まれていくというバッドエンドで放送当時反響を
呼びました。脚本は39話分全て完成していたので、ファンの要望も強く、後に
劇場版が制作されました。しかし、同じころに劇場化された伝説巨神イデオン
は総集編の「接触編」と打ち切り未制作部分を完全映像化した「発動編」とに
分けて制作されたため観客を満足させることができましたが、バルディオスの
場合は、未放映3話+未制作5話もあるのに、総集編部分を含んだ1本しか制作
されず、また脚本も劇場版のために変更された部分もあり、不満が残りました。
今回は、劇場版を含んだDVD-BOX発売の宣伝もあったようで、劇場版までは放
送されませんでしたが、できればそこまで放送して欲しかったです。
未放映部分は、ラストへ向けて物語が大きく動いていく重要な部分でした。
31話「失われた惑星」
敵との戦闘のアクシデントで、太陽系から水星と金星が失われる。
地球はS1星と同じように太陽系の第一惑星となった。
32話「破滅への序曲 前篇」
敵の作戦を読み間違え阻止することに失敗。北極と南極の氷がすべて溶け、
地球に大津波とこれまで経験したことのない豪雨が襲ってくる。推定され
る死亡者数30億人。(TVはここで完)
33話「破滅への序曲 後篇」
世界は次々と水没し、ブルーフィクサーや基地の隊員たちの家族も飲み
込まれていった。予想を上回り35億人の人類が失われた。総統ガットラ
ーは作戦の成果に満足して地球を眺めていたが雨雲が晴れ、水没によっ
て変わってしまった大陸の形を観て気付く。故郷のS1星と同じ地形だと。
34話「地球の長い午後」
マリンとブルーフィクサーのクインシュタイン博士も地球が太陽系の第一
惑星になったことと水没後の地形がS1星と同じになったことに気付いた。
違いは太陽系には土星があること。地球は占拠され、地球側はゲリラ活動
で反撃していたが、基地を突き止められ攻撃を受ける。破壊された原子炉
がメルトダウンを起こし、核による汚染を食い止めるため、ブルーフィク
サーの指揮官月影博士は、乗機を核物質と共に宇宙に転送し敵の巨大戦艦
に体当たりして最後を遂げた。
劇場版は上映当時に観ただけなので、映像化された描写があったか詳細は記
憶にありませんが、この後土星も失われ戦いにより核汚染された地球は過去
のS1星だったことがわかります。地球に来た時の亜空間移動はトラブルによ
り時間も遡っていたのです。
未放映話を観て思ったことはTV版の39話の完成品を最後まで見たかったという
ことです。奇抜な最終回となったことで視聴者の記憶に残りましたが、完結して
いたらもっと正当な評価を受けていたのではないかと思いました。
全話制覇する時間的余裕がなかったので、今回は打ち切り短縮放映のため
に未見だった31、(32)、33、34話を観ました。
「宇宙戦士バルディオス」は、放射能に汚染されたS1星で、放射能を除去
する装置がやっと完成したのに、軍部の指導者ガットラーが主導権を握って
開発者を殺害、装置を破壊し移民団を率いて居住可能な星を探しにS1星を
捨てて旅立つというところから始まります。
開発者の息子マリン・レイガンが復讐のためにガットラーを追って戦闘中に
亜空間突入に巻き込まれ気が付くとそこは太陽系の地球でした。
その後マリンは、地球の組織に捕らえられますが次第に信頼を得て防衛組織ブ
ルーフィクサーの一員となり、マリンが乗っていた戦闘機とブルーフィクサー
の戦闘機2機を合体させたロボット、バルディオスで同胞のS1星人の侵略か
ら地球を守ることとなりました。
3クール全39話を予定していましたが、スポンサーの経営悪化により打ち切り、
34話まで完成していたフィルムのうち、31、33、34話を未放映として32話が
放送31回目の最終回となりました。
最終回は世界が津波に飲み込まれていくというバッドエンドで放送当時反響を
呼びました。脚本は39話分全て完成していたので、ファンの要望も強く、後に
劇場版が制作されました。しかし、同じころに劇場化された伝説巨神イデオン
は総集編の「接触編」と打ち切り未制作部分を完全映像化した「発動編」とに
分けて制作されたため観客を満足させることができましたが、バルディオスの
場合は、未放映3話+未制作5話もあるのに、総集編部分を含んだ1本しか制作
されず、また脚本も劇場版のために変更された部分もあり、不満が残りました。
今回は、劇場版を含んだDVD-BOX発売の宣伝もあったようで、劇場版までは放
送されませんでしたが、できればそこまで放送して欲しかったです。
未放映部分は、ラストへ向けて物語が大きく動いていく重要な部分でした。
31話「失われた惑星」
敵との戦闘のアクシデントで、太陽系から水星と金星が失われる。
地球はS1星と同じように太陽系の第一惑星となった。
32話「破滅への序曲 前篇」
敵の作戦を読み間違え阻止することに失敗。北極と南極の氷がすべて溶け、
地球に大津波とこれまで経験したことのない豪雨が襲ってくる。推定され
る死亡者数30億人。(TVはここで完)
33話「破滅への序曲 後篇」
世界は次々と水没し、ブルーフィクサーや基地の隊員たちの家族も飲み
込まれていった。予想を上回り35億人の人類が失われた。総統ガットラ
ーは作戦の成果に満足して地球を眺めていたが雨雲が晴れ、水没によっ
て変わってしまった大陸の形を観て気付く。故郷のS1星と同じ地形だと。
34話「地球の長い午後」
マリンとブルーフィクサーのクインシュタイン博士も地球が太陽系の第一
惑星になったことと水没後の地形がS1星と同じになったことに気付いた。
違いは太陽系には土星があること。地球は占拠され、地球側はゲリラ活動
で反撃していたが、基地を突き止められ攻撃を受ける。破壊された原子炉
がメルトダウンを起こし、核による汚染を食い止めるため、ブルーフィク
サーの指揮官月影博士は、乗機を核物質と共に宇宙に転送し敵の巨大戦艦
に体当たりして最後を遂げた。
劇場版は上映当時に観ただけなので、映像化された描写があったか詳細は記
憶にありませんが、この後土星も失われ戦いにより核汚染された地球は過去
のS1星だったことがわかります。地球に来た時の亜空間移動はトラブルによ
り時間も遡っていたのです。
未放映話を観て思ったことはTV版の39話の完成品を最後まで見たかったという
ことです。奇抜な最終回となったことで視聴者の記憶に残りましたが、完結して
いたらもっと正当な評価を受けていたのではないかと思いました。
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