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2018年05月08日
授乳中の貧血!原因と解消法は?
赤ちゃんのお世話は24時間休みなしです。慣れない育児による疲れや睡眠不足もあって、体のトラブルが続いているママも多いのではないでしょうか。特に授乳中、貧血によるめまいなどの症状を感じたことはありませんか?授乳中にママがなりやすい貧血について、原因や解消方法、鉄剤を飲むことの安全性などをご説明します。
授乳中に貧血になりやすい原因は?
妊娠中に貧血に悩まされた人も多いと思いますが、貧血は授乳中にも多い悩みのひとつです。
貧血の原因は様々ありますが、授乳中の場合、ほとんどの原因は「鉄分不足」と考えられます。授乳中は、母乳を分泌するために通常よりも多く鉄が必要になるため、鉄分不足に陥りやすいのです(※1)。
また授乳中はなかなかまとまった睡眠がとれないので、寝不足による疲労がたまり、頭痛やめまい、だるさなど貧血症状に繋がることもあります。
授乳中の貧血を解消する方法は?
授乳中にめまいなどの貧血症状があると、思うようなリズムで家事や育児をこなせず、大変ですよね。少しずつ症状を解消するために、日常生活で次のような工夫をしてみてくださいね。
食事で鉄分を補う
授乳中は、赤ちゃんが必要とする鉄分が母乳から補われるため、どうしてもママは鉄分不足になりがちです。いつもより意識して、鉄分たっぷりの食事を心がけたいですね。
食品に含まれる鉄分のうち、腸で吸収されやすいのは動物性食品に含まれるヘム鉄です(※2)。レバーや牛肉、カツオ、マグロ、アサリなどを積極的に摂るようにするといいでしょう。
小松菜やひじき、大豆などの植物性食品に含まれる非ヘム鉄は、単独だと吸収率が低いので、緑黄色野菜などに豊富に含まれるビタミンCとあわせて摂るのがおすすめです(※2)。
少しでも睡眠時間を増やす
赤ちゃんを育てているママのほとんどが寝不足になっている、といっても過言ではないですよね。夜泣きや夜間の授乳でまとめて質の良い睡眠がとれず、苦労しているママも多いと思います。
寝不足は、貧血を引き起こすだけでなく、心身のあらゆるところに不調をきたします。この時期の寝不足はある程度仕方のないことですが、「寝られるときに寝る」ということを心がけましょう。
赤ちゃんと一緒にお昼寝をする、夜泣きしたときのお世話はパパの担当にする、たまには一時保育を利用したり両親を頼ったりして休息の時間を作るなど、家族の理解と協力も得ながら少しでも睡眠時間を確保したいですね。
あまりにも寝不足がひどい場合は、夜間断乳を検討するのも一つの方法です。
授乳中の貧血で鉄剤を服用してもいいの?
普段の生活のなかで食事に気をつけたり、睡眠時間を増やすよう意識したりしてもなかなか貧血症状が改善されない場合は、かかりつけの産婦人科や内科を受診して相談してみましょう。
場合によっては、鉄分不足を補うために「鉄剤」を処方してもらうのもいいかもしれません。
授乳中に薬を飲むと、「母乳を通して赤ちゃんに何らかの影響が出るのではないか」と心配なママもいるかもしれません。しかし、産後に貧血になったママを対象とした過去の研究では、鉄剤を飲む方が貧血の回復が早いうえに、乳児への影響は特になく安全であると報告されています(※3)。
ただし、より安全に鉄剤を処方してもらうため、病院を受診するときは授乳中であることを医師に伝えるようにしてくださいね。
なお、鉄剤の副作用で胃が荒れたり、便秘になったりすることもあるので、胃腸が弱い人は医師に相談し、鉄剤と一緒に胃腸薬も処方してもらうといいでしょう。
授乳中の貧血でサプリメントは飲める?
授乳中の鉄分不足を、食事や鉄剤だけでなくサプリメントで補うのも一つの手です。
しかし、サプリメントといっても種類は様々。鉄分のサプリメントも多種のメーカーから販売されています。多少高価になりますが、授乳中は赤ちゃんへの影響も考えて自然由来の成分からできているサプリメントを選ぶようにしましょう。
また、妊娠中に葉酸が含まれるサプリを飲んでいたママも多いと思いますが、授乳中も引き続き飲むのがおすすめです。葉酸は、ビタミンB12と協力して赤血球を作り出す働きがあるので、貧血予防・改善に一役買ってくれますよ。
サプリメントは手軽に飲むことができますが、薬ではないからといってたくさん摂取しすぎないようにしましょう。メーカーが指定している用法・用量をきちんと守って使うようにしてくださいね。
授乳中は普段から貧血予防を心がけて
授乳中は、母乳を通じて赤ちゃんも鉄分を摂るため、油断しているとママは貧血になってしまうことがあります。症状が悪化してからだと、病院にいくのも億劫になってしまうと思うので、普段から生活習慣に気を配り、貧血を予防するようにしましょう。
育児をしていると、ママ自身の体のケアは後回しになりがちですが、ママ業は体が資本です。体の健やかさは心の健康にもつながります。できるだけ笑顔で赤ちゃんと過ごせるように、体調管理にも気をつけたいですね。
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授乳中に貧血になりやすい原因は?
妊娠中に貧血に悩まされた人も多いと思いますが、貧血は授乳中にも多い悩みのひとつです。
貧血の原因は様々ありますが、授乳中の場合、ほとんどの原因は「鉄分不足」と考えられます。授乳中は、母乳を分泌するために通常よりも多く鉄が必要になるため、鉄分不足に陥りやすいのです(※1)。
また授乳中はなかなかまとまった睡眠がとれないので、寝不足による疲労がたまり、頭痛やめまい、だるさなど貧血症状に繋がることもあります。
授乳中の貧血を解消する方法は?
授乳中にめまいなどの貧血症状があると、思うようなリズムで家事や育児をこなせず、大変ですよね。少しずつ症状を解消するために、日常生活で次のような工夫をしてみてくださいね。
食事で鉄分を補う
授乳中は、赤ちゃんが必要とする鉄分が母乳から補われるため、どうしてもママは鉄分不足になりがちです。いつもより意識して、鉄分たっぷりの食事を心がけたいですね。
食品に含まれる鉄分のうち、腸で吸収されやすいのは動物性食品に含まれるヘム鉄です(※2)。レバーや牛肉、カツオ、マグロ、アサリなどを積極的に摂るようにするといいでしょう。
小松菜やひじき、大豆などの植物性食品に含まれる非ヘム鉄は、単独だと吸収率が低いので、緑黄色野菜などに豊富に含まれるビタミンCとあわせて摂るのがおすすめです(※2)。
少しでも睡眠時間を増やす
赤ちゃんを育てているママのほとんどが寝不足になっている、といっても過言ではないですよね。夜泣きや夜間の授乳でまとめて質の良い睡眠がとれず、苦労しているママも多いと思います。
寝不足は、貧血を引き起こすだけでなく、心身のあらゆるところに不調をきたします。この時期の寝不足はある程度仕方のないことですが、「寝られるときに寝る」ということを心がけましょう。
赤ちゃんと一緒にお昼寝をする、夜泣きしたときのお世話はパパの担当にする、たまには一時保育を利用したり両親を頼ったりして休息の時間を作るなど、家族の理解と協力も得ながら少しでも睡眠時間を確保したいですね。
あまりにも寝不足がひどい場合は、夜間断乳を検討するのも一つの方法です。
授乳中の貧血で鉄剤を服用してもいいの?
普段の生活のなかで食事に気をつけたり、睡眠時間を増やすよう意識したりしてもなかなか貧血症状が改善されない場合は、かかりつけの産婦人科や内科を受診して相談してみましょう。
場合によっては、鉄分不足を補うために「鉄剤」を処方してもらうのもいいかもしれません。
授乳中に薬を飲むと、「母乳を通して赤ちゃんに何らかの影響が出るのではないか」と心配なママもいるかもしれません。しかし、産後に貧血になったママを対象とした過去の研究では、鉄剤を飲む方が貧血の回復が早いうえに、乳児への影響は特になく安全であると報告されています(※3)。
ただし、より安全に鉄剤を処方してもらうため、病院を受診するときは授乳中であることを医師に伝えるようにしてくださいね。
なお、鉄剤の副作用で胃が荒れたり、便秘になったりすることもあるので、胃腸が弱い人は医師に相談し、鉄剤と一緒に胃腸薬も処方してもらうといいでしょう。
授乳中の貧血でサプリメントは飲める?
授乳中の鉄分不足を、食事や鉄剤だけでなくサプリメントで補うのも一つの手です。
しかし、サプリメントといっても種類は様々。鉄分のサプリメントも多種のメーカーから販売されています。多少高価になりますが、授乳中は赤ちゃんへの影響も考えて自然由来の成分からできているサプリメントを選ぶようにしましょう。
また、妊娠中に葉酸が含まれるサプリを飲んでいたママも多いと思いますが、授乳中も引き続き飲むのがおすすめです。葉酸は、ビタミンB12と協力して赤血球を作り出す働きがあるので、貧血予防・改善に一役買ってくれますよ。
サプリメントは手軽に飲むことができますが、薬ではないからといってたくさん摂取しすぎないようにしましょう。メーカーが指定している用法・用量をきちんと守って使うようにしてくださいね。
授乳中は普段から貧血予防を心がけて
授乳中は、母乳を通じて赤ちゃんも鉄分を摂るため、油断しているとママは貧血になってしまうことがあります。症状が悪化してからだと、病院にいくのも億劫になってしまうと思うので、普段から生活習慣に気を配り、貧血を予防するようにしましょう。
育児をしていると、ママ自身の体のケアは後回しになりがちですが、ママ業は体が資本です。体の健やかさは心の健康にもつながります。できるだけ笑顔で赤ちゃんと過ごせるように、体調管理にも気をつけたいですね。
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2018年05月07日
母乳にいい食べ物、食べてはいけないものは?食事方法はどうしたらいい?
食べたものが母乳に影響を与える授乳中は、毎日の食事内容にも気をつかいますよね。何をどのくらい食べればいいのか、食べてはいけないものはあるのかなど、気にしなければならないポイントもたくさんあります。そこで、母乳にいい食べ物や食事方法、授乳中に食べてはいけないものについてまとめました。
母乳育児のコツは、良質な食べ物と食事内容!
母乳は、赤ちゃんが食事を摂れるようになるまでの栄養源であり、乳幼児突然死症候群のリスク低下や、急性中耳炎・アトピー性皮膚炎・喘息の予防など様々なメリットがあります(※1)。
また、母乳を分泌させることで、ママの子宮を収縮させ、元の状態に回復させる働きもあります。WHO(世界保健機関)では、少なくとも生後4ヶ月、できれば生後6ヶ月までは母乳のみで赤ちゃんを育てることを推奨しています。
母乳が出る仕組みは、プロラクチンとオキシトシンという2つのホルモンの働きによって乳房に血液が流れこみ、母乳が作られ、乳頭へと押し出されていきます。母乳の主原料は血液なので、血液を高める食事が母乳を作ることにつながります。
ただし、食事と母乳の質・量の関係性については、まだ調査報告が十分にされておらず、はっきりとした根拠がありません(※1)。
一方で、母乳外来や医師の監修による書籍でも、母乳の分泌に関して食事の指導をすることがあり(※2,3)、経験則としては食事と母乳の質・量に関係があるのではないかと考えられているのが現状です。
関係性ははっきりしていませんが、高塩分・高脂肪の食べ物は母乳の分泌に関係がある可能性が示唆されているため、控えておく方が無難だといえます。
母乳育児にいい食事方法とは?
母乳育児を成功させる鍵は「食事バランス」と「水分」です。
高塩分・高脂肪に偏った食事には気をつけましょう。厚生労働省によると、授乳中は1日に2,300l±300kcalほどのエネルギーが必要で、主食・主菜・副菜・乳製品などをバランスよく取り入れることで血液の質を高めることができますよ(※4)。
また、母乳に水分をとられることから脱水症状になりやすいので、水分の多い食材を食べることも大切です。食材をバランスよく組み合わせ、調理に脂肪や乳製品を多用しない和食の献立が母乳育児中の理想的な食事です。
母乳にいい食べ物とは?
それでは具体的にはどのような食べ物が母乳に良いとされているのでしょうか。代表的なものをご紹介します。
白米
白米は母乳の主成分であり、体のエネルギーとなる炭水化物です。炭水化物が不足してしまうと、ママが低血糖になる恐れもあるので、毎食白米を1膳は食べるようにしましょう。
根菜類
野菜を多く摂ると体内の水分量が増え、さらりとした飲みやすい母乳になります。特に根菜は体を温める作用があり、血流をよくする効果があるので、授乳中は食事に積極的に取り入れてください。ごぼうを干し、煎じて作られた「ごぼう茶」も母乳育児の強い味方として有名ですよ。
脂肪の少ない肉、魚
たんぱく質や脂質は、母乳のもとになる血液が作られるうえで、欠かせない栄養素の1つです。良質で低脂肪の肉や魚といえば、鶏ささみや胸肉、牛肉の赤身、鯛などの白身魚もいいですね。魚からはさらにカルシウムを摂ることもできるのでおすすめです。
水分の多いメニュー
スープや鍋は水分が多く、体も温まるメニューです。一汁三菜という言葉もあるように、食事に1杯の汁物を加えることで、体に必要な水分量を補うことができますよ。特に根菜のお味噌汁は、体もあたためてくれるパワーフードです。
授乳中に食べてはいけないものはある?
母乳にいい食べ物をご説明しましたが、反対に母乳に良くない食べ物というものもあります。できるだけ高塩分・高脂肪・高カロリーの食事を避けることが大切です。授乳中は、赤ちゃんとママのために、以下の食べ物は控えるようにしましょう。
アルコール・カフェイン
母乳を介して赤ちゃんがアルコールを摂取してしまうと、発育や脳に影響を及ぼす可能性があるとされています。授乳中の飲酒は控えるか、時間を置くなどの工夫をしてくださいね。
また、カフェインを摂取しすぎると赤ちゃんが興奮して寝つきが悪くなるなどの影響もあるので、適度に楽しんでください。
菓子パン
炭水化物をきちんと摂るのは大切なことですが、菓子パンのようにバターや砂糖、油を多く使っている食事は高脂肪なので、パンを食べるときは、できるだけ無添加の食パンがおすすめです。
お餅
白米は母乳にいいと説明しましたが、もち米は乳腺がつまりやすいと言われている人、体調が悪いときや赤ちゃんが体調が悪くなかなか吸ってくれないときは、控えた方が良いでしょう。
昔は「母乳を出すにはお餅を食べたほうがいい」という意見もありましたが、現代では通用しなくなっています。
もち米はカロリーが高いので、お餅やおこわ、お赤飯などは、粘度の高い母乳を生成しやすくなり、すぐにおっぱいが張ってしまいます。しかし、おっぱいがなかなか出ない人や張りにくい体質の人は食べても問題ありません。
生野菜など体を冷やすもの
サラダに使われる生野菜は体を冷やします。体が冷えることで血液の流れが悪くなってしまうので、野菜は極力火の通った蒸し野菜や温野菜にしましょう。種類もキュウリやナス、トマトなどの体を冷やす夏野菜ではなく、白菜や大根、ねぎ、にんじんなどの冬野菜を積極的に摂るようにしましょう。
揚げ物など脂肪分の多い食事
脂肪分の多い食べ物は、血液をドロドロにし、母乳の味を悪くしてしまいます。また、刺激臭のあるもの、香辛料やにんにくなど香りの強いものは、母乳に出てきやすく、赤ちゃんがその味を嫌がる場合があります。
揚げ物は赤ちゃんが飲みにくい母乳を作り出してしまうので、天ぷらやからあげなどの揚げ物、洋菓子などの脂肪分の多いお菓子は食べ過ぎに注意してください。
母乳育児では食べ物と上手に付き合うことも大事
食事に気をつかう母乳育児は、ときにはママの負担となり、ストレスの原因になってしまうこともあります。そして、ストレスと母乳量の関係は明らかになっていませんが、ストレスが自律神経の乱れを引き起こし、ホルモンの分泌を抑えて母乳の出に影響を与える可能性があるという研究もあります(※1)。
食事に気を配ることも大切ですが、ご紹介した母乳育児に悪い食べ物も、一切口にしてはいけないものではありません。日々母乳やおっぱいの状態を良く見ながら、一度に大量に食べない、同じものを食べ続けないなどで工夫をしながら、上手に付き合っていきましょう。
いろんなものをバランスよく食べながら、母乳育児を楽しめるといいですね。
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母乳育児のコツは、良質な食べ物と食事内容!
母乳は、赤ちゃんが食事を摂れるようになるまでの栄養源であり、乳幼児突然死症候群のリスク低下や、急性中耳炎・アトピー性皮膚炎・喘息の予防など様々なメリットがあります(※1)。
また、母乳を分泌させることで、ママの子宮を収縮させ、元の状態に回復させる働きもあります。WHO(世界保健機関)では、少なくとも生後4ヶ月、できれば生後6ヶ月までは母乳のみで赤ちゃんを育てることを推奨しています。
母乳が出る仕組みは、プロラクチンとオキシトシンという2つのホルモンの働きによって乳房に血液が流れこみ、母乳が作られ、乳頭へと押し出されていきます。母乳の主原料は血液なので、血液を高める食事が母乳を作ることにつながります。
ただし、食事と母乳の質・量の関係性については、まだ調査報告が十分にされておらず、はっきりとした根拠がありません(※1)。
一方で、母乳外来や医師の監修による書籍でも、母乳の分泌に関して食事の指導をすることがあり(※2,3)、経験則としては食事と母乳の質・量に関係があるのではないかと考えられているのが現状です。
関係性ははっきりしていませんが、高塩分・高脂肪の食べ物は母乳の分泌に関係がある可能性が示唆されているため、控えておく方が無難だといえます。
母乳育児にいい食事方法とは?
母乳育児を成功させる鍵は「食事バランス」と「水分」です。
高塩分・高脂肪に偏った食事には気をつけましょう。厚生労働省によると、授乳中は1日に2,300l±300kcalほどのエネルギーが必要で、主食・主菜・副菜・乳製品などをバランスよく取り入れることで血液の質を高めることができますよ(※4)。
また、母乳に水分をとられることから脱水症状になりやすいので、水分の多い食材を食べることも大切です。食材をバランスよく組み合わせ、調理に脂肪や乳製品を多用しない和食の献立が母乳育児中の理想的な食事です。
母乳にいい食べ物とは?
それでは具体的にはどのような食べ物が母乳に良いとされているのでしょうか。代表的なものをご紹介します。
白米
白米は母乳の主成分であり、体のエネルギーとなる炭水化物です。炭水化物が不足してしまうと、ママが低血糖になる恐れもあるので、毎食白米を1膳は食べるようにしましょう。
根菜類
野菜を多く摂ると体内の水分量が増え、さらりとした飲みやすい母乳になります。特に根菜は体を温める作用があり、血流をよくする効果があるので、授乳中は食事に積極的に取り入れてください。ごぼうを干し、煎じて作られた「ごぼう茶」も母乳育児の強い味方として有名ですよ。
脂肪の少ない肉、魚
たんぱく質や脂質は、母乳のもとになる血液が作られるうえで、欠かせない栄養素の1つです。良質で低脂肪の肉や魚といえば、鶏ささみや胸肉、牛肉の赤身、鯛などの白身魚もいいですね。魚からはさらにカルシウムを摂ることもできるのでおすすめです。
水分の多いメニュー
スープや鍋は水分が多く、体も温まるメニューです。一汁三菜という言葉もあるように、食事に1杯の汁物を加えることで、体に必要な水分量を補うことができますよ。特に根菜のお味噌汁は、体もあたためてくれるパワーフードです。
授乳中に食べてはいけないものはある?
母乳にいい食べ物をご説明しましたが、反対に母乳に良くない食べ物というものもあります。できるだけ高塩分・高脂肪・高カロリーの食事を避けることが大切です。授乳中は、赤ちゃんとママのために、以下の食べ物は控えるようにしましょう。
アルコール・カフェイン
母乳を介して赤ちゃんがアルコールを摂取してしまうと、発育や脳に影響を及ぼす可能性があるとされています。授乳中の飲酒は控えるか、時間を置くなどの工夫をしてくださいね。
また、カフェインを摂取しすぎると赤ちゃんが興奮して寝つきが悪くなるなどの影響もあるので、適度に楽しんでください。
菓子パン
炭水化物をきちんと摂るのは大切なことですが、菓子パンのようにバターや砂糖、油を多く使っている食事は高脂肪なので、パンを食べるときは、できるだけ無添加の食パンがおすすめです。
お餅
白米は母乳にいいと説明しましたが、もち米は乳腺がつまりやすいと言われている人、体調が悪いときや赤ちゃんが体調が悪くなかなか吸ってくれないときは、控えた方が良いでしょう。
昔は「母乳を出すにはお餅を食べたほうがいい」という意見もありましたが、現代では通用しなくなっています。
もち米はカロリーが高いので、お餅やおこわ、お赤飯などは、粘度の高い母乳を生成しやすくなり、すぐにおっぱいが張ってしまいます。しかし、おっぱいがなかなか出ない人や張りにくい体質の人は食べても問題ありません。
生野菜など体を冷やすもの
サラダに使われる生野菜は体を冷やします。体が冷えることで血液の流れが悪くなってしまうので、野菜は極力火の通った蒸し野菜や温野菜にしましょう。種類もキュウリやナス、トマトなどの体を冷やす夏野菜ではなく、白菜や大根、ねぎ、にんじんなどの冬野菜を積極的に摂るようにしましょう。
揚げ物など脂肪分の多い食事
脂肪分の多い食べ物は、血液をドロドロにし、母乳の味を悪くしてしまいます。また、刺激臭のあるもの、香辛料やにんにくなど香りの強いものは、母乳に出てきやすく、赤ちゃんがその味を嫌がる場合があります。
揚げ物は赤ちゃんが飲みにくい母乳を作り出してしまうので、天ぷらやからあげなどの揚げ物、洋菓子などの脂肪分の多いお菓子は食べ過ぎに注意してください。
母乳育児では食べ物と上手に付き合うことも大事
食事に気をつかう母乳育児は、ときにはママの負担となり、ストレスの原因になってしまうこともあります。そして、ストレスと母乳量の関係は明らかになっていませんが、ストレスが自律神経の乱れを引き起こし、ホルモンの分泌を抑えて母乳の出に影響を与える可能性があるという研究もあります(※1)。
食事に気を配ることも大切ですが、ご紹介した母乳育児に悪い食べ物も、一切口にしてはいけないものではありません。日々母乳やおっぱいの状態を良く見ながら、一度に大量に食べない、同じものを食べ続けないなどで工夫をしながら、上手に付き合っていきましょう。
いろんなものをバランスよく食べながら、母乳育児を楽しめるといいですね。
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2018年05月05日
授乳中に飲めるお茶は?母乳に良いお茶はあるの?
おっぱいのケアや管理が悩みの種、という授乳中のママも多いですよね。何とかして母乳の出を良くしたり、乳腺炎を防いだりしたいと思うと、何か食事で対策ができないかと考えるかもしれません。母乳は主に血液からできていますが、母乳とママの摂取する食事には関係があるのでしょうか?そこで、お茶と母乳の量・質との関係や、授乳中のママにおすすめのお茶と、その効果をご紹介します。
そもそも、母乳はどうやって作られるの?
乳房の中には母乳をつくる乳腺がたくさんあります。妊娠すると女性ホルモンの一種であるエストロゲンが働き、乳腺が発達しますが、エストロゲンには母乳の分泌を抑える働きもあるので、母乳が出ることはあまりありません。
出産するとエストロゲンが激減し、母乳分泌の準備が整います。そして、赤ちゃんが母乳を飲むときの乳首への刺激で、母乳を生成するプロラクチンというホルモンが分泌されるようになり、母乳が作られるようになるのです。また、母乳を押し出す作用のあるオキシトシンが分泌されることで、母乳が外に出ます。
妊娠中は出ず、出産すると出るのは、こうしたホルモンの仕組みによるものなのですね。
飲み物で母乳が出やすくなり、乳腺炎を防げるの?
母乳には、タンパク質・脂肪・炭水化物・ミネラル・ビタミン類などが含まれていますが、ほとんどは水分です。そのためママが水分不足になってしまうと、スムーズに母乳が作られません。水分不足を避けるためには、のどの渇きを感じる前に、こまめに水分補給することが大切です。一度にたくさん摂取するのではなく、少しずつ何回も飲むようにしましょう。
ただし、食べ物や飲み物と、母乳の質・量との関係には、まだ調査報告が十分にされておらず、根拠がはっきりしていません(※1)。WHOも、「高塩分・高脂肪の食べ物は乳腺炎の可能性を高めると考えられているが、結論づけられる根拠はない」と発表しています(※2)。
一方で、母乳外来や母乳相談室では食事の指導をすることもあり、医師が監修する書籍でも、脂肪分や糖分の高い食事は乳腺をつまらせたり、母乳の質を下げたりするため、できるだけ避けるよう注意を促しています(※3,4)。つまり現状は、経験則として、食事は乳腺炎や母乳の質・量に関係があるのではないかとも考えられている、といえます。
授乳中におすすめのお茶とその効果は?
授乳中に質の良い水分を摂ることで、母乳の質を良くすることにつながるかどうかについて、根拠ははっきりしていません。それでも、母乳は主に血液でできており、血のめぐりが良くなることで、母乳の分泌が良くなるともいわれています(※1)。
ここでは、授乳中のママにおすすめのお茶をご紹介します。
たんぽぽ茶(たんぽぽコーヒー)
たんぽぽの根が原材料のお茶です。母乳づくりにかかせない鉄分・カルシウム・ビタミン類が豊富に含まれているので、母乳の出がいまいち良くないという人におすすめです。たんぽぽの根には、血行を促進させる作用もあるため、冷え性の改善に効果がある他、血中コレステロールや脂肪を減少させる効果も期待できます。
また、たんぽぽ茶の味はコーヒーに似ているので、授乳中にカフェインを我慢しているコーヒー好きのママにも好まれています。
ごぼう茶
ごぼうに含まれるサポニンには血のめぐりを良くする効果があり、さらに食物繊維も豊富に含まれているので、便秘にも効果的。ごぼう茶は、おっぱいが詰まりやすいママにおすすめです。
しかしサポニンを過剰摂取してしまうと、下痢・吐き気などの副作用を引き起こすこともあるので、飲み過ぎには注意しましょう。
ルイボスティー
「ルイボス」というマメ科の植物の葉を乾燥させたお茶です。マグネシウム・亜鉛・カリウム・カルシウム・リンなどミネラルが豊富に含まれていて、便秘の改善や整腸作用があります。赤ちゃんや幼児にもやさしいお茶として最近注目されています。
麦茶
原材料が大麦のお茶で、豊富なミネラル類が含まれています。手軽に手に入り、いつでも飲めるのがメリットです。しかし麦茶には体を冷やす作用があるため、大量に摂取してしまうと血液の流れを抑制し、母乳が出にくくなる恐れがあります。
飲むときには温めて、飲み過ぎないようにしましょう。なかにはカフェインが含有されているものもあるので、飲む前にパッケージを確認しておくと安心です。
ほうじ茶
原材料の緑茶を強火で焙じたお茶です。カテキンやビタミンCが含まれていて美容効果があり、香ばしい香りにはリラックス効果も。ただ微量ですがカフェインが含まれています。飲み過ぎには注意しましょう。
ハーブティー
ハーブティーの中には、血のめぐりを良くする効果が期待できるものもあります。ただしハーブの種類によっては、カフェインが入ったものがあるため、飲む前にハーブの効果やカフェインの有無を確認しておくと安心です。
授乳中に避けた方が良い飲み物は?
授乳中のママには、飲んではいけない飲み物もあります。その代表的なものをご紹介します。
カフェイン入りの飲み物
紅茶やコーヒー、ウーロン茶、コーラなどにはカフェインが含まれますが、授乳中のママがカフェインを摂取すると、カフェインが母乳に移行します。母乳からのカフェインを過剰摂取すると、赤ちゃんが興奮して寝つきにくくなったり不機嫌になったりすることがあります。
アルコール
アルコールを摂取すると、ママの血中アルコール濃度とほぼ同じ濃度のアルコール入りの母乳を赤ちゃんに飲ませてしまうことになります。赤ちゃんの睡眠時間が短くなったり、発達の遅れが出たりするなどの影響があるともいわれています。授乳中のアルコールは控えましょう。
授乳中には母乳に良いお茶をたくさん飲もう
おいしい飲み物をゆっくり味わう時間は、育児で疲れた心身をいたわるためにとても大切です。授乳中は赤ちゃんの健康に気を配ることで、ママ自身の生活スタイルや食生活を見直すことができる、貴重な期間です。
母乳に良く、赤ちゃんやママの体にも良いお茶をたくさん飲んで、母乳育児を楽しんでくださいね。
参考文献を表示する
そもそも、母乳はどうやって作られるの?
乳房の中には母乳をつくる乳腺がたくさんあります。妊娠すると女性ホルモンの一種であるエストロゲンが働き、乳腺が発達しますが、エストロゲンには母乳の分泌を抑える働きもあるので、母乳が出ることはあまりありません。
出産するとエストロゲンが激減し、母乳分泌の準備が整います。そして、赤ちゃんが母乳を飲むときの乳首への刺激で、母乳を生成するプロラクチンというホルモンが分泌されるようになり、母乳が作られるようになるのです。また、母乳を押し出す作用のあるオキシトシンが分泌されることで、母乳が外に出ます。
妊娠中は出ず、出産すると出るのは、こうしたホルモンの仕組みによるものなのですね。
飲み物で母乳が出やすくなり、乳腺炎を防げるの?
母乳には、タンパク質・脂肪・炭水化物・ミネラル・ビタミン類などが含まれていますが、ほとんどは水分です。そのためママが水分不足になってしまうと、スムーズに母乳が作られません。水分不足を避けるためには、のどの渇きを感じる前に、こまめに水分補給することが大切です。一度にたくさん摂取するのではなく、少しずつ何回も飲むようにしましょう。
ただし、食べ物や飲み物と、母乳の質・量との関係には、まだ調査報告が十分にされておらず、根拠がはっきりしていません(※1)。WHOも、「高塩分・高脂肪の食べ物は乳腺炎の可能性を高めると考えられているが、結論づけられる根拠はない」と発表しています(※2)。
一方で、母乳外来や母乳相談室では食事の指導をすることもあり、医師が監修する書籍でも、脂肪分や糖分の高い食事は乳腺をつまらせたり、母乳の質を下げたりするため、できるだけ避けるよう注意を促しています(※3,4)。つまり現状は、経験則として、食事は乳腺炎や母乳の質・量に関係があるのではないかとも考えられている、といえます。
授乳中におすすめのお茶とその効果は?
授乳中に質の良い水分を摂ることで、母乳の質を良くすることにつながるかどうかについて、根拠ははっきりしていません。それでも、母乳は主に血液でできており、血のめぐりが良くなることで、母乳の分泌が良くなるともいわれています(※1)。
ここでは、授乳中のママにおすすめのお茶をご紹介します。
たんぽぽ茶(たんぽぽコーヒー)
たんぽぽの根が原材料のお茶です。母乳づくりにかかせない鉄分・カルシウム・ビタミン類が豊富に含まれているので、母乳の出がいまいち良くないという人におすすめです。たんぽぽの根には、血行を促進させる作用もあるため、冷え性の改善に効果がある他、血中コレステロールや脂肪を減少させる効果も期待できます。
また、たんぽぽ茶の味はコーヒーに似ているので、授乳中にカフェインを我慢しているコーヒー好きのママにも好まれています。
ごぼう茶
ごぼうに含まれるサポニンには血のめぐりを良くする効果があり、さらに食物繊維も豊富に含まれているので、便秘にも効果的。ごぼう茶は、おっぱいが詰まりやすいママにおすすめです。
しかしサポニンを過剰摂取してしまうと、下痢・吐き気などの副作用を引き起こすこともあるので、飲み過ぎには注意しましょう。
ルイボスティー
「ルイボス」というマメ科の植物の葉を乾燥させたお茶です。マグネシウム・亜鉛・カリウム・カルシウム・リンなどミネラルが豊富に含まれていて、便秘の改善や整腸作用があります。赤ちゃんや幼児にもやさしいお茶として最近注目されています。
麦茶
原材料が大麦のお茶で、豊富なミネラル類が含まれています。手軽に手に入り、いつでも飲めるのがメリットです。しかし麦茶には体を冷やす作用があるため、大量に摂取してしまうと血液の流れを抑制し、母乳が出にくくなる恐れがあります。
飲むときには温めて、飲み過ぎないようにしましょう。なかにはカフェインが含有されているものもあるので、飲む前にパッケージを確認しておくと安心です。
ほうじ茶
原材料の緑茶を強火で焙じたお茶です。カテキンやビタミンCが含まれていて美容効果があり、香ばしい香りにはリラックス効果も。ただ微量ですがカフェインが含まれています。飲み過ぎには注意しましょう。
ハーブティー
ハーブティーの中には、血のめぐりを良くする効果が期待できるものもあります。ただしハーブの種類によっては、カフェインが入ったものがあるため、飲む前にハーブの効果やカフェインの有無を確認しておくと安心です。
授乳中に避けた方が良い飲み物は?
授乳中のママには、飲んではいけない飲み物もあります。その代表的なものをご紹介します。
カフェイン入りの飲み物
紅茶やコーヒー、ウーロン茶、コーラなどにはカフェインが含まれますが、授乳中のママがカフェインを摂取すると、カフェインが母乳に移行します。母乳からのカフェインを過剰摂取すると、赤ちゃんが興奮して寝つきにくくなったり不機嫌になったりすることがあります。
アルコール
アルコールを摂取すると、ママの血中アルコール濃度とほぼ同じ濃度のアルコール入りの母乳を赤ちゃんに飲ませてしまうことになります。赤ちゃんの睡眠時間が短くなったり、発達の遅れが出たりするなどの影響があるともいわれています。授乳中のアルコールは控えましょう。
授乳中には母乳に良いお茶をたくさん飲もう
おいしい飲み物をゆっくり味わう時間は、育児で疲れた心身をいたわるためにとても大切です。授乳中は赤ちゃんの健康に気を配ることで、ママ自身の生活スタイルや食生活を見直すことができる、貴重な期間です。
母乳に良く、赤ちゃんやママの体にも良いお茶をたくさん飲んで、母乳育児を楽しんでくださいね。
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2018年04月16日
授乳中の乳製品は影響あり?
乳製品は、カルシウムがたっぷりでたんぱく質も豊富に含む食品です。しかし、産婦人科などの母乳外来で、乳製品の摂取を控えるように指導されたママもいるかもしれませんね。そこで、授乳中に牛乳やチーズなどの乳製品を食べると母乳にどんな影響があるのか、どんな料理に注意が必要か、また豆乳などの類似製品は摂取してもいいのか、などについてご説明します。
授乳中の牛乳やチーズなどの乳製品は母乳に影響するの?
授乳中は母乳を通じて赤ちゃんに栄養を与えるため、栄養不足になりがちです。そこで乳製品でカルシウムやたんぱく質などを手軽に摂取したいと考えるママも多いですよね。
一方で、「授乳中にママが牛乳を飲むと、おっぱいの出が悪くなる」「乳製品を食べると、乳腺炎の原因になる」という話を聞いて、不安になっている人も多いのではないでしょうか。
実際のところ、食事と母乳の質・量の関係については、まだ調査研究が十分にされていません。
乳腺炎についても、世界保健機関(WHO)は「高塩分・高脂肪の食事は乳腺炎の原因になるのではないかと考えられているが、明確な根拠があるわけではない」と言うにとどめています(※1)。また、母乳外来などでも、母乳の分泌に関して食事の指導をしていることもあります。
つまり、経験則としては食事と母乳には何らかの関係があるのではないか、と考えられているものの、牛乳やチーズなどの乳製品が母乳にどんな影響を与えるかは、はっきりわからないというのが現状です。
十分な量の母乳が出ていて、赤ちゃんがきちんと母乳を飲んで順調に成長しているのであれば、乳製品の摂取による影響を気にしすぎる必要はありません。
授乳中に注意したい乳製品とは?牛乳やチーズは?
乳製品とは、動物、特に牛の乳を加工して製造された製品を指します。牛乳やクリーム、練乳といった液状の製品のほか、バターやチーズ、アイスクリーム、粉乳などの固形の製品に大きく分かれます。
先述のとおり、乳製品と母乳の質・量との関係はまだ明らかになっていませんが、次に挙げるような糖分や塩分、脂肪分が多いものは食べすぎに注意しましょう。
加糖タイプのヨーグルト
「ヨーグルトは糖分や脂肪分が少なくて体に良い」と考えがちですが、加糖タイプのヨーグルトを食べすぎないように気をつけてくださいね。授乳中のママには、無糖タイプのプレーンヨーグルトがおすすめです。
生クリームやバター、チーズを含む料理
乳製品の中でも、生クリームやバター、チーズは特に脂肪分が多い食品です。
市販の洋菓子や洋食などにたくさん使われていることもあるので、おやつや外食などで知らず知らずのうちに食べすぎてしまわないよう、注意してくださいね。
・プリン
・アイスクリーム
・生クリームを使ったショートケーキなどの洋菓子
・バターたっぷりのバタークリームケーキなどの洋菓子
・チーズたっぷりのグラタンやピザなどの洋食
・生クリームたっぷりのクリームパスタなどの洋食
授乳中に牛乳を飲むと赤ちゃんがアレルギーになるの?
赤ちゃんが食物アレルギーになる原因物質(アレルゲン)の代表的なものとして、卵と小麦のほかに牛乳が挙げられます。
「授乳中に母親が牛乳を飲んでいると、赤ちゃんが牛乳アレルギーになる」という噂を聞き、制限するママもいるようですが、これには医学的根拠がありません(※2)。
また、厚生労働省や日本小児アレルギー学会も、授乳中のママがアレルゲン物質を含む食事の制限をすることを推奨しておらず、偏った食生活をしないよう提言しています(※3,4)。
もちろん、ママ自身に牛乳アレルギーがある場合は、授乳中も牛乳を飲むのを控えてください。
授乳中に豆乳は飲んでもいいの?
授乳中に牛乳が飲めないのであれば、牛乳に味が似た豆乳を飲もうと考える人もいるのではないでしょうか。
豆乳は牛乳に比べてカロリーが低く、たんぱく質やマグネシウム、ビタミンなどの栄養素が豊富に含まれているので、授乳中もおすすめの飲み物です。料理にも、牛乳の代わりに上手に活用してみてくださいね。
ただし、ヘルシーな豆乳も適量を飲むことが大切です。厚生労働省の食品安全委員会は、大豆イソフラボンの安全な摂取目安量を1日あたり70〜75mgとしています(※5)。
豆腐や味噌など、豆乳以外の大豆製品にも大豆イソフラボンが含まれることを考えると、授乳中に飲む豆乳はコップ約1杯分(200g)にとどめておきましょう。
なお、牛乳の脂肪分が気になる場合は、豆乳のほかに低脂肪や無脂肪の牛乳を選ぶのもいいですね。
授乳中は乳製品を適度に摂りましょう
母乳で赤ちゃんを育てていると、乳製品に限らず様々な食べ物による影響が気になってしまうもの。
しかし、母乳への影響を心配しすぎて特定の食品を避けてしまうと、栄養に偏りが生じてしまう可能性があります。1日の食事全体の栄養バランスを考えながら、適度に乳製品を摂りましょう。
乳製品は色々な料理に使われているので、食べないように意識しすぎるとストレスが溜まってしまいます。ママのおっぱいと赤ちゃんの様子をみながら、適度に乳製品と付き合っていけるといいですね。
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2017年11月21日
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