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2018年08月19日

妊娠中に食べてはいけないものとは?

妊娠中は食べるものに気をつけなくてはいけないと分かっていても、具体的に何がどうだめなのか意外に知らないことも多いものです。妊娠中に食べてはいけないものを知って、マタニティライフをうまく乗り切れるといいですね。そこで、は妊娠中に食べてはいけないものをまとめてリストアップしました。



妊娠中に食べてはいけないものとは?

妊娠中に食べてはいけないものは、母体や胎児に悪影響を及ぼす可能性があるものです。

以下に紹介したものを食べるのは、「絶対にいけない!」ということではありませんが、数パーセントでも悪影響が出る可能性があるのなら、避けておいた方が無難です。

妊娠は、約10ヶ月と短い期間です。自分と赤ちゃんのために、以下のものは我慢するようにしましょう。



妊娠中に食べてはいけないもの1. リステリア食中毒の恐れがある食材

● ナチュラルチーズや未殺菌乳などの加熱せずに製造された乳製品
● 生ハムなどの食肉加工品
● スモークサーモンなどの魚介類加工品

リステリア食中毒とは、土壌や河川水、家畜などの動物、魚介類、昆虫などから見つかっているリステリア菌による感染症です。

リステリア菌は4度以下の低温や12%食塩濃度下でも耐えて増殖することができる非常に強い菌で、妊婦さんをはじめとした、免疫機能が低下している人は、特に感染しやすいとされています(※1)。

リステリア食中毒は、発症しても軽症で、自然に治ることが多いのですが、妊婦さんが感染すると、胎盤を通して胎児にも感染し、流産になったり、生まれてきた赤ちゃんに影響が出たりすることがあるので、注意が必要です(※1)。

リステリア菌への感染を予防するには、上記の食材を避ける他、賞味期限が切れたものは食べない、食品の保存は冷蔵庫ではなく冷凍庫やチルド室で行う、野菜や果物などの生で食べる食材はよく洗う、食べる前に十分に加熱するなどの対策を行うことが大切です。



妊娠中に食べてはいけないもの2. トキソプラズマに感染する恐れのある食材

● レアステーキや生ハム、ユッケ、レバ刺しなどの加熱不十分な肉

トキソプラズマは、多くの哺乳類や鳥類、猫の糞、土のなど中にいる寄生虫で、健康な大人が感染しても、ほとんど症状が出ることはありません。

ただし妊婦さんが初めて感染すると、6〜80%の確率で胎盤を通して胎児に感染し、そのうち約10%に「先天性トキソプラズマ症」があらわれます(※2)。

先天性トキソプラズマ症になると、生まれてくる赤ちゃんに脳性麻痺や髄膜炎などの症状が見られる他、流産や死産になるリスクも高まってしまいます。

妊婦さんが感染したからといって、必ずしも胎児に悪影響を与えるというわけではありませんが、予防するに越したことはないでしょう。

妊娠中は上記の食品を避け、肉を食べるときは十分に加熱するようにしましょう。その他にも、野菜や果物はよく洗って食べる、ガーデニングで土や砂に触れるときは手袋をする、猫の糞尿処理は避けるなどが、トキソプラズマ感染の予防になります。


妊娠中に食べてはいけないもの3. 水銀を含む食材

● 本マグロ、インドマグロ、メバチマグ、クロカジキ、メカジキ、マカジキといったマグロ類の料理や加工食品
● 金目鯛やムツなどの深海魚

上記の魚には、「メチル水銀」という物質が含まれています。妊婦さんがこのメチル水銀を大量に摂取すると、胎盤から胎児に伝わって、発育に悪影響をもたらす危険があります。

そうはいっても、妊娠中は魚を少しも食べてはいけないというわけではありません。むしろ、たんぱく質やDHAなどの栄養素を豊富に含んでいるため、妊娠中も適度に食べたい食材です。

妊娠中は、上記のような魚を主食にする頻度を、週に1〜2回までと意識しましょう(※3)。水銀の量は魚によっても異なるので、より詳しく知りたい場合は、厚生労働省のホームページなどで確認してください。



妊娠中に食べてはいけないもの4. 食中毒を引き起こす恐れのある食材

● 生卵
● 加熱不十分な二枚貝や肉類
● 低温殺菌が行われていない乳製品

食中毒は胎児に直接影響を及ぼすものではありませんが、食中毒の症状の1つである激しい下痢は、子宮収縮を促し、流産や切迫早産につながる可能性がゼロではありません。

食中毒を予防するためには、上記の食材を極力避け、食材の賞味期限を守りましょう。肉や魚を食べるときは十分に加熱を行い、生で食べる野菜などはしっかり洗ってください。

調理中や食事の前にはこまめに手を洗い、タオルやふきんはできるだけすぐ清潔なものに交換することも大切です。


妊娠中に食べてはいけないもの5. 子宮収縮を促す作用のある食材
● ウコン(ターメリック)、シナモン、タイム、セージ、バジル、ナツメグ、パセリなどのスパイス
● アロエ(皮)


香辛料やスパイスは体をあたためて血流を良くし、食欲を増進させる効果があることから一般的にはよいものとされています。

しかし、明確な根拠は立証されていないものの、過剰に摂取すると流産や早産を引き起こす可能性のある香辛料やハーブも存在するといわれているので、調味料として常識的な範囲で摂取するようにしましょう。

また、便秘解消に効果があるアロエの皮には、「アロイン」という子宮収縮作用がある成分が含まれています。アロエを食べるときは、身だけを取り出すようにしてくださいね。



妊娠中に食べてはいけないもの6. ヨウ素を含む食材
●ひじき・昆布・わかめ・のりなどの海藻類
● インスタントの昆布だし
● 外食やインスタントのみそ汁、うどん
● 合わせ調味料
● 昆布エキスや海藻エキスが入っている飲み物

海藻類には「ヨウ素(ヨード)」という成分が含まれています。

ヨウ素は甲状腺ホルモンの主原料として、胎児の骨や脳の成長を促進する働きがあり、妊娠中も摂りたい栄養素です。しかし、過剰に摂取し続けると、赤ちゃんの甲状腺機能を低下させてしまう恐れがあるので注意が必要です(※4)。

海藻類はカロリーが少なく、体重が増えすぎたと感じたときの強い味方ではありますが、厚生労働省は妊娠中のヨードの推奨摂取量を240μg、耐容上限量(過剰摂取によって健康に影響が出る可能性がある量)を2,000μgとしています(※5)。

例えば、一般的な刻み昆布には、5gあたり12,000μg、昆布だしには、5gあたり270μgものヨウ素が含まれているので、適度な摂取を心がけたいですね(※6)。


妊娠中に食べてはいけないもの7. ビタミンAを多く含む動物性の食べ物


● レバー
● うなぎ
● あゆ
● ホタルイカ

ビタミンAは胎児の上皮、器官、臓器の成長に関わる重要な栄養素とされており、妊婦さんが摂取不足になると、胎児の成長障害や奇形を引き起こすことがあるとされています。

しかし、日本人女性はビタミンAの欠乏が深刻な状態ではないため、過剰摂取のほうに注意しましょう。

先にご紹介した動物性由来の食材に含まれる「レチノール」というビタミンAを過剰に摂取すると、胎児が奇形になるリスクが高まります。植物由来のビタミンAであれば、過剰摂取をそこまで心配する必要はありません。

1日のビタミンA摂取推奨量は、20代の妊婦さんで650μgRAE、30〜40代の妊婦さんで700μgRAEです。妊娠後期は、これに80μgRAEが追加されます(※5)。

レバーは鉄分を多く含むことから貧血対策として積極的に摂取したくなるかもしれませんが、生の鶏レバーには100gあたり14,000μgRAE、生の牛レバーには1,100μgRAEものレチノールが含まれています(※7)。食べ過ぎには注意しましょう。



妊娠中に食べてはいけないものを知ろう
赤ちゃんはママから栄養をもらって、成長していきます。妊娠中は、今回紹介した注意点を守りながら、食材や栄養素の偏りがないように、バランスよく食べることを心がけてくださいね。

妊娠中に食べてはいけないものを知り、適量を守って楽しい妊婦生活を送ることができるといいですね。




※1 厚生労働省「リステリアによる食虫毒」
※2 株式会社メディックメディア『病気がみえるvol.10 産科 第3版』p.219
※3 厚生労働省「これからママになるあなたへ」
※4 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2010 年版) ヨウ素(1)」
※5 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」
※6 文部科学省「食品成分データベース」
※7 内閣府 食品安全委員会「ビタミンAの過剰摂取による影響」
posted by 新山 at 09:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 妊活・妊娠
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