2016年02月12日
コンパクトエフェクターの雄・BOSSが発売してた珍品SG-1
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BOSSのエフェクターは綺麗な色とりどりなカラーも特徴なのだが、このSG-1は真っ黒1色ボディのブラックボックスであります。スローギアと言って、ヴォリュームペダルやギターのヴォリュームを操作してアタックを和らげたようなフワーンとしたヴァイオリン奏法と呼ばれるものを機械的に再現できるエフェクターなのですが、昔のものなので、いまいちアタックの設定やセンスのセンスがアバウトで設定しにくい。
大人しくギターとかに使うとそれらしい音色になるが、リズム音源とかに使うと、いまいち効いているのか効いてないのかわかり辛いんです。ま、リズム音源に使う方がおかしいのかもしれませんが。
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これ物珍しいんだけどイマイチ人気がなかったね。でも今となればレアというだけでプレミア付いて価格が高騰している。こういうのがエフェクターの世界の不思議でもありばかばかしいこと。いわゆるヴァイオリン奏法ができるエフェクターというのが少ないので元々希少価値が高いのだが、効果自体はそれほど感動するものではないですね。これにディレイを組み合わせてはじめてややエフェクティブな音色が得られるわけで、単体ではデッドなヴァイオリン奏法の音色がどたばたしてる感じで落ち着かない。生かすにはディレイかリバーブの空間エフェクターが必要でしょうね。条件がある難物だが、エフェクターとしては非常に個性的で素晴しいコンセプトだなあとボス商品開発室の方々に拍手。エフェクターは個性的な効果があってなんぼのもんじゃからな。
これってお茶の水のイシバシ楽器で30年以上前に新品で買ったものなんです。
ギター弾いてたころはそんなに使わなかったんだけど、現在の音づくりを始めて、コンパクトエフェクターを見直していたら。ある日眠っていたこいつを発見。またまた使いだしたというわけです。
いまではプレミア価格になってるようですが、奇妙なヴァイオリン奏法するためには必携アイテムですね。
イシバシ楽器は新品から中古までのエフェクターを数多くそろえているので、
わしなんか行って見るだけでも楽しくて、つい衝動買いしてしまう雰囲気もGOODなのです。
なんかBOSSがショウでまた新作を出していたようなので、久々に津田沼のイシバシに行ってみるべ。
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