2014年12月24日
マッサン(75回)ストーリーは、たまに大阪・出て来ても。 お前とろくに話も出来んのー
今朝の連続テレビ小説 マッサン(75回)は、
エリー「マツサンの気持ちもわかる。
だけど、今、日本は不景気・皆生活が苦しい。
大将も色々考える。
それ、仕方ない」
マッサン「そやけど、熟成しとらんもんは・・どげん頑張ったって・・
できんもんは・・できんのじゃ」
エリー「デモ・・会社つぶれる。頑張って大将についていくしかないでしょう・・じゃない。
あきらめないで」
とエリーに励まされるマッサンです。
廊下では母が聞いていました。
早朝に台所で水を飲むマッサンです。
ガタン・・パチン・・と母が電気をつけます。
マッサン「何じゃ・・おきとったん・・か」
母「仕事・・うまいこといっとらんのか・・。
たまに大阪・出て来ても。
お前とろくに話も出来んのー。
たまには広島に帰ってきんしゃい。
親父の面倒見る年じゃ、まさしも待ちくたびれて・・彼の世にいってしまうでー」
マッサン「親父は元気でやってるんか」
母「あー」
マッサン「妹の・・も元気しよる・・あの弟の洟垂れ坊主がのうー」
母「といぅても、今年でもう60じや・・蔵に入って勉強しとる」
マッサン「しごとはのう・・うまくいっとる。
そりゃあー・・いいじゃろう。勿論親にも孝行するでー」
母「うそ・・つきなさい。
たいへんなんじゃろう。
お前の顔にそう書いてある。
洋酒会社はいつつぶてもおかしゅうない。
そのときはお前も腹くくって広島に帰って来い」
マッサン「何・・いうとるんじゃ」
母「エマは大丈夫かー。外国人につけて・・ホンマに大丈夫・・なんか」
マッサン「エリーはようやってくれとる。
エマにも厳しゅう躾もしてくれるしなー心配せんでいい・・・・お母ちゃん・・」
母「ん」
マッサン「なんでもない・・お休み」
久しぶりに親子で話す二人でした。
翌日ビール事業の会議に呼び出されたマッサンです。
社員「工場長・・わざわざスミマセン・・こっち・こっち・この麦芽の選別器、
英国からの輸入もんですがのー」
マッサン「寿命も・・半分過ぎとりますが・・この金額で妥当だと思います」
社員「それにしても・・60万・・とはのうー」
社員「ウイスキーもあてんならん・・ビール事業に前面切り替えいう手も」
マッサン「えー」
鴨居「オー・・スマン・スマン、それでー」
社員「工場長にもイケンを聞いて・・しめて60万円」
鴨居「それじゃー120万ほど用意していてくれ。
あけぼのビールも乗り込んでくる。絶対落札してくれ・・・おい・・
近藤・・ビールはお前に任す。
工場長、おうて欲しい人がおるんじや」
早速呼び出されたマッサンは
マッサン「誰が来るんじゃ」
英一郎「僕も・・詳しいことは・・」
マッサン「何じゃ」
社員「お見えになりました」
澤田「あー・・どうも」
鴨居「どうも」
社員「こちら・・澤田取締役です」
鴨居「これは・これは・・ご足労くださいまして・・・」
社員「日本で・・唯一のウイスキー通でいらっしゃいます」
鴨居「ごまかしはききませんでー」
澤田「おー・・ここが鴨居商店の本拠地ですか」
鴨居「せがれの英一郎です」
澤田「おー。。いい面構えしてるわー」
鴨居「こちらが、工場長の・・」
澤田「ははー、うわさはきいとるよ、スコットランドで修行してきた・・えー、
今日は何か面白いもん飲ませてもらえるんやて・・」
マッサン「国産は初のウイスキーを」
澤田「ウイスキー・・ですか」
ウイスキーをグラスにつぐ英一郎です。
澤田「わしに・・何を言わしたいんや」
鴨居「澤田さんの舌・・率直な感想を・・」
澤田「とにかく・・いただきましょう。
あんた評判わるいで、ビールもはじめるんやろ。
商いにもスジちゅうもんがあるんじゃ。
叩き売ったらそれでいい・・そんなもんじゃない」
鴨居「そうでっしゃろか・・お客さんは、安いもの飲みたい。
安いもの売ったらいい」
澤田「世界中の商人は皆同じこというとるわい。
ははは、ほー、匂いと・・香りは・・本格的やな、味は・・」
どーんとグラスを置き
鴨居「どない・・ですか」
澤田「中途半端・・やな、鴨居はん・・ウイスキーなんかに手えだして、どないすんのや。
そもそも、日本と本場では歴史に違いがある。
あんた、太陽ワインの・・イミテーションの鴨居はんやな。
欧米人に飲ませてみなはい。
笑われますでー。
あんたは、何でもにせもんでよろしいんやろ」
英一郎「お言葉ですが・・鴨居商店は世界中を驚かす商品を作って見せます」
澤田「世界中をおどろかす・・世界中をわらかす・・やろう」
英一郎「確かに、これ・・マダマダですが、研究を重ね・・」
澤田「そもそも・・そんな財力がありますんか。
とことん・・イミテーション造って、日本人の舌向けに・・もっとアモウせんにゃ。
そや無かったら、あんたの酒やないでー。
言いたいことは言わせて貰いましたさかい・・ほな・・失礼します」
悔しさをにじませる鴨居商店の面々でした。
鴨居「澤田はん・・口は悪いけど言うテルことは一理ある」
英一郎「そやけど・・何が・なんでも・・イミテーションとは」
鴨居「それが・・現実・・世間に何と言われてもよか・・ようは・・これからじゃ。
売り出そう。
ウイスキーをうりだすんや・・確かに、条件そろってないかもしれんが・・
国産初のウイスキーや、飲んで欲しいやろ。
まだまだ・やれる。マッサン、もう一回ブレンドしてくれ。
イミテーションの鴨居いわれたんや。
わても・本気出したる。
わしに力貸してくれ」
英一郎「工場長・・」
マッサン「英一郎・・わかりました」
鴨居「よっしや・・太陽ビールをぶっつける。
やるんならとことんやるんやで、これが本物のウイスキー造りやりぬくでー。
やってみなはれ」
と悔しさをバネに社長と社員が意気投合しました。
工場では
マッサン「わしゃ・・絶対にあきらめん・・わしと、英一郎はブレンドに専念する。
皆・それぞれ・持ち場をたのむ」
としお「それで・・いいんですか。
今まで、さんざん・・なごう寝かすしかないというとりましたのに・・」
マッサン「やるしかない・・いや・・わしや・・やりたいんじゃ」
としお「じゃ・坊ちゃまにしだがいましょうね・・のうー」
社員「へい」
としお「行くぞー」
社員「へい」
マッサン「やるぞ・絶対やったるぞー」
鴨居「出荷じや・・わしに力貸してクレー・・」
明日の連続テレビ小説 マッサン(76回)は、
英一郎「製造の中止をお願いします・・」
としお「信念曲げたら、男はしまいじゃ・・」
マツサンのウイスキー造りも・・波乱が・・・・
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。ecarkimi
エリー「マツサンの気持ちもわかる。
だけど、今、日本は不景気・皆生活が苦しい。
大将も色々考える。
それ、仕方ない」
マッサン「そやけど、熟成しとらんもんは・・どげん頑張ったって・・
できんもんは・・できんのじゃ」
エリー「デモ・・会社つぶれる。頑張って大将についていくしかないでしょう・・じゃない。
あきらめないで」
とエリーに励まされるマッサンです。
廊下では母が聞いていました。
早朝に台所で水を飲むマッサンです。
ガタン・・パチン・・と母が電気をつけます。
マッサン「何じゃ・・おきとったん・・か」
母「仕事・・うまいこといっとらんのか・・。
たまに大阪・出て来ても。
お前とろくに話も出来んのー。
たまには広島に帰ってきんしゃい。
親父の面倒見る年じゃ、まさしも待ちくたびれて・・彼の世にいってしまうでー」
マッサン「親父は元気でやってるんか」
母「あー」
マッサン「妹の・・も元気しよる・・あの弟の洟垂れ坊主がのうー」
母「といぅても、今年でもう60じや・・蔵に入って勉強しとる」
マッサン「しごとはのう・・うまくいっとる。
そりゃあー・・いいじゃろう。勿論親にも孝行するでー」
母「うそ・・つきなさい。
たいへんなんじゃろう。
お前の顔にそう書いてある。
洋酒会社はいつつぶてもおかしゅうない。
そのときはお前も腹くくって広島に帰って来い」
マッサン「何・・いうとるんじゃ」
母「エマは大丈夫かー。外国人につけて・・ホンマに大丈夫・・なんか」
マッサン「エリーはようやってくれとる。
エマにも厳しゅう躾もしてくれるしなー心配せんでいい・・・・お母ちゃん・・」
母「ん」
マッサン「なんでもない・・お休み」
久しぶりに親子で話す二人でした。
翌日ビール事業の会議に呼び出されたマッサンです。
社員「工場長・・わざわざスミマセン・・こっち・こっち・この麦芽の選別器、
英国からの輸入もんですがのー」
マッサン「寿命も・・半分過ぎとりますが・・この金額で妥当だと思います」
社員「それにしても・・60万・・とはのうー」
社員「ウイスキーもあてんならん・・ビール事業に前面切り替えいう手も」
マッサン「えー」
鴨居「オー・・スマン・スマン、それでー」
社員「工場長にもイケンを聞いて・・しめて60万円」
鴨居「それじゃー120万ほど用意していてくれ。
あけぼのビールも乗り込んでくる。絶対落札してくれ・・・おい・・
近藤・・ビールはお前に任す。
工場長、おうて欲しい人がおるんじや」
早速呼び出されたマッサンは
マッサン「誰が来るんじゃ」
英一郎「僕も・・詳しいことは・・」
マッサン「何じゃ」
社員「お見えになりました」
澤田「あー・・どうも」
鴨居「どうも」
社員「こちら・・澤田取締役です」
鴨居「これは・これは・・ご足労くださいまして・・・」
社員「日本で・・唯一のウイスキー通でいらっしゃいます」
鴨居「ごまかしはききませんでー」
澤田「おー・・ここが鴨居商店の本拠地ですか」
鴨居「せがれの英一郎です」
澤田「おー。。いい面構えしてるわー」
鴨居「こちらが、工場長の・・」
澤田「ははー、うわさはきいとるよ、スコットランドで修行してきた・・えー、
今日は何か面白いもん飲ませてもらえるんやて・・」
マッサン「国産は初のウイスキーを」
澤田「ウイスキー・・ですか」
ウイスキーをグラスにつぐ英一郎です。
澤田「わしに・・何を言わしたいんや」
鴨居「澤田さんの舌・・率直な感想を・・」
澤田「とにかく・・いただきましょう。
あんた評判わるいで、ビールもはじめるんやろ。
商いにもスジちゅうもんがあるんじゃ。
叩き売ったらそれでいい・・そんなもんじゃない」
鴨居「そうでっしゃろか・・お客さんは、安いもの飲みたい。
安いもの売ったらいい」
澤田「世界中の商人は皆同じこというとるわい。
ははは、ほー、匂いと・・香りは・・本格的やな、味は・・」
どーんとグラスを置き
鴨居「どない・・ですか」
澤田「中途半端・・やな、鴨居はん・・ウイスキーなんかに手えだして、どないすんのや。
そもそも、日本と本場では歴史に違いがある。
あんた、太陽ワインの・・イミテーションの鴨居はんやな。
欧米人に飲ませてみなはい。
笑われますでー。
あんたは、何でもにせもんでよろしいんやろ」
英一郎「お言葉ですが・・鴨居商店は世界中を驚かす商品を作って見せます」
澤田「世界中をおどろかす・・世界中をわらかす・・やろう」
英一郎「確かに、これ・・マダマダですが、研究を重ね・・」
澤田「そもそも・・そんな財力がありますんか。
とことん・・イミテーション造って、日本人の舌向けに・・もっとアモウせんにゃ。
そや無かったら、あんたの酒やないでー。
言いたいことは言わせて貰いましたさかい・・ほな・・失礼します」
悔しさをにじませる鴨居商店の面々でした。
鴨居「澤田はん・・口は悪いけど言うテルことは一理ある」
英一郎「そやけど・・何が・なんでも・・イミテーションとは」
鴨居「それが・・現実・・世間に何と言われてもよか・・ようは・・これからじゃ。
売り出そう。
ウイスキーをうりだすんや・・確かに、条件そろってないかもしれんが・・
国産初のウイスキーや、飲んで欲しいやろ。
まだまだ・やれる。マッサン、もう一回ブレンドしてくれ。
イミテーションの鴨居いわれたんや。
わても・本気出したる。
わしに力貸してくれ」
英一郎「工場長・・」
マッサン「英一郎・・わかりました」
鴨居「よっしや・・太陽ビールをぶっつける。
やるんならとことんやるんやで、これが本物のウイスキー造りやりぬくでー。
やってみなはれ」
と悔しさをバネに社長と社員が意気投合しました。
工場では
マッサン「わしゃ・・絶対にあきらめん・・わしと、英一郎はブレンドに専念する。
皆・それぞれ・持ち場をたのむ」
としお「それで・・いいんですか。
今まで、さんざん・・なごう寝かすしかないというとりましたのに・・」
マッサン「やるしかない・・いや・・わしや・・やりたいんじゃ」
としお「じゃ・坊ちゃまにしだがいましょうね・・のうー」
社員「へい」
としお「行くぞー」
社員「へい」
マッサン「やるぞ・絶対やったるぞー」
鴨居「出荷じや・・わしに力貸してクレー・・」
明日の連続テレビ小説 マッサン(76回)は、
英一郎「製造の中止をお願いします・・」
としお「信念曲げたら、男はしまいじゃ・・」
マツサンのウイスキー造りも・・波乱が・・・・
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。ecarkimi
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