2014年12月16日
マッサン(68回)は、鴨居「お披露目会は予定通りや・・さっさと・・仕事に戻れ」
今朝の明日の連続テレビ小説 マッサン(68回)は、
エリーはもう二度と子供を生めないという事実をマッサンが告げられないままに一週間が過ぎました。
今日は、
エリーの退院の日です。
二人仲良く腕を組んで帰ってきました。
マッサン「久しぶりじゃのう・・」
エリー「うん」
誰もいない家ですが、
英一郎が置手紙をしています。
マッサン「暖めて食べてください・・英一郎」
エリー「うん」
マッサン「おう・・ぁ・芋の煮っ転がしかー」
エリー「これ・これは英一郎のお母さんの一番好きな料理」
マッサン「ホウか・・やるのう・・英一郎」
エリー「うん」
洗濯物を干すマッサンです。
マッサン「わしらの子・・こうやって・・ゆらすんじゃ・・」
エリー「おー・・マツサン・・かわいい」
英一郎と自作したゆりかごを見つめ・・炊事するエリーの後姿を見つめ、
ゆりかごを布で覆い隠しました。
英一郎「ただいまー・・かえりましたー」
エリー「あー・・お帰り」
二階の部屋で着替えようとしている英一郎に
マッサン「えいいちろう」
英一郎「ハイ」
マッサン「ちょっと・・いいか」
英一郎「ハイ」
部屋へ入ったマッサンは座ります。
英一郎も・・着替えをやめて傍らに座りました。
マッサン「わしや・・考えたんじゃ・・人にや・・知らんでいいことも・・いいんじゃないか・・いうて」
英一郎「そやけど・・いつか知ることに成るんじゃないですか」
マッサン「わしは、これ以上・・エリーを悲しませたくないんじゃ。二人だけの秘密じゃ・・誰にも言うたらイカンぞ」
英一郎「スミマセン・・実は、もう・・」
マッサン「誰に言うたんじゃ」
「こんばんは」
キャサリンがやってきました。
今日も勝手にアガリ込みます。
キャサリン「わしは、身内みたいなもんじゃ・・誰も言うテくれんから・・勝手しています。いやあ・・おいしそう」
エリー「英一郎が・・作ってくれたんよ・・一緒に食べよう」
キャサリン「今日は、マッサンに忘れ物届けに来ただけや・・マッサンこれ・・手帳を見せ・・こひのぼりで待つ・・マッサンのじゃない」
マッサン「いいや・メモ蜜を確認したマッサンは・わしのじゃない・・あとで・・おーい、エリー煮物お隣に届けたら」
エリー「英一郎・・チョツト・・いい」
英一郎「はい」
キャサリン「えー・・これ・・マッサンのじゃないの・・、これ看護婦さんのかも・・届けてくる・・待つテル」
三人で夕飯です。
エリー「うーん・・うまい」
マッサン「皆で食べるとうまいよ」
エリー「うーん・・・一番・・おいしいでしょう・・英一郎・料理上手」
英一郎「エリーさんの笑顔が一番です」
エリー「そんなに、英一郎・私のこと好き」
英一郎「はい・大好きです」
エリー「うれしい」
マッサン「何じゃ・・だんなさんの前で・・いちゃイチャしてるんじゃい」
英一郎「はい・・いただきます」
食事のあと二人で話しています。
マッサン「正直・お前がいてくれて助かるよ・・エリーと二人じゃ・・いたたまれん」
英一郎「やっぱり・・ホンマのことを・・」
マッサン「無理じゃ・・わしには・・無理じゃ」
英一郎「工場長、工場は今大変なことになっています。」
としお「こりゃ・・にごっちょるのう・・」
社員「ああー・・もう無理じゃ・・」
鴨居「来月には、お披露目会です。この山崎工場、日本発のウイスキーを・・宣伝してもらうん・・や」
英一郎「悪いのは、父です。お披露目会日延べではない・・と・・、そやけど、工場長は気にせんでください。エリーさんは、かたくなに気丈で・・元気そうにしてはる・・けど・・ホンマは、いっそ、二人でスコットランドにでも里帰りされたらどうですか。それぐらい思い切ったことをしたほうがいいと思います」
マッサン「いや・・そりゃ・・無理じゃ・・行くだけでも、二ヶ月かかるから・・この大事な時期に・・」
英一郎「エリーさんと仕事・・どちらが・・大事ですか」
マッサン「ここまで来て、創業止めるわけにはイカン」
英一郎「同じですね・・家族が困ってい居るのに・・仕事・・仕事と・・父も、工場長も・・日本の男は身勝手です。何のための家族ですか」
マッサン「わしが、いつ、エリーのこと考えてん・・ゆうた」
英一郎「考えてんだったら・・そんなこと・・云えんはずです・・」
マッサン「ウイスキーは、エリーとわしと夢でもあるんじゃ」
と熱く語り合う二人でした。
一方、
山崎工場では、
社員「太陽ワイン意外は・・売り上げは芳しくありません。今期は山崎工場に莫大な費用をかけました。このまま・・続けば・・」
社員「工場長、休まれてるんですか」
社員「一番大事なときに・・」
社員「お披露目会・・延期するんでしたら・・早めに云うてモラワンと・・」
秘書「失礼します・・ボンがお話があるそうですが・・」
鴨居「スマンが、チョツト・・はずしてくれんか・・」
社長のデスクの前で二人はなし始めました。
鴨居「エリーちゃんどないや」
英一郎「元気そうにしてはります。僕らの前では・・」
鴨居「そうか・・そんで・・話って・・なんや」
英一郎「お披露目会を日延べしてください」
鴨居「なんでや」
英一郎「工場長は、マダマダ・・エリーさんのそばに居るべきです。それで、工場長が不在で困っています。思うように準備を続けるのは厳しいのです。これ以上工場長不在のまま準備を続けられない・・」
鴨居「お披露目会は予定通りや・・さっさと・・仕事に戻れ」
英一郎「やっぱり・・あんたは・・鬼や・・そうやって、母さんをほったらかして、仕事・・仕事、いつでも仕事、やっぱりあんたは鬼や。あんたが母さんを殺したんや」
鴨居「何も・・わかってへん・・」
英一郎「解ってないのは・・あんたや。エリーさんは、もう・・二度と子供を生めナインですよ」
鴨居「どういうことじゃ。そのこと、エリーちゃんはしっとるのか」
英一郎「まだ・知りません。マッサンももうこれ以上エリーさんを悲しませたくないと・・お願いです。お披露目会・・日延べしてください。お願いします」
鴨居「予定通りや。マッサンにも、明日から仕事に戻ってもらう」
英一郎「何を・・云ってはるんですか・・」
鴨居「話が済んだら・仕事に戻れ」
と冷たく突き放す鴨居でした。
秘書もみかねて
秘書「どないな・・お考えか・・はかりかねますが、ボンにはもう少し言い方があるんや・・無いかと・・」
鴨居「鬼か・・わしは、父親・失格か・・そうやのうー・・」
と寂しく思う社長です。
指揮官の宿命ですね。
家庭もあらゆることを犠牲にして事業に打ち込む人が居たんですね。
そうでないと企業は成り立たないのでしょう。
しかし、
一旦こうと決めたら突き進むことが大事だと本能的に感じているのでしょう。
明日の連続テレビ小説 マッサン(69回)は、
マッサン「わしゃ・・エリーとズーッと一緒にいる」
という波乱の展開でしょう。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。ありがとうございました。ecarkimi
エリーはもう二度と子供を生めないという事実をマッサンが告げられないままに一週間が過ぎました。
今日は、
エリーの退院の日です。
二人仲良く腕を組んで帰ってきました。
マッサン「久しぶりじゃのう・・」
エリー「うん」
誰もいない家ですが、
英一郎が置手紙をしています。
マッサン「暖めて食べてください・・英一郎」
エリー「うん」
マッサン「おう・・ぁ・芋の煮っ転がしかー」
エリー「これ・これは英一郎のお母さんの一番好きな料理」
マッサン「ホウか・・やるのう・・英一郎」
エリー「うん」
洗濯物を干すマッサンです。
マッサン「わしらの子・・こうやって・・ゆらすんじゃ・・」
エリー「おー・・マツサン・・かわいい」
英一郎と自作したゆりかごを見つめ・・炊事するエリーの後姿を見つめ、
ゆりかごを布で覆い隠しました。
英一郎「ただいまー・・かえりましたー」
エリー「あー・・お帰り」
二階の部屋で着替えようとしている英一郎に
マッサン「えいいちろう」
英一郎「ハイ」
マッサン「ちょっと・・いいか」
英一郎「ハイ」
部屋へ入ったマッサンは座ります。
英一郎も・・着替えをやめて傍らに座りました。
マッサン「わしや・・考えたんじゃ・・人にや・・知らんでいいことも・・いいんじゃないか・・いうて」
英一郎「そやけど・・いつか知ることに成るんじゃないですか」
マッサン「わしは、これ以上・・エリーを悲しませたくないんじゃ。二人だけの秘密じゃ・・誰にも言うたらイカンぞ」
英一郎「スミマセン・・実は、もう・・」
マッサン「誰に言うたんじゃ」
「こんばんは」
キャサリンがやってきました。
今日も勝手にアガリ込みます。
キャサリン「わしは、身内みたいなもんじゃ・・誰も言うテくれんから・・勝手しています。いやあ・・おいしそう」
エリー「英一郎が・・作ってくれたんよ・・一緒に食べよう」
キャサリン「今日は、マッサンに忘れ物届けに来ただけや・・マッサンこれ・・手帳を見せ・・こひのぼりで待つ・・マッサンのじゃない」
マッサン「いいや・メモ蜜を確認したマッサンは・わしのじゃない・・あとで・・おーい、エリー煮物お隣に届けたら」
エリー「英一郎・・チョツト・・いい」
英一郎「はい」
キャサリン「えー・・これ・・マッサンのじゃないの・・、これ看護婦さんのかも・・届けてくる・・待つテル」
三人で夕飯です。
エリー「うーん・・うまい」
マッサン「皆で食べるとうまいよ」
エリー「うーん・・・一番・・おいしいでしょう・・英一郎・料理上手」
英一郎「エリーさんの笑顔が一番です」
エリー「そんなに、英一郎・私のこと好き」
英一郎「はい・大好きです」
エリー「うれしい」
マッサン「何じゃ・・だんなさんの前で・・いちゃイチャしてるんじゃい」
英一郎「はい・・いただきます」
食事のあと二人で話しています。
マッサン「正直・お前がいてくれて助かるよ・・エリーと二人じゃ・・いたたまれん」
英一郎「やっぱり・・ホンマのことを・・」
マッサン「無理じゃ・・わしには・・無理じゃ」
英一郎「工場長、工場は今大変なことになっています。」
としお「こりゃ・・にごっちょるのう・・」
社員「ああー・・もう無理じゃ・・」
鴨居「来月には、お披露目会です。この山崎工場、日本発のウイスキーを・・宣伝してもらうん・・や」
英一郎「悪いのは、父です。お披露目会日延べではない・・と・・、そやけど、工場長は気にせんでください。エリーさんは、かたくなに気丈で・・元気そうにしてはる・・けど・・ホンマは、いっそ、二人でスコットランドにでも里帰りされたらどうですか。それぐらい思い切ったことをしたほうがいいと思います」
マッサン「いや・・そりゃ・・無理じゃ・・行くだけでも、二ヶ月かかるから・・この大事な時期に・・」
英一郎「エリーさんと仕事・・どちらが・・大事ですか」
マッサン「ここまで来て、創業止めるわけにはイカン」
英一郎「同じですね・・家族が困ってい居るのに・・仕事・・仕事と・・父も、工場長も・・日本の男は身勝手です。何のための家族ですか」
マッサン「わしが、いつ、エリーのこと考えてん・・ゆうた」
英一郎「考えてんだったら・・そんなこと・・云えんはずです・・」
マッサン「ウイスキーは、エリーとわしと夢でもあるんじゃ」
と熱く語り合う二人でした。
一方、
山崎工場では、
社員「太陽ワイン意外は・・売り上げは芳しくありません。今期は山崎工場に莫大な費用をかけました。このまま・・続けば・・」
社員「工場長、休まれてるんですか」
社員「一番大事なときに・・」
社員「お披露目会・・延期するんでしたら・・早めに云うてモラワンと・・」
秘書「失礼します・・ボンがお話があるそうですが・・」
鴨居「スマンが、チョツト・・はずしてくれんか・・」
社長のデスクの前で二人はなし始めました。
鴨居「エリーちゃんどないや」
英一郎「元気そうにしてはります。僕らの前では・・」
鴨居「そうか・・そんで・・話って・・なんや」
英一郎「お披露目会を日延べしてください」
鴨居「なんでや」
英一郎「工場長は、マダマダ・・エリーさんのそばに居るべきです。それで、工場長が不在で困っています。思うように準備を続けるのは厳しいのです。これ以上工場長不在のまま準備を続けられない・・」
鴨居「お披露目会は予定通りや・・さっさと・・仕事に戻れ」
英一郎「やっぱり・・あんたは・・鬼や・・そうやって、母さんをほったらかして、仕事・・仕事、いつでも仕事、やっぱりあんたは鬼や。あんたが母さんを殺したんや」
鴨居「何も・・わかってへん・・」
英一郎「解ってないのは・・あんたや。エリーさんは、もう・・二度と子供を生めナインですよ」
鴨居「どういうことじゃ。そのこと、エリーちゃんはしっとるのか」
英一郎「まだ・知りません。マッサンももうこれ以上エリーさんを悲しませたくないと・・お願いです。お披露目会・・日延べしてください。お願いします」
鴨居「予定通りや。マッサンにも、明日から仕事に戻ってもらう」
英一郎「何を・・云ってはるんですか・・」
鴨居「話が済んだら・仕事に戻れ」
と冷たく突き放す鴨居でした。
秘書もみかねて
秘書「どないな・・お考えか・・はかりかねますが、ボンにはもう少し言い方があるんや・・無いかと・・」
鴨居「鬼か・・わしは、父親・失格か・・そうやのうー・・」
と寂しく思う社長です。
指揮官の宿命ですね。
家庭もあらゆることを犠牲にして事業に打ち込む人が居たんですね。
そうでないと企業は成り立たないのでしょう。
しかし、
一旦こうと決めたら突き進むことが大事だと本能的に感じているのでしょう。
明日の連続テレビ小説 マッサン(69回)は、
マッサン「わしゃ・・エリーとズーッと一緒にいる」
という波乱の展開でしょう。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。ありがとうございました。ecarkimi
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