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2014年11月27日

マッサン(52回)感想、あらすじ、「これからわしらが作るウイスキーは、 ビートは・・イラン・・モウ・チィ・・ト日本人の口に合うようにしたい。」

今朝の連続テレビ小説 マッサン(52回)「虎穴(こけつ)に入らずんば虎子を得ず」は
エリー(シャーロット)
「お母さん、マツサンのため、大切なへそくり使わせていただきます。」
エリー
「マツサンは、大将とうまくいく・と信じています・・・。」
マッサン
「エリーは、たくましくなった・・。」
鴨居
「エリーちゃんは、立派な日本人の嫁さんや・・」
と言っていた思い出が浮かんでいました。
エリー(シャーロット)の努力が実りようやく迎えた
マッサン(玉山鉄二)と
鴨居(堤真一)との会談が始まりました。



鴨居
「ホナ・話聞こうか・」
マッサン
「え・・わしから・・」
鴨居「お前から話がある言うたんやろう・・」
マッサン
「ウイスキーと炭酸水を混ぜたのはどうしてですか」
鴨居「ウイッキか・・なんでか・・、理由は2つあるんや。
ひとつはウイスキーを広めんため、
この国の人にウイスキーを知ってもらい、
根付かせるためや。
二つ目は、資金をためるためや。
もっともっと売れる商品を作りたい、
資金が不足している。
世界中をアッと驚かせたる。」
「大将はウイスキーを何で造ろう思うたんですか?」
鴨居「洋酒には、前から知っていた。
14歳で丁稚奉公に出て、
その問屋がワインや洋酒をあつかっていたんや。
いつか自分でこんなハイカラな洋酒を作ったる・・と思うてた。
店の主人や先輩みんなに反対された。
だけど、
たった一人、
やってみなはれ言うてくれた。
それはお母ちゃんや、
あんたの夢は絶対に叶う。
思いきりやってみなはれ。
そう言うてくれたんや。
お母ちゃんもあの世で応援してくれてる。」
鴨居は新商品を出した理由と、
母親がかつて言ってくれた
「やってみなはれ」
という言葉を力の源にしてウイスキーづくりに取り組み、
世界を驚かせたいと語りました。




マッサン
「大将は、どげなウイスキー作りたいんです・・」
鴨居
「本場に負けん、メイドインジャパンのウイスキーや。
世界中に見せてやる。
この日本を元気にさしたる。」
マッサン
「ほう・メイドインジャパンのウイスキーて゜っか・の・・」
外で聞いていたエリーは
「大将・・すごい・・」
と感動しています。
その情熱に心打たれたマッサンは鴨居にウイスキー原酒を振る舞います。
マッサン
「大将・・乾杯しましょう」
鴨居
「では・・乾杯・・・」



しかし、
そこで鴨居はピート臭を押さえたウイスキーに改良するようマッサンに提案します。
マッサン
「ああ・・うまい・・・」
鴨居
「だけど、
日本人にゃチィトビート臭が強いな、
ビートは日本人には・・きつすぎる」
マッサン
「ビートはウイスキーの命や。
ビート臭がなければウイスキーとは言えん。」
鴨居
「これからわしらが作るウイスキーは、
ビートは・・イラン・・モウ・チィ・・ト日本人の口に合うようにしたい。」
外では心配している近所の女衆も押しかけました。
女衆
「エリー、マッサンとないしとる・・ビートって何や・・」
マッサン
「つまり、大将は本場のウイスキーと違うウイスキーを造りたいん・・」
鴨居
「いや・そうじゃない・・違わない・・・」
マッサン
「やっぱり、
分からん。
わしや本場のウイスキーをこの日本で造りたい。
作ってみたい。」
鴨居
「なにいー。
お前何しにきたんや。
エリーちゃんにあたま下げさせておいて・・」
マッサン
「もう・・、
帰ってもろうて結構です。
本物のウイスキーを・・」



廊下で聞いていたエリーや近所の女衆もびっくりしてふすまごとひっくり返りました。
「大将・・・」
鴨居
「何を・・エリーちゃん残念やな・・・、
それじゃ残念じゃな。
この石頭に教えてもらえ。」
エリー
「どうしたんです・・」
鴨居
「水と油じゃ」
エリー
「どういう・・意味」
鴨居
「オイルあんどウォーター。や」
怒って、
急いで出て行く鴨居(堤真一)社長でした。
エリーの願いは又も叶いませんでした。



こひのぼりでは、
みんなが集まりこの出来事を言いふらしています。
「あんなんと・一緒にできません・・ならんと・よかった・」
お客
「あの若さ、
あの清らさが分からんか・なあ・・」



そこには美人の太陽ワインのヌード写真モデルが着物姿で座っていました。
それに気がついた皆は、
一斉に注目します。
おかみ
「お父ちゃんいやらしい目で見るけん」
モデル
「ご馳走さん・・さいなら・・」
おかみ
「お客さん・・・」
主人
「やっぱり・太陽ワイン置こう・・」
警官
「最高、上品なべっぴんさんじゃったあ・・あ・・握手してもろうてこよう・・」



とぃつせいに飛び出す店主と警官でした。
おかみ「あほ・・や・・」



一方、
マツサンとエリーは料亭で
エリー
「大将とウイスキー作るんでしょう」
マツサン
「勝つとか・負けるとか、
そういうことじゃないんじゃ、
聞いとらんじゃつた・か・」
エリー
「二人は絶対にうまくいく・」
マツサン
「分かっていない」
エリー
「分からないのは、
マツサンでしょう。
どんなウイスキー作るか、
鴨居商店に入ってから話合えば良いじゃない。」
料理のエビフライをつまむマッサンに
エリー
「誰のためにここまで用意したかわかっているの」
マツサン
「すまん・・これ。
なんぼしたん、
どやってはろうたんじや」
と言うふたりの会話でした。



帰宅した二人はテーブルを挟んで話し合っています。
そのとき・・・ど゛ん・ドン・ドンと玄関をたたく音がします。
「また、家賃の催促じゃ、あっちの電気消せ。」
大家
「マッサン、おるっちやろう。その辛気臭い芝居はもう見飽きた。」
マツサン
「大家さん、くらえてくんしゃい・・」
大家
「家主さんがお呼びじゃ」
マツサン
「野野村さんが・・、
まさか、
この家出て行けゆうんですかいの・・」
大家
「さあ・・な・・」



野野村の家に呼ばれたマッサンとエリーでした。
野野村
「住吉学園の科学の教師が急に辞めた。」
妻 
「大阪工業・・卒業してはるんでしょう・・」
「今もお仕事さがしてはるんでしょう・」
野野村
「月給100円でどうじゃ」
この時期の給料は帝大を出て上級資格試験を合格した人でさえ50〜70円の給料です。
100円とはすごい待遇の給料だったんですね。
マツサン
「100円、そげん貰えるんですか。」
野野村
「スグに返事シテとは言いません。
考えてくれませんか。」



野野村もマッサンには心配りをしてくれていたのですね。
勿論、
妻の口ぞえも大きいのでしょうが。
マツサン
「はあ・・」
と気のない返事のマッサンですが、
エリーはマツサンと大将にウイスキー作りの夢を実現させてやりたいので、
思いがけない仕事話は、
一体どうなっていくのでしょうか。



明日の連続テレビ小説 マッサン(53回)「虎穴(こけつ)に入らずんば虎子を得ず」は、
月給百円の化学教師の仕事をエリー(シャーロット)のためにも引き受けるべきと周囲に促され思い悩むマッサン(玉山鉄二)。
お金がないと生きていけないと、
キャサリン(濱田マリ)らも引き受けるべきと言うが、
鴨居(堤真一)と一緒にウイスキーづくりをして欲しいエリーは複雑。
一方、
鴨居もまたウイスキー技術者を探す中で、
本場で修行をした男・マッサンなら日本でもウイスキーがつくれるのではと助言され、
思い悩むのだった。

本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。ecar
posted by ecar at 11:01| Comment(0) | TrackBack(0) | マッサン
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