2015年02月07日
日本サッカー協会が用意している年俸金額は、 代表チームレベルでは世界のトップクラス
日本サッカー協会が用意している年俸金額は、
代表チームレベルでは世界のトップクラスと大きな開きはない。
なかには有能かつお値打ちな名将もいる。
現在、
ハビエル・アギーレ前監督の後任を探しているJFA(日本サッカー協会)が、
新たな指揮官に支払う予定の年俸は、
160万ユーロ(約2億1000万円)前後と目されています。
ちなみに過去の監督のそれを振り返りますと、
アギーレは2億円で、
2014年ワールドカップ時のアルベルト・ザッケローニは2億8000万円、
06年ワールドカップ時のジーコは2億2000万円でした(※いずれも金額は推定)。
欧州サッカー界の相場に照らし合わせても、
これは決して安いサラリーではないのです。
例えば、
2014-15シーズンのブンデスリーガにおける各監督の年俸に当てはめると、
7位相当の高水準なのです。
しかし引く手あまたの大物指揮官にとって、
キャリアアップにつながる付加価値が高くないうえ、
欧州から遠く離れた日本で職務に就くのは大きなリスクにもなります。
つまり、
相場を上回る高給を保証しないかぎり、
旬を過ぎていない外国人のビッグネーム
(日本と縁がある者の場合は話が別ですが)
を口説くのは難しいのです。
中国王者の広州恒大がイタリアの名将マルチェロ・リッピを招聘できたのも、
1000万ユーロ(約13億3000万円)という破格の年俸を用意できたからにほかならないのです。
現在フリーとなっている有力監督を見てみます。
いわゆる“ゼロトップ・システム”を編み出したイタリア人のルチアーノ・スパレッティは14年3月まで所属したゼニトで330万ユーロ(約4億4000万円)、
同じくイタリア人のクラウディオ・ラニエリは14年5月に退任したモナコで300万ユーロ(約3億9000万円)を稼いでいました。
いわば高嶺の花と言えます。
仮に相場を上回る高給を用意しなくて済むなら、
アルジェリア代表をブラジル・ワールドカップで決勝トーナメントに導いたヴァヒド・ハリルホジッチが適切な候補者でしょうか。
昨年11月に契約を解除したトルコのトラブゾンスポルでの年俸は、
150万ユーロ(約2億円)でした。
岡崎慎司が所属するマインツを躍進させた41歳の戦術家で、
現在は休養中のトーマス・トゥヘルも面白いですね。
ドイツ・メディアが報じた以前の年俸は、
65万ユーロ(約8600万円)に過ぎませんでした。
ちなみに代表チームでは、
ブラジル・ワールドカップ閉幕時点で、
イタリア代表の前監督チェーザレ・プランデッリが300万ユーロ(約3億9000万円)、
ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督が250万ユーロ(約3億4000万円)、
フランス代表のディディエ・デシャン監督が160万ユーロ(約2億1000万円)と報じられています。
これに対し、
アルゼンチン代表を24年ぶりの決勝に導いたアレハンドロ・サベーラは、
破格の61万ユーロ(約8000万円)でした。
もっとも、
この4人は自国の代表チームを率いるという最大の栄誉と引き換えに、
相場より低いサラリーで契約を結んだと見なすのが妥当でしょう。
仮にレーブが新天地を求めるなら、
倍以上の報酬を保証するクラブが現われるのは間違いないですね。
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本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecarkimi
代表チームレベルでは世界のトップクラスと大きな開きはない。
なかには有能かつお値打ちな名将もいる。
現在、
ハビエル・アギーレ前監督の後任を探しているJFA(日本サッカー協会)が、
新たな指揮官に支払う予定の年俸は、
160万ユーロ(約2億1000万円)前後と目されています。
ちなみに過去の監督のそれを振り返りますと、
アギーレは2億円で、
2014年ワールドカップ時のアルベルト・ザッケローニは2億8000万円、
06年ワールドカップ時のジーコは2億2000万円でした(※いずれも金額は推定)。
欧州サッカー界の相場に照らし合わせても、
これは決して安いサラリーではないのです。
例えば、
2014-15シーズンのブンデスリーガにおける各監督の年俸に当てはめると、
7位相当の高水準なのです。
しかし引く手あまたの大物指揮官にとって、
キャリアアップにつながる付加価値が高くないうえ、
欧州から遠く離れた日本で職務に就くのは大きなリスクにもなります。
つまり、
相場を上回る高給を保証しないかぎり、
旬を過ぎていない外国人のビッグネーム
(日本と縁がある者の場合は話が別ですが)
を口説くのは難しいのです。
中国王者の広州恒大がイタリアの名将マルチェロ・リッピを招聘できたのも、
1000万ユーロ(約13億3000万円)という破格の年俸を用意できたからにほかならないのです。
現在フリーとなっている有力監督を見てみます。
いわゆる“ゼロトップ・システム”を編み出したイタリア人のルチアーノ・スパレッティは14年3月まで所属したゼニトで330万ユーロ(約4億4000万円)、
同じくイタリア人のクラウディオ・ラニエリは14年5月に退任したモナコで300万ユーロ(約3億9000万円)を稼いでいました。
いわば高嶺の花と言えます。
仮に相場を上回る高給を用意しなくて済むなら、
アルジェリア代表をブラジル・ワールドカップで決勝トーナメントに導いたヴァヒド・ハリルホジッチが適切な候補者でしょうか。
昨年11月に契約を解除したトルコのトラブゾンスポルでの年俸は、
150万ユーロ(約2億円)でした。
岡崎慎司が所属するマインツを躍進させた41歳の戦術家で、
現在は休養中のトーマス・トゥヘルも面白いですね。
ドイツ・メディアが報じた以前の年俸は、
65万ユーロ(約8600万円)に過ぎませんでした。
ちなみに代表チームでは、
ブラジル・ワールドカップ閉幕時点で、
イタリア代表の前監督チェーザレ・プランデッリが300万ユーロ(約3億9000万円)、
ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督が250万ユーロ(約3億4000万円)、
フランス代表のディディエ・デシャン監督が160万ユーロ(約2億1000万円)と報じられています。
これに対し、
アルゼンチン代表を24年ぶりの決勝に導いたアレハンドロ・サベーラは、
破格の61万ユーロ(約8000万円)でした。
もっとも、
この4人は自国の代表チームを率いるという最大の栄誉と引き換えに、
相場より低いサラリーで契約を結んだと見なすのが妥当でしょう。
仮にレーブが新天地を求めるなら、
倍以上の報酬を保証するクラブが現われるのは間違いないですね。
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ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecarkimi
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