2015年03月02日
良いパフォーマンスを見せました“ゴール”という結果が香川につくのも時間の問題
2月28日に行われたルールダービーは、
ドルトムントがシャルケを3−0で破りました。
均衡が崩れたのは78分でした。
ピエール・エメリク・オーバメヤンが先制ゴールを決めると、
その1分後にはヘンリク・ムヒタルヤンが追加点をゲットします。
86分には相手GKのボールを奪ったマルコ・ロイスが駄目押しゴールを決めました。
シュート数を比較すると31対3でした。
ドルトムントの枠内シュートは実に23本もありました。
ドルトムントが最下位を脱出してから、
まだ1カ月に満たないのです。
しかし、
トップフォームを取り戻しつつある彼らは、
センセーショナルと言ってもいい内容でシャルケを完膚なきまでに打ちのめしました。
香川真司は、
この日のチームパフォーマンスをこう振り返っています。
「やりながら良い時のイメージで、
本当に手応えを感じていました。
プレッシャー(のかけ方)だったり、
ボールを取った後の攻撃の質だったり、
本当にみんな連動していました。
欲を言えば前半で1点2点取れていれば、
もっと楽に試合を進めることができたのかなと感じます」
先制ゴールが生まれる2分前にベンチへ退いた香川だっでしたが、
とりわけ前半は良いパフォーマンスを見せました。
今の香川は、
イメージとパフォーマンスが一致しているのでしょう。
後方からのパスをトラップし、
あっという間に反転してからスルーパスを出すプレーが小気味よかったですね。
シュートの精度こそ欠いていましたが、
ゴール前への飛び出しは相手にとって脅威でした。
ロイスのシュートがGKに防がれたこぼれ球を狙いに行った56分のような動きを、
何度も繰り返して行けば“ゴール”という結果が香川につくのも時間の問題でしょう。
今のドルトムントは
「(パスの)“受け手”が多く、
今の自分は“出し手”としての役割が多い」
と香川は分析しています。
そのようなチーム事情から、
自身のシュートが少なくなるのは
「仕方ないが、
もっともっとシュートに絡んで行かないといけない。
今は辛抱してやり続けたい。手応えはある」
と自信が戻った様子です。
香川の復調をピッチの上で感じ取った内田篤人はこうコメントしています。
「マンチェスター・ユナイテッドへ行く前の真司は、
飛び抜けて良かった。
期待もある中、
大変だったと思う。
今日はうざいぐらい良いポジションでボールをもらって、
ターンもスルーパスも良かった」
その内田は
「半分、
守備練習みたいだった」とこの日のドルトムントに脱帽しました。
特に前半のドルトムントのすごさに衝撃を受けたのが、
ハーフタイムのシャルケのロッカールームに現れました。
「すごく元気が無かった。
監督が
『お前らどうした!?』
という感じ。
そんなの珍しいんだけどね。
俺は0−0でオッケーだと思っていたけれど、
内容がガツンとやられていたから」
(内田)と静まり返っていたといいます。
それでもシャルケは0−0のまま試合が進めば、
ワンチャンスで勝つことができるかもと虎視眈々(たんたん)と“その時”を狙っていました。
それが72分のシーンです。
ベネディクト・ヘーベデスのパスを受けた内田は、
左サイドへ流れてフリーになりかかっていたクラース・ヤン・フンテラールめがけてミドルパスを出しましたが、
やや流れてしまいGKにキャッチされました。
これが通っていれば1点ものだっただけに、
GKにボールを取られた後の内田の落胆ぶりは大きかったですね。
「アウトにかけすぎたかな。
CL(チャンピオンズリーグ)もそうだけれど、
相手のレベルが上がれば上がるほどああいう1本だけで試合の展開がガラリと変わったりする。
狙ってはいたけれど、
あとちょっとだった。
ちょっと可能性感じたでしょ。
俺も可能性感じたからね」
さらに攻めようと74分、
内田が右サイドをオーバーラップし、
スルーパスを入れようとしましたが、
マッツ・フンメルスの堅い守備に遭いドルトムントのカウンターを受けました。
そして78分から始まったドルトムントのゴールラッシュの前に、
シャルケが瓦解しました。
「いつも試合があるくせして、こういうときに限って1週間試合が無い。
ダービーで負けた1週間はだいぶ町全体がどんよりするからね」
試合が終わって1時間経ったベストファーレンのインタビュールームに、
ドルトムントサポーターの喜びの叫声が響き、
ちょっと内田が驚いていました。
「けがはあんまり良くないけれど、
(この試合には)死んでも出ようと思っていた。
ダービーでドルトムントとやるなんて、
シャルケじゃないとできないから。
ドルトムントのスタジアムでやれてよかった。
ピッチに入った時の雰囲気、
ブーイング、
超良いもんね。
無理して(出場して)よかった」
“3−0”という屈辱のスコアでした。
内容も悪かったのです。
シャルケのサポーターは怒っています。
それでも内田にとっては、
プレーして良かったと思わせるベストファーレンでのルールダービーでした。
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本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecarkimi
ドルトムントがシャルケを3−0で破りました。
均衡が崩れたのは78分でした。
ピエール・エメリク・オーバメヤンが先制ゴールを決めると、
その1分後にはヘンリク・ムヒタルヤンが追加点をゲットします。
86分には相手GKのボールを奪ったマルコ・ロイスが駄目押しゴールを決めました。
シュート数を比較すると31対3でした。
ドルトムントの枠内シュートは実に23本もありました。
ドルトムントが最下位を脱出してから、
まだ1カ月に満たないのです。
しかし、
トップフォームを取り戻しつつある彼らは、
センセーショナルと言ってもいい内容でシャルケを完膚なきまでに打ちのめしました。
香川真司は、
この日のチームパフォーマンスをこう振り返っています。
「やりながら良い時のイメージで、
本当に手応えを感じていました。
プレッシャー(のかけ方)だったり、
ボールを取った後の攻撃の質だったり、
本当にみんな連動していました。
欲を言えば前半で1点2点取れていれば、
もっと楽に試合を進めることができたのかなと感じます」
先制ゴールが生まれる2分前にベンチへ退いた香川だっでしたが、
とりわけ前半は良いパフォーマンスを見せました。
今の香川は、
イメージとパフォーマンスが一致しているのでしょう。
後方からのパスをトラップし、
あっという間に反転してからスルーパスを出すプレーが小気味よかったですね。
シュートの精度こそ欠いていましたが、
ゴール前への飛び出しは相手にとって脅威でした。
ロイスのシュートがGKに防がれたこぼれ球を狙いに行った56分のような動きを、
何度も繰り返して行けば“ゴール”という結果が香川につくのも時間の問題でしょう。
今のドルトムントは
「(パスの)“受け手”が多く、
今の自分は“出し手”としての役割が多い」
と香川は分析しています。
そのようなチーム事情から、
自身のシュートが少なくなるのは
「仕方ないが、
もっともっとシュートに絡んで行かないといけない。
今は辛抱してやり続けたい。手応えはある」
と自信が戻った様子です。
香川の復調をピッチの上で感じ取った内田篤人はこうコメントしています。
「マンチェスター・ユナイテッドへ行く前の真司は、
飛び抜けて良かった。
期待もある中、
大変だったと思う。
今日はうざいぐらい良いポジションでボールをもらって、
ターンもスルーパスも良かった」
その内田は
「半分、
守備練習みたいだった」とこの日のドルトムントに脱帽しました。
特に前半のドルトムントのすごさに衝撃を受けたのが、
ハーフタイムのシャルケのロッカールームに現れました。
「すごく元気が無かった。
監督が
『お前らどうした!?』
という感じ。
そんなの珍しいんだけどね。
俺は0−0でオッケーだと思っていたけれど、
内容がガツンとやられていたから」
(内田)と静まり返っていたといいます。
それでもシャルケは0−0のまま試合が進めば、
ワンチャンスで勝つことができるかもと虎視眈々(たんたん)と“その時”を狙っていました。
それが72分のシーンです。
ベネディクト・ヘーベデスのパスを受けた内田は、
左サイドへ流れてフリーになりかかっていたクラース・ヤン・フンテラールめがけてミドルパスを出しましたが、
やや流れてしまいGKにキャッチされました。
これが通っていれば1点ものだっただけに、
GKにボールを取られた後の内田の落胆ぶりは大きかったですね。
「アウトにかけすぎたかな。
CL(チャンピオンズリーグ)もそうだけれど、
相手のレベルが上がれば上がるほどああいう1本だけで試合の展開がガラリと変わったりする。
狙ってはいたけれど、
あとちょっとだった。
ちょっと可能性感じたでしょ。
俺も可能性感じたからね」
さらに攻めようと74分、
内田が右サイドをオーバーラップし、
スルーパスを入れようとしましたが、
マッツ・フンメルスの堅い守備に遭いドルトムントのカウンターを受けました。
そして78分から始まったドルトムントのゴールラッシュの前に、
シャルケが瓦解しました。
「いつも試合があるくせして、こういうときに限って1週間試合が無い。
ダービーで負けた1週間はだいぶ町全体がどんよりするからね」
試合が終わって1時間経ったベストファーレンのインタビュールームに、
ドルトムントサポーターの喜びの叫声が響き、
ちょっと内田が驚いていました。
「けがはあんまり良くないけれど、
(この試合には)死んでも出ようと思っていた。
ダービーでドルトムントとやるなんて、
シャルケじゃないとできないから。
ドルトムントのスタジアムでやれてよかった。
ピッチに入った時の雰囲気、
ブーイング、
超良いもんね。
無理して(出場して)よかった」
“3−0”という屈辱のスコアでした。
内容も悪かったのです。
シャルケのサポーターは怒っています。
それでも内田にとっては、
プレーして良かったと思わせるベストファーレンでのルールダービーでした。
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本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecarkimi
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