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2012年09月10日

JIM HALL "CONCIERTO" CD ジャズとスペインの融合!! 癒しのジャズ!!

JIM HALL "CONCIERTO"  ジム・ホール 「アランフェス協奏曲」

ジャズとスペインの融合!! 癒しのジャズ!!


学生時代には、当時のレンタルレコードショップでLPレコード借りて、
カセットテープに録音して、何度も聴きました。
落ち着きたいときに、とっても良いジャズなんです。

当時のLPレコードは縦横30cm程。
その大きさでこのジャケットを見ると、それはもう迫力!!
美しい青色が忘れられません。
南米(スペイン文化)をイメージさせる
古い石像の冷たい感じが追憶とか郷愁とかをそそります。

ジャズアルバムのジャケットって本当に不思議なんですよね。
何度も聴いていると、なんと音のイメージに合っているのかと、
しみじみ思うようになります。

このジャケットもそう。
このジャケットを見ながら、この曲を聴かないと、何かが不完全。
頭の中でイメージや世界が完成しないんです。

CDになってジャケットの大きさや質感は変わりましたが、
その事実は揺るがない。
視覚と聴覚がともに脳を刺激して、
脳内で一つのイメージや世界を作り上げる感じ。

学生時代のテープが古くなったのと
CDのリマスターされた良い音でこの作品を聴きたくて
2002年にCDを買いました。
キングレコードの日本版で解説付きです。

帯にはこうあります。

ジャズ・アルバム史上屈指のベスト・セラーを記録した人気作
 CTI ジャズのエッセンスがここに。」

そう、この作品の良さは分かりやすさ
明らかにジャズなんですが、
ジャズをまだ理解しない人にも理解できる。
てか、スーっと、世界が入ってきちゃうんですよね。

メロディーラインがハッキリしているし、
とりあえず、音が美しい
でも、確実にジャズなんです。

ジャズに挑戦したい人が初めて聴く曲が「アランフェス」だったら、
本当に幸せな出会いだと思わずに入られません。

クレジットは以下の通り。

ジムホール (ギター)
ローランド・ハナ(ピアノ)
ロン・カーター(ベース)
スティーブ・ガット(ドラムス)
チェット・ベイカー(トランペット)
ポール・デズモンド(アルトサックス)
ドン・セベスキー(アレンジ) 1975年4月録音

ちょっとジャズを知っている人なら、
ロン・カーターとかチェット・ベイカーにも反応するでしょ?
ロンカーターのベースも本当に良いですよ。
センス良いんです。

YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO
TWO'S BLUES
THE ANSWER IS YES
CONCIERTO DE ARANJUEZ

曲は僕の持っているオリジナルでは4曲です。
LPのB面が確か、「アランフェス」1曲だったように記憶しています。
演奏時間が19分23秒。B面全部ですね。

以前、歌詞の内容について語った、YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO も入ってます。
完全なインストルメンタルです。
小股の切れ上がったアップテンポのお洒落な感じに仕上がってます。
これも、おすすめ。

でもなんと言っても、「アランフェス」!!
癒されますよ。


貴方の人生を豊かにする、お気に入りの一枚になること請け合いです。





イギリス直輸入版 これがイイ!

Concierto





アメリカ直輸入版 ジャケットの感じが少し・・・

Concierto




僕が持っているキングレコード盤 2002年当時 定価1.800円でした。

アランフェス協奏曲



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