コスメ☆化粧品ｄｅスキンケアでアンチエイジング

今回のブログでは、そばかす・ソバカス・雀卵斑の治療法と予防法についてご紹介します。

ソバカスは、トレチノイン・ハイドロキノン療法、フォトシルクプラス(光治療)、アレックスレーザー(Ｑスイッチルビーレーザー)で治療できます。

ただし、遺伝の影響力が強く、再発する可能性があります。

よって、治療後は、再発しないように、予防することが大切になります。

そばかす・ソバカス・雀卵斑について

子供の頃からみられ、10代になると目立つようになります。

鼻を中心に左右対称に頬あたりにできるしみです。

雀卵斑(ソバカス)のある人は、しみをつくりやすいことがわかっています。

つまり、遺伝的素因が関係します。

ただし、遺伝的素因だけでなく、紫外線、機械的な刺激も影響しますので、予防のスキンケアが大切になります。

30代、40代になると、雀卵斑(ソバカス)に加えて、老人性色素斑(日光性黒子)、炎症性色素沈着、肝斑が混在するようになります。

比較的色白の人に多くみられます。

【そばかすの原因】

・遺伝的素因

そばかすは、遺伝が関係します。

また、しみをつくりやすい肌質があることがわかっています。

よって、そばかすに、炎症性色素沈着や肝斑が混在するケースがあります。

・紫外線

紫外線によって発生する大量の活性酸素が表皮細胞、メラニン産生細胞に傷害を与えます。

これにより、肌全体が黒くなるだけでなく、そばかすもより黒くなります。

・機械的刺激

傷跡は、茶色になります。この茶色は、メラニンによるものです。

クレンジング・洗顔時の機械的な刺激で、しみをつくることになります。

鼻、頬上部のそばかすは、クレンジング・洗顔時の機械的な刺激で、より黒くなります。

【そばかすの治療法】

トレチノイン・ハイドロキノン療法

塗り薬による治療になります。

0.1％トレチノインクリーム、5％ハイドロキノン、5〜10％水溶性ビタミンＣ誘導体の3つの塗り薬で治療します。

約1年の治療で、そばかすを改善させます。

アレックスレーザー(Ｑスイッチルビーレーザー)

皮膚の深い部分にあるしみのメラニンだけを安全に確実に壊します。

レーザーを照射するのは一瞬だけで、皮膚を輪ゴムでぱちんと弾かれたような感覚です。

治療後は、しみがカサブタの状態になり、5〜7日程度で皮膚からはがれ落ちます。

ダウンタイムがありますが、1〜3回程度のレーザー照射で、そばかすを改善させます。

そばかすに肝斑が混在している場合があり、その場合は、レーザーを行いません。レーザーで、肝斑を悪化させる可能性があるからです。

フォトシルクプラス(光治療)

ダウンタイムがない光治療になります。

ただし、アレックスレーザー(Ｑスイッチルビーレーザー)のように、1〜2回の治療では、そばかすを薄くすることはできません。

2〜4週間ごとに複数回の治療が必要になります。

フォトシルクプラスという美容機器を用いて光照射します。

照射後、反応したメラニンはかさぶたになり、5〜7日程度ではがれ落ちます。

そばかすだけでなく、肌全体のくすみ、うぶ毛も改善されます。

肝斑（かんぱん）にも効果的な治療方法になり、そばかすと肝斑が混在するケースでは、フォトシルクプラス(光治療)が第一選択肢になります。

【予防法】

低刺激性の洗顔料、低刺激性のクレンジング、低刺激性でＳＰＦ50前後の日焼け止めを使用します。

肌に負担をかけない「正しい洗顔法」、「正しいクレンジング法」でお手入れして下さい。

クレンジングは、オイルタイプ、拭き取りタイプを使用しません。メイクオフ力は強いのですが、界面活性剤の量が多く肌刺激が強いからです。

低刺激性のクリームタイプを使用します。

そばかすができる人は、しみをつくりやすい肌質ですので、1年を通して日焼け止めを使用して下さい。

ＳＰＦは４０前後、ＰＡ＋＋＋で、紫外線吸収剤フリーの低刺激性の日焼け止めを使用します。


ｂｙ　Ｎａｎａ