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2020年08月04日

水の役割と健康効果


私たちの体のほとんどは水分でできているといわれています。水分補給しないと生きていくことができず、
生命を維持するために必要な水ですが、今回は水の役割と水の健康効果ついて紹介していきます。

体内の水分量


私たちの体の大部分は水でできていますが、その割合は、年齢や性別、体型などによっても異なると
いわれています。

一般的な目安でいうと、成人男性で約60%、女性で55〜50%、幼児で約70%、乳児で約75%が水分でできています。

私たちは普段どれくらいの水分をとっているのかというと、成人男性の例に挙げるとおよそ2.5Lの量の水分を摂取しています。

そして2.5Lの中には、食べ物に含まれる水分も含んでいます。

2.5L摂取した水分は、300mlは呼吸から、600mlが汗、そして1500mlが尿から排出されることで、摂取した料と排出される水分の量のバランスを整えられています。

水の役割


私たちが生きていく上で大切な水ですが、水にも次のような大事な役割をしています。

@ドロドロ血液を防ぐ

血液の83%は水分といわれています。最近よく耳にする「血液ドロドロ状態」とは、水分が不足している状態をいいます。水分を適宜とることで、血液のドロドロ状態を防ぐことができ、動脈硬化や脳梗塞などを防ぐことができます。

A老廃物の排せつ


老廃物といえば、便や尿を思い浮かびますね。便秘になる場合は水分不足しているとなりやすいし、また尿に老廃物を溶かすためにも水分が必要となります。

B汗による体温調節

人間には体温調節機能があります。この体温調節機能は、平常時には主に呼吸で果たされていますが、体温が外気が体温と同じくらいになると「汗」となって体温を調節します。

C栄養分を分解して体の隅々に運ぶ

食べ物の成分は水と一緒になって分解されます。たとえばたんぱく質は水と一緒になりアミノ酸に分解されます。

分解された栄養素は水に溶けて体の隅々まで運ばれていきます。

水の健康効果


水を飲むことで得られる効果は次のようなことです。

@疲労回復効果

水分不足で血液が滞っていると、体内への酸素や栄養分をスムーズに行き渡らなくなり疲労の蓄積となります

意識的に水分を摂取することで血液がさらさらになり疲労回復につながります。

Aストレスや不眠効果を解消する。

人はイライラすると、体温が上がる汗をかくことで水分が失われてしまったり、ストレスによって血中ナトリウムが増え血圧が高くなることがあります。



そんな時に1杯の水を飲むことで、血中のナトリウム濃度が安定させることでストレス解消されたり、リラックス効果があるようです。

B便秘解消効果

水を飲むことにより便の水分量を多くすることで便秘解消につながります。

Cむくみ改善効果


体のむくみは、抹消まで血液やリンパ液が上手く循環しないために起こります。

水をこまめに飲むことで血液やリンパ液の住管が良くなり、むくみの解消につながります。

Dアンチエイジング効果

水をこまめに飲んで体内の水分量を補うことで、血液がスムーズに循環して身体の老廃物が排出されるので
新陳代謝が活発にします。

新陳代謝が活発になると肌のターンオーバーも正常になり、身体の内側から美肌効果が期待できます。

Eダイエット効果

常温の水を飲むことでダイエット効果にもなるようです。これは、水をこまめに飲むことで体の新陳代謝が
アップするからです。

まとめ


今回は水の役割と水の健康効果について紹介してきました。

水は、血液ドロドロを防いだり、体温調節や栄養分分解して体を運ぶなど重要な役割を果たしています。

私たちの体を健康状態を保つためには水はとても重要です。

この夏暑い時期は、しっかり水分補給して健康を保ちましょう。



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