2020年07月29日
猫にとってのおやつとは
猫にとっておやつはコミュニケーションのツールとしてよく使われています。
しかし、猫のおやつをどれくらいあげたらいい?おやつをあげるタイミングは?などいろいろ考えることは
多いのではないでしょうか。
今回は、おやつの役割、おやつの種類、与えるうえでの注意点などを紹介していきます。
猫のおやつがもつ役割
猫にとっておやつは必ず必要ではないのですが、猫とのコミュニケーションを深める役割があります。
おやつは飼い主さんからもらえる特別のものとして猫とのつながりがより強くさせてくれます。
つまり「おやつ=いい事」に繋がりやすいです。
おやつを上げるタイミング
猫におやつをあげるタイミングは次のような場面であたえることがお勧めです。
①爪切りなど嫌がるケアの後
爪切りなどの嫌がるケアの後におやつをあげることで、お手入れが嫌がりにくくなることもあるようです。
②食欲がない時
食欲が低下しているときなどに、ドライフードの上におやつをかけてあげることで食欲がアップにつながり
完食してくれることも。
③留守番の後
長時間のお留守番をさせた後にご褒美におやつをあげるパターンです。私の場合も仕事から帰った後に
おやつをよくあげています。
④お客さんなどの人に慣れさせる
来客時にお客さんの手からおやつを与えてもらうことで人に慣れてもらうツールとしての手段です。
猫のおやつの種類
猫のおやつの種類としては次の種類があります。
・ドライタイプ
スナックやビスケットといった猫の主食のキャットフードに似たまたは同じタイプのおやつです。
お菓子のクッキーやビスケットのようなものや、カリカリの中にチーズが入っていたりと様々です。
猫が食べやすいように1口サイズなので、しつけやご褒美をあげるときに最適です。
また小分けになっているので、保存がしやすく、おやつの上げすぎも予防できます。
・液状タイプ
主にパウチに入っているものや、スティックの袋から直接あげるものまであります。
水分が多いので、猫の水分補給にもなります。
腐敗を遅らせるために、保存料や着色料が入っていることがありますので、表示を確認しましょう。
・ジャーキー
ジャーキーといえば犬のおやつのイメージが強いのですが、実は猫もジャーキーが大好きなのです。
ささみジャーキーや魚肉ジャーキーなどが驚くほど食いつきが良いです。ジャーキーを選択する場合は
自然の形に近いものを選び、添加物や保存料が多いものや塩分多いものは避けましょう。
本物物
煮干しや削り節、カニカマ、鶏ささみ、チーズなどの人間でも食べられる感じの猫のおやつです。
カリカリライプとは異なり、素材の雰囲気や食感が本物に近いため一度気に入ったら食べてくれます。
しかし、食べすぎや栄養の偏りには注意が必要です。
機能性おやつ
歯磨き、オーラルケア、毛玉ケア効果、乳酸菌が含んでいるなど機能性を含むおやつもあります。
例えば、歯磨きを嫌がる場合は、食べているだけで歯磨き効果のあるおやつを与えるのも手ですよ。
猫のおやつをあげるときの注意点
・一日のカロリーの5%以下にする
おやつは、栄養面より嗜好性が強いので、あげすぎてしまうことでカロリーオーバーなんてことも。
おやつの量は猫の一日のカロリーの5%以下に抑えましょう。
パッケージの記載をチェックして、与えた分のおやつのカロリーを減らすようにします。
・療法食を与えている猫にはあたえない
療法食は、猫の病気の治療のために特別な栄養バランス調整されています。
おやつを与えることで、そのバランスが崩れてしまう恐れがあるので、療法食が処方されている場合は
与えないようにしましょう。
まとめ
今回は猫のおやつについて紹介してきました。
おやつは猫にとって必要不可欠でありません。
しかし、おやつをただあげるのではなく、お手入れの後や長時間の留守番の後などのタイミングで
猫とのコミュニケーションはかるにはもってこいのツールといえます。
おやつを活用してうまく猫とコミュニケーションをはかりましょう。
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