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2015年04月03日
最近のシエスタ読谷練習試合情報
ハイサイ!こんばんわ!
シエスタ読谷広報担当です。
最近のシエスタ読谷は、火曜日に北中城クラブさん、そして木曜日に沖縄電力さんと練習試合を定期的に行っております!日によって集まるメンバーはばらばらですが、昨年度より練習参加率が若干高くなっているように感じます。
その甲斐あってか、直近で行われた天皇杯予選を危なげなく突破し、また、先週は九州大学リーグで凌ぎを削る沖縄国際大学さんとの練習試合でも良いパフォーマンスが見られたと思います!
リーグ開幕まで残り時間も少ないですが、来る日曜日は那覇西高校との練習試合を行い、開幕に備えたいと思います!
天皇杯予選
VS 沖市 5-0
VS サンビスカス 9-0
VS 与勝クラブ 3-1
直近練習試合
VS 沖縄国際大学 6-2
VS 沖縄電力 6-1
VS 北中城クラブ 不明
シエスタ読谷広報担当です。
最近のシエスタ読谷は、火曜日に北中城クラブさん、そして木曜日に沖縄電力さんと練習試合を定期的に行っております!日によって集まるメンバーはばらばらですが、昨年度より練習参加率が若干高くなっているように感じます。
その甲斐あってか、直近で行われた天皇杯予選を危なげなく突破し、また、先週は九州大学リーグで凌ぎを削る沖縄国際大学さんとの練習試合でも良いパフォーマンスが見られたと思います!
リーグ開幕まで残り時間も少ないですが、来る日曜日は那覇西高校との練習試合を行い、開幕に備えたいと思います!
天皇杯予選
VS 沖市 5-0
VS サンビスカス 9-0
VS 与勝クラブ 3-1
直近練習試合
VS 沖縄国際大学 6-2
VS 沖縄電力 6-1
VS 北中城クラブ 不明
2015年03月30日
高級車といえばやっぱり・・・!!
2015年03月27日
2015年03月24日
これは激レア高級車!見たことあります?
天皇杯予選 VS 与勝クラブ
ハイサイ!こんばんは!
シエスタ読谷広報担当です!
去った3月22日(日)に、金武火力発電所にて天皇杯予選が行われました。
中部地区の代表決定戦として、我々シエスタ読谷と与勝クラブ(1部)が対戦しました。
予選リーグの沖市クラブ(2部)、サンビスカス(3部)戦同様、調整がいまいちな状態で心配でしたが、蓋を開けてみれば、決定機を逃しに逃しに逃しきったものの、3−1で勝利することができたので、今年も天皇杯の沖縄予選トーナメントを楽しむことができそうです!前回、前々回もベスト4という状態ですので、今年は壁を破りたいとことです!
昨年のリーグでは不甲斐ない結果に終わりましたが、今年はエース棚原の復帰や、新戦力達の起爆剤があるので、楽しみです♪
また、今週28日(土)はシエスタ読谷の長浜(聡)選手の結婚式が催されます!
幸せいっぱいの長浜選手!是非、ご家族のために仕事もサッカーも頑張ってほしいものですね!(*^▽^*)
でわでわ〜♪
シエスタ読谷広報担当です!
去った3月22日(日)に、金武火力発電所にて天皇杯予選が行われました。
中部地区の代表決定戦として、我々シエスタ読谷と与勝クラブ(1部)が対戦しました。
予選リーグの沖市クラブ(2部)、サンビスカス(3部)戦同様、調整がいまいちな状態で心配でしたが、蓋を開けてみれば、決定機を逃しに逃しに逃しきったものの、3−1で勝利することができたので、今年も天皇杯の沖縄予選トーナメントを楽しむことができそうです!前回、前々回もベスト4という状態ですので、今年は壁を破りたいとことです!
昨年のリーグでは不甲斐ない結果に終わりましたが、今年はエース棚原の復帰や、新戦力達の起爆剤があるので、楽しみです♪
また、今週28日(土)はシエスタ読谷の長浜(聡)選手の結婚式が催されます!
幸せいっぱいの長浜選手!是非、ご家族のために仕事もサッカーも頑張ってほしいものですね!(*^▽^*)
でわでわ〜♪
2015年03月16日
富裕層のスーパーカー!
2015年03月13日
2015年 Jリーグの見どころは如何に!?
2015年からJ1が2ステージ制に移行するということで、これまで下位に沈むことが多かった中小クラブにもステージ制覇のチャンスが出てきたのは確か。2013年を振り返ってみても、前半戦だけなら大宮アルディージャがサンフレッチェ広島と勝ち点で並んでトップに立っていた。これまでタイトル獲得経験のないクラブにとってはモチベーションが大いに高まるはずだ。
しかしながら、J1残留争いはこれまで通り、年間トータルの勝ち点で決まる。仮に第1ステージで上位争いをしても、第2ステージで連敗続きだったら、年間順位が16位以下ということもありえる。いかにコンスタントに勝ち点を積み上げるかが、J1生き残りのカギになるだろう。
その残留争いに加わりそうなチームを今回は予想してみたい。2014年はまず2013年J1昇格プレーオフで勝ち上がってきた徳島ヴォルティスが18位に沈んで1年でJ2降格。さらに2010年南アフリカワールドカップMVP&得点王のディエゴ・フォルラン獲得で開幕前の話題を独占したセレッソ大阪がまさかの低迷を強いられて17位に沈み、2005年のJ1昇格以来、毎年のように苦境に直面しながら踏みとどまってきた大宮アルディージャが16位で10年ぶりの降格を余儀なくされた。この3チームを見ても分かるように、㈰クラブ基盤が脆弱なJ1昇格組、㈪J1残留争い常連組、㈫チーム全体が機能しないビッグクラブ…がJ2落ちの危機に瀕しやすいのだ。
今季J1のうち、㈰に該当するのはモンテディオ山形と松本山雅、湘南ベルマーレの3チーム。ただ、湘南は2010年以来、2度のJ1昇格を経験していて、チーム力は着実に上がっている。今季は山田直輝、坪井慶介という実績ある面々を浦和レッズから補強。昨季J2での圧倒的な強さを踏まえても、J1中位躍進もあり得るという見方が根強い。やはり下位争いを強いられるのは山形と松本山雅の2チームではないだろうか。
山形は昨季プレーオフでの劇的な勝利で4年ぶりのJ1復帰を果たしたが、新戦力は渡辺広大、宇佐美宏和くらいで大胆な補強は叶わなかった。戦力的にはアジアチャンピオンズリーグ(ACL)に参戦しているガンバ大阪、浦和レッズなどとはかなりの差があるのは否めない事実だ。それでも就任2年目の石崎信弘監督の求めるハードワークと献身的かつ組織的守備、ディエゴらを軸とした攻撃陣の勝負強さは健在。開幕前のキャンプでもまずまずの仕上がりを見せている様子で、うまく行けば残留はあるかもしれない。
松本山雅も山形と似たような状況。むしろ、船山貴之(川崎)、山本大貴(仙台)ら昨季の得点源が去った分、山形より厳しいと言えるかもしれない。反町康治監督が直々に獲得に乗り出した後藤圭太、酒井隆介の両センターバックはJ1でも通じそうな印象だが、今のところは攻撃陣に迫力がない。期待の新助っ人・オビナはまだ体重オーバーで決定機に絡む回数が少なく、船山のポジションに入った池元友樹も周囲との連係がまだまだだ。U−22代表候補の前田直輝も長時間ダイナミックさを見せ続けることができず、岩上祐三1人に負担がかかっている。攻めの方をどう改善するかがJ1残留のポイントになってきそうだ。
㈪のJ1残留争い常連組では、城福浩監督から樋口靖洋新監督に指揮官が交代したヴァンフォーレ甲府の動向が気になる。昨季まで守備の軸を担っていた佐々木翔がサンフレッチェ広島へ移籍し、クリスティアーノ(柏)ら外国人選手も総入れ替えするなど、チーム全体を再構築しなければならない状況に追い込まれているからだ。昨季までは城福監督の采配で勝ち点を拾っていたところがあるが、樋口監督はJ1優勝争いの経験はあっても残留争いの経験はほとんどない。ギリギリの修羅場でどのような采配を見せるかも未知数の部分がある。2006年の初昇格以来、J1・2年目に降格を強いられているというネガティブなジンクスもあるだけに気になるところだ。
㈫に入るかどうかは微妙だが、93年Jリーグ発足時から参戦しているクラブの清水エスパルス、横浜F・マリノスは今季の動向が不安視される。清水は昨季もギリギリのところでJ1残留を果たしたものの、今季も開幕前のチーム完成度はそこまで高くない模様だ。最終ラインは三浦弦太、ヤコヴィッチ、平岡康裕、犬飼智也の高さのある4枚が並び、ベテランの本田拓也が中盤でチーム全体をコントロールする形だが、新加入のFWウタカとデュークがどこまでフィットするかは未知数の部分が多い。彼らと大前元紀ら日本人アタッカー陣との連携構築が残留の条件になってくる。横浜も現時点では中村俊輔を筆頭に攻撃陣にケガ人が多く、昨季同様、ゴール欠乏症に悩みそうな雲行きだ。クラブはテコ入れを図るため、U−21ブラジル代表のアデミウソンを緊急補強し、得点力アップを目指しているが、彼もすぐに日本のサッカーに適応できるとも限らない。一昨年のガンバ大阪、昨季のセレッソ大阪のような大物枠に横浜が入ってしまったら、日本サッカー界にとっての損失は大きい。フランス人のエリク・モンバエルツ監督には高い手腕を見せてほしいものだ。
その他のクラブが予期せぬ低迷に苦しむことも十分あり得る。まずは7日の開幕戦に注目したい。
しかしながら、J1残留争いはこれまで通り、年間トータルの勝ち点で決まる。仮に第1ステージで上位争いをしても、第2ステージで連敗続きだったら、年間順位が16位以下ということもありえる。いかにコンスタントに勝ち点を積み上げるかが、J1生き残りのカギになるだろう。
その残留争いに加わりそうなチームを今回は予想してみたい。2014年はまず2013年J1昇格プレーオフで勝ち上がってきた徳島ヴォルティスが18位に沈んで1年でJ2降格。さらに2010年南アフリカワールドカップMVP&得点王のディエゴ・フォルラン獲得で開幕前の話題を独占したセレッソ大阪がまさかの低迷を強いられて17位に沈み、2005年のJ1昇格以来、毎年のように苦境に直面しながら踏みとどまってきた大宮アルディージャが16位で10年ぶりの降格を余儀なくされた。この3チームを見ても分かるように、㈰クラブ基盤が脆弱なJ1昇格組、㈪J1残留争い常連組、㈫チーム全体が機能しないビッグクラブ…がJ2落ちの危機に瀕しやすいのだ。
今季J1のうち、㈰に該当するのはモンテディオ山形と松本山雅、湘南ベルマーレの3チーム。ただ、湘南は2010年以来、2度のJ1昇格を経験していて、チーム力は着実に上がっている。今季は山田直輝、坪井慶介という実績ある面々を浦和レッズから補強。昨季J2での圧倒的な強さを踏まえても、J1中位躍進もあり得るという見方が根強い。やはり下位争いを強いられるのは山形と松本山雅の2チームではないだろうか。
山形は昨季プレーオフでの劇的な勝利で4年ぶりのJ1復帰を果たしたが、新戦力は渡辺広大、宇佐美宏和くらいで大胆な補強は叶わなかった。戦力的にはアジアチャンピオンズリーグ(ACL)に参戦しているガンバ大阪、浦和レッズなどとはかなりの差があるのは否めない事実だ。それでも就任2年目の石崎信弘監督の求めるハードワークと献身的かつ組織的守備、ディエゴらを軸とした攻撃陣の勝負強さは健在。開幕前のキャンプでもまずまずの仕上がりを見せている様子で、うまく行けば残留はあるかもしれない。
松本山雅も山形と似たような状況。むしろ、船山貴之(川崎)、山本大貴(仙台)ら昨季の得点源が去った分、山形より厳しいと言えるかもしれない。反町康治監督が直々に獲得に乗り出した後藤圭太、酒井隆介の両センターバックはJ1でも通じそうな印象だが、今のところは攻撃陣に迫力がない。期待の新助っ人・オビナはまだ体重オーバーで決定機に絡む回数が少なく、船山のポジションに入った池元友樹も周囲との連係がまだまだだ。U−22代表候補の前田直輝も長時間ダイナミックさを見せ続けることができず、岩上祐三1人に負担がかかっている。攻めの方をどう改善するかがJ1残留のポイントになってきそうだ。
㈪のJ1残留争い常連組では、城福浩監督から樋口靖洋新監督に指揮官が交代したヴァンフォーレ甲府の動向が気になる。昨季まで守備の軸を担っていた佐々木翔がサンフレッチェ広島へ移籍し、クリスティアーノ(柏)ら外国人選手も総入れ替えするなど、チーム全体を再構築しなければならない状況に追い込まれているからだ。昨季までは城福監督の采配で勝ち点を拾っていたところがあるが、樋口監督はJ1優勝争いの経験はあっても残留争いの経験はほとんどない。ギリギリの修羅場でどのような采配を見せるかも未知数の部分がある。2006年の初昇格以来、J1・2年目に降格を強いられているというネガティブなジンクスもあるだけに気になるところだ。
㈫に入るかどうかは微妙だが、93年Jリーグ発足時から参戦しているクラブの清水エスパルス、横浜F・マリノスは今季の動向が不安視される。清水は昨季もギリギリのところでJ1残留を果たしたものの、今季も開幕前のチーム完成度はそこまで高くない模様だ。最終ラインは三浦弦太、ヤコヴィッチ、平岡康裕、犬飼智也の高さのある4枚が並び、ベテランの本田拓也が中盤でチーム全体をコントロールする形だが、新加入のFWウタカとデュークがどこまでフィットするかは未知数の部分が多い。彼らと大前元紀ら日本人アタッカー陣との連携構築が残留の条件になってくる。横浜も現時点では中村俊輔を筆頭に攻撃陣にケガ人が多く、昨季同様、ゴール欠乏症に悩みそうな雲行きだ。クラブはテコ入れを図るため、U−21ブラジル代表のアデミウソンを緊急補強し、得点力アップを目指しているが、彼もすぐに日本のサッカーに適応できるとも限らない。一昨年のガンバ大阪、昨季のセレッソ大阪のような大物枠に横浜が入ってしまったら、日本サッカー界にとっての損失は大きい。フランス人のエリク・モンバエルツ監督には高い手腕を見せてほしいものだ。
その他のクラブが予期せぬ低迷に苦しむことも十分あり得る。まずは7日の開幕戦に注目したい。
2015年03月10日
みんなが気になる移籍金の裏についてC
――そうでもしないと推定年俸6億円とも言われるフォルランを日本のクラブが獲得できません。
【検証】移籍金ビジネス。代理人に聞く、Jクラブが選手の“売って”儲ける方法
広島サポーターの訴えは叶わず、日本代表GK西川は契約満了に伴いフリーで浦和レッズに移籍することとなった【写真:工藤明日香 / フットボールチャンネル】
「親会社がついているのだから、昔からそういうことはやるべきだと思っていましたし、実際にやっていたクラブもありました。例えば、三菱自動車が昔からベッケンバウアーと契約をしていて、その流れでレッズはドイツ人を獲っていましたよね。
何か単体で、このクラブだけで、というのは難しい。お金を発生させるために何をするかということをもう少し考えないと。変な話ですが選手はファンドなんです。外国人選手は特に。
(資金集めは)一般募集でもいいくらいですよ。私がまだ広告屋だった27、28年前、日経新聞を見ていたらドイツのチームはそういうことをもうやっていました。
自分のところに選手を入れるために会員にお金を出してもらって選手をファンド化して獲得、売却していくということをやっている記事が当時ありました。弱いチームの話ですが、弱いからこそやるんですよね」
――稲川さんが連れてくるブラジル人選手は、Jクラブがエコノミック・ライツを100%買い取らないケースが多いのですか?
「私が日本のクラブに言っているのは、『100%で買うのは馬鹿らしいよね』ということ。どうせ売るんですから、『60、70%でもいいのでは?』と。
100%でしか売らないというクラブもありますが、そこは交渉次第と言いますか、ケースバイケースで、無駄なお金を使う必要はありません。日本のクラブにとってはいい話のはずです。
尚且つ、パーセンテージを向こうに残しておくと、それがモチベーションになって向こうもセールスしてくれるんですよ。(営業の)幅は広がった方がいいですよね」
――それを日本人選手でやろうとすると難しい。
「コンサバティブ(保守的)な話が出てきますよね。なぜ外国人選手はモノとしか見ていないのに、日本人になると違ってしまうのか。間違えてはいけないことは、最終的には選手が金持ちになっている。日本人くらいですよ、給料ダウンを受け入れてでも欧州に行こうとするのは。
お金がもらえるから行くというのが大前提ですよね。コケても自分の人生、自分の判断ですからそれが悪いとは思わないです。日本は南米と違ってサッカーがダメになったからといって本当に仕事がなくなる国ではないので。
ただ、『本来はそうじゃないの?』と言っているだけです。金持ちを目指していいと思いますよ。本当はプロをやっている間に一生分稼ぐのがプロだと思います。そうでないと夢がないですから。
夢というのはそういうことだと思います。だから、マンションを買った、頑張ってもう一軒買ったくらいが関の山のJリーグの選手は迫力がないですよね」
国内のサッカー市場がシュリンク(縮小)傾向にある上に、なかなか移籍金ビジネスで儲けるまでには至っていないJリーグだが、今回稲川氏が説明してくれた選手のエコノミック・ライツ(経済権)の概念とそのパーセンテージ分配は非常に興味深いスキームだ。
最近では東京ヴェルディの中島翔哉、吉野恭平といった有望な若手選手がそれぞれFC東京、広島に買われ、中島は富山に期限付き移籍、吉野も期限付きの形で東京Vに残留した。
稲川氏は「経済権が動いただけで、単純に有望な若手を青田買いしておこうという普通の話」と説明するが、ブラジル人選手のみならず日本人選手を対象にしてこのような移籍事例も出てきており、すでに欧州や南米で盛んに行われている経済権に対する投資やファンドマネーの活用も今後は現実味を帯びてきそうだ。
【検証】移籍金ビジネス。代理人に聞く、Jクラブが選手の“売って”儲ける方法
広島サポーターの訴えは叶わず、日本代表GK西川は契約満了に伴いフリーで浦和レッズに移籍することとなった【写真:工藤明日香 / フットボールチャンネル】
「親会社がついているのだから、昔からそういうことはやるべきだと思っていましたし、実際にやっていたクラブもありました。例えば、三菱自動車が昔からベッケンバウアーと契約をしていて、その流れでレッズはドイツ人を獲っていましたよね。
何か単体で、このクラブだけで、というのは難しい。お金を発生させるために何をするかということをもう少し考えないと。変な話ですが選手はファンドなんです。外国人選手は特に。
(資金集めは)一般募集でもいいくらいですよ。私がまだ広告屋だった27、28年前、日経新聞を見ていたらドイツのチームはそういうことをもうやっていました。
自分のところに選手を入れるために会員にお金を出してもらって選手をファンド化して獲得、売却していくということをやっている記事が当時ありました。弱いチームの話ですが、弱いからこそやるんですよね」
――稲川さんが連れてくるブラジル人選手は、Jクラブがエコノミック・ライツを100%買い取らないケースが多いのですか?
「私が日本のクラブに言っているのは、『100%で買うのは馬鹿らしいよね』ということ。どうせ売るんですから、『60、70%でもいいのでは?』と。
100%でしか売らないというクラブもありますが、そこは交渉次第と言いますか、ケースバイケースで、無駄なお金を使う必要はありません。日本のクラブにとってはいい話のはずです。
尚且つ、パーセンテージを向こうに残しておくと、それがモチベーションになって向こうもセールスしてくれるんですよ。(営業の)幅は広がった方がいいですよね」
――それを日本人選手でやろうとすると難しい。
「コンサバティブ(保守的)な話が出てきますよね。なぜ外国人選手はモノとしか見ていないのに、日本人になると違ってしまうのか。間違えてはいけないことは、最終的には選手が金持ちになっている。日本人くらいですよ、給料ダウンを受け入れてでも欧州に行こうとするのは。
お金がもらえるから行くというのが大前提ですよね。コケても自分の人生、自分の判断ですからそれが悪いとは思わないです。日本は南米と違ってサッカーがダメになったからといって本当に仕事がなくなる国ではないので。
ただ、『本来はそうじゃないの?』と言っているだけです。金持ちを目指していいと思いますよ。本当はプロをやっている間に一生分稼ぐのがプロだと思います。そうでないと夢がないですから。
夢というのはそういうことだと思います。だから、マンションを買った、頑張ってもう一軒買ったくらいが関の山のJリーグの選手は迫力がないですよね」
国内のサッカー市場がシュリンク(縮小)傾向にある上に、なかなか移籍金ビジネスで儲けるまでには至っていないJリーグだが、今回稲川氏が説明してくれた選手のエコノミック・ライツ(経済権)の概念とそのパーセンテージ分配は非常に興味深いスキームだ。
最近では東京ヴェルディの中島翔哉、吉野恭平といった有望な若手選手がそれぞれFC東京、広島に買われ、中島は富山に期限付き移籍、吉野も期限付きの形で東京Vに残留した。
稲川氏は「経済権が動いただけで、単純に有望な若手を青田買いしておこうという普通の話」と説明するが、ブラジル人選手のみならず日本人選手を対象にしてこのような移籍事例も出てきており、すでに欧州や南米で盛んに行われている経済権に対する投資やファンドマネーの活用も今後は現実味を帯びてきそうだ。
2015年03月06日
みんなが気になる移籍金の裏についてB
フォルランのC大阪加入に肖像権ビジネスが絡んでいる可能性も
――選手のエコノミック・ライツを切り売りする南米的手法ですね?
「欧州にもありますよ。今、広州恒大にいるエウケソンというブラジル人FWは柏がずっとオファーを出していた選手です。獲得競争時にユベントスとセリエAの下位チームが合同で彼を獲りに来ていました。
要するに、ユベントスが移籍金の半分を出すということです。名前は忘れましたがその下位チームが主導で獲得して、セリエAで使って活躍したときには、ユベントスがその選手を優先的に獲得できるようになるということです。
欧州ではそういう獲り方をしているところが多いですよ。エコノミック・ライツについてはFIFAでも定義付けがされましたので、やってもいいわけです。ネイマールの移籍が典型例ですね」
――この手法は、今後日本でも主流になりそうですか?
「誰がやり始めるかでしょう。例えば、(選手が)自分の会社を作り、その会社とクラブの間で肖像権料を折半するというのはありえる話です。これは選手からすれば節税対策になります。クラブとしても、給料を上げない代わりにこれで払う(肖像権料を譲る)ということが一つあると思います。
別に外国人に限らなくても、(クラブが行う取引としては)全く問題ありません。それ自体もFIFAで定義されているのでやって良いことです。
日本の場合、強化部に強化予算というものが与えられていて、それだけでやろうとしますが、もしかすると肖像権や経済権は事業部の話でもあるかもしれません。
これは推測ですが、フォルランも基本的にヤンマーのコマーシャルが半分入っていると思います。東南アジア市場の中での広告の権利であるイメージ・ライツ(肖像権)を獲った上で、ヤンマーが半分くらい出しているのではないかと私は見ています」
――選手のエコノミック・ライツを切り売りする南米的手法ですね?
「欧州にもありますよ。今、広州恒大にいるエウケソンというブラジル人FWは柏がずっとオファーを出していた選手です。獲得競争時にユベントスとセリエAの下位チームが合同で彼を獲りに来ていました。
要するに、ユベントスが移籍金の半分を出すということです。名前は忘れましたがその下位チームが主導で獲得して、セリエAで使って活躍したときには、ユベントスがその選手を優先的に獲得できるようになるということです。
欧州ではそういう獲り方をしているところが多いですよ。エコノミック・ライツについてはFIFAでも定義付けがされましたので、やってもいいわけです。ネイマールの移籍が典型例ですね」
――この手法は、今後日本でも主流になりそうですか?
「誰がやり始めるかでしょう。例えば、(選手が)自分の会社を作り、その会社とクラブの間で肖像権料を折半するというのはありえる話です。これは選手からすれば節税対策になります。クラブとしても、給料を上げない代わりにこれで払う(肖像権料を譲る)ということが一つあると思います。
別に外国人に限らなくても、(クラブが行う取引としては)全く問題ありません。それ自体もFIFAで定義されているのでやって良いことです。
日本の場合、強化部に強化予算というものが与えられていて、それだけでやろうとしますが、もしかすると肖像権や経済権は事業部の話でもあるかもしれません。
これは推測ですが、フォルランも基本的にヤンマーのコマーシャルが半分入っていると思います。東南アジア市場の中での広告の権利であるイメージ・ライツ(肖像権)を獲った上で、ヤンマーが半分くらい出しているのではないかと私は見ています」
2015年03月03日
みんな気になる移籍金の裏についてA
――やはり、Jクラブにとってアンダーマネーはダーティー過ぎますか?
「そう思います。外国人は顕著ですが、ブラジル人はフリーと言っていても実際にはそこに肖像権を発生させたり、エコノミック・ライツ(経済権:選手の移籍に際して発生する移籍金を獲得する権利)を発生させたり、色々な手を打ってきます。
日本が綺麗過ぎると言いますか、『そういうことをやる選手は要らない』と言われてしまえばそれまでになってしまいますから」
――ただ、ブラジル人選手についてはJクラブも積極的に売買しています。
【検証】移籍金ビジネス。代理人に聞く、Jクラブが選手の“売って”儲ける方法
経済権が切り売りされているとされるネイマール。日本にこうした形式は馴染むのか【写真:Kaz Photography】
「その数は増えています。私のところで言うと、SC相模原から横浜F・マリノスに行ったファビオがそうです。彼の移籍金と3年分の年俸を合わせても1億いきません。
マリノスクラスのチームがセンターバックを獲ろうと思った時、1年で1億くらいはかかります。それが3年で1億ですから。マリノスにとってはスーパーリーズナブルで、SC相模原にもお金が入った。
また、徳島がドウグラスを買い取りましたが、買い方というものもあって、要するに徳島がフェデラティブ・ライツ(選手を各サッカー協会へ選手登録する権利)とは別にエコノミック・ライツ(経済権)の51%を買った。
今までは経済権を100%買うことが当たり前でした。ですが、(経済権を持っていたトンベンセFCからすれば)ドウグラスの経済権を51%だけ売ってもすでに元手が取れてしまうので、100%売る必要が無いんです。
現在は、移籍先から次の移籍先への移籍の時にも金が入ってくるような形式が取られるようになってきていて、元の所属先も徳島もお互いWIN-WINになれる可能性があります。
経済権は51%しか持っていないとはいえ、選手を動かす主導権は徳島が持っていいということになっています。このようなケースがこれからのやり方になると思います。誰が100%買わなくてはいけないと決めたのかという話ですから」
「そう思います。外国人は顕著ですが、ブラジル人はフリーと言っていても実際にはそこに肖像権を発生させたり、エコノミック・ライツ(経済権:選手の移籍に際して発生する移籍金を獲得する権利)を発生させたり、色々な手を打ってきます。
日本が綺麗過ぎると言いますか、『そういうことをやる選手は要らない』と言われてしまえばそれまでになってしまいますから」
――ただ、ブラジル人選手についてはJクラブも積極的に売買しています。
【検証】移籍金ビジネス。代理人に聞く、Jクラブが選手の“売って”儲ける方法
経済権が切り売りされているとされるネイマール。日本にこうした形式は馴染むのか【写真:Kaz Photography】
「その数は増えています。私のところで言うと、SC相模原から横浜F・マリノスに行ったファビオがそうです。彼の移籍金と3年分の年俸を合わせても1億いきません。
マリノスクラスのチームがセンターバックを獲ろうと思った時、1年で1億くらいはかかります。それが3年で1億ですから。マリノスにとってはスーパーリーズナブルで、SC相模原にもお金が入った。
また、徳島がドウグラスを買い取りましたが、買い方というものもあって、要するに徳島がフェデラティブ・ライツ(選手を各サッカー協会へ選手登録する権利)とは別にエコノミック・ライツ(経済権)の51%を買った。
今までは経済権を100%買うことが当たり前でした。ですが、(経済権を持っていたトンベンセFCからすれば)ドウグラスの経済権を51%だけ売ってもすでに元手が取れてしまうので、100%売る必要が無いんです。
現在は、移籍先から次の移籍先への移籍の時にも金が入ってくるような形式が取られるようになってきていて、元の所属先も徳島もお互いWIN-WINになれる可能性があります。
経済権は51%しか持っていないとはいえ、選手を動かす主導権は徳島が持っていいということになっています。このようなケースがこれからのやり方になると思います。誰が100%買わなくてはいけないと決めたのかという話ですから」